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こじらせアラフォーのいろいろやり直したい日記(旧:毎日千字)

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みんなが青春時代に悩んでいたようなことを、いまだにこねくり回し続けているアラフォーが、楽しくなったり悲しくなったり考えすぎててよくわからなくなったりしたことをとりとめもなく書き留… もっと読む
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#本

2/3 映画だけじゃなくて本も見てほしい

スラムダンクの映画、公開初日に観て、最近のわたしの中では一番じゃないかと思うくらい気持ちが動いて、会う人会う人に「観た!? 観てない!? そもそもマンガは読んだ人? マンガ版は好きなのね、それなら映画も観に行って! 円盤待ちとかしてないで、絶対映画館で観た方がいい!」と布教活動をしている。公開から2か月経つのに、まだ全然余裕で話題にしている。とはいえ、わたしがわざわざ布教活動をしなくても、マンガや

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10/22 本の思わぬ相乗効果

 季節の変わり目のせいか、ここ最近ずっと頭皮が乾燥して荒れて、頭皮というかかさぶたみたいなのが剥けるひどい状態になっていた。それが、昨日ヘアサロンに行って、担当の美容師さんが地肌の状態を見て「お疲れなんですかね」と、血行のよくなるシャンプーを使って髪を洗ってくれたりヘッドマッサージしてくれたり地肌の鎮静効果があるというトリートメントを使ってくれたり仕上げに頭の付け根から肩回りをマッサージしてくれた

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9/13 読みたいときが読みどき

 暑さが大分なりをひそめて過ごしやすくなった、と都会の街を半日ぐるぐる歩き回ったら、翌日の今日、見事にのどが痛い。多分風邪をどこかでもらってきてしまったのだと思う。まだのどが痛いだけだけれど、これから悪くなっていくんだろうな、という予感がする。ひきこもっているせいか、たまに人ごみに混ざると、風邪をもらってくる率が高いなと感じるここ数か月。やっぱり、ひきこもっていると免疫力が低下するのだろうか。前回

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8/8 歌詞はまっすぐなラブレター

 あゆ、こと浜崎あゆみの過去の恋愛が暴露されているとして話題の『M 愛すべき人がいて』(小松成美著)を読んだ。

 わたしが一番あゆの曲を聴いていた1998-1999年、ちょうどその頃のことが書いてあった。あの頃のあゆの曲、好きな曲がいくつかあるのだけれど、それらは全部、あゆが愛する人に向けて書いた、ひたすらにまっすぐなラブレターだった。その頃のふたりの物語を知ると、歌詞は、もうなんというか感情も

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8/6 蜜蜂と遠雷

 今日に日付が変わって数時間経った深夜、遅ればせながら『蜜蜂と遠雷』(恩田陸著)を読み終わった。

 『蜜蜂と遠雷』、直木賞にノミネートされたときからピアノものだと知って興味を持っていたのに、直木賞を獲って、さらには本屋大賞まで獲って、おもしろさは保証付きになっているのに、ハードカバーの厚み(500ページ超)に怯んで後回しにしていたら、そのうちにもう上下分冊の文庫がでてしまって、なんなら映画化も決

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2/19 自分の内側を外に出す

 自分の中で大部分を占めていて、ぐるぐる渦を巻いている気持ちや考えこそが外に出したいものなのに、いざそれを出そうとすると、絡まり過ぎちゃっているせいか、うまく出せないでいる。無理やりにでも外に出そうとすると、自己弁護やら言い訳やらでどんどんコーディングしてしまって、またそのコーディングの厚みがすごくて、『元々、なんだったっけ?』という代物ができあがる。人にも見せたくないし、自分でも見たくない、醜い

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1/16 理想のおばあちゃん像

 『きれいなシワの作り方』(村田沙耶香著)という本を読んだ。産む産まない問題や、アラサー女性の『ちょうどいい』『アラサー女性らしい』振る舞い方とは?問題など、アラサー(というか、30代)女性の心や体、考え方なんかについてありのままを綴られたエッセイ。全編通して同意の嵐で、「わかる〜!」とか「そうなんだよ!」とか、誰もいない部屋でひとり相槌を打ちながら読み進めた。おもしろかった。

 『殺人出産』や

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11/13 本に手をさしのべられる

■昨日の続き。
『コンビニ人間』(村田紗耶香著)を読んで、主人公と自分を照らし合わせて、自分で自分の社会不適合者なところにスポットライトを当てて、「わたしはなんてダメ人間なんだ……あうぁ」と、メンタルどつぼに落ちてしまった、その後。
■『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(花田菜々子著)を手に取った。
内容は、タイトルそのまま。ヴィレヴァンの店長

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11/12 本に突き落とされる

■本を読むとき、自分の気力・体力の充実度合によって、ちょうどよい内容やレベルの本、というのがあって、自分と本がばっちりハマると、それこそはぐれメタルを倒したくらいのレベルアップを感じることがある。逆に、本自体はとても素晴らしいのだけれど、「今読んじゃダメな本だったー!」という、そのときの自分の状況のせいで、打ちのめされて瀕死のダメージを負ってしまうような読書体験も、ときどき、ある。ただ、「なんでこ

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