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こういう私が私なんだと腑に落ちる事①~自己承認~



自分の内側に、静かな情熱を感じた後日、アドレナリンが分泌していたのか、今までで1番効率よく仕事が出来て、無理なく予定以上の仕事をする事が出来ました。同僚と労い合って、嬉しさと達成感を共有しながら帰りました。
ただ、その後日は、仕事内容や、場の状況によって、そのような成果は出ず。残念に感じる日々でした。
モチベーションを常に一定に保つとか、いつも同じように成果を出す事はやはり難しい、現実は甘くない、とも実感する日々でした。
帰宅しながら、そう、これが日常なんだ。と思いました。
職場から求められる仕事の速度、仕事量が、出来る日もあれば、出来ない日もある。
人生晴れたり曇ったり、いろんな日がある、と。
その日の調子や結果に一喜一憂しないでやらないとな、と、冷静に思いました。気持ちの落ち込みはありませんでした。


ただ、自分の仕事の仕方について、考えました。
私はたぶん、自分の気質・特性故に、細かい事が気になってしまう。と。
仕事にまだ慣れなかった頃に、何回か上司に、細かく考え過ぎないで、と言われた事がありました。
考える要素がない時は、何も考えず、無心に仕事しています。集中してとても心地よく感じます。
でも、何か疑問や迷いが生じた場合は、すぐに聞いて解消出来ないと、考えてしまう。
私的には大事だと思う事、私なりの考える理由が発生してしまうので、その事を考えて迷いながらの動きになる。そうすると時間が掛かってしまう。  
それをプラスの視点で見ると、その細やかさ、細かく気づき、考えて仕事をするところはとても丁寧な事だと思えました。
ただ、丁寧さが求められる時はそれが活きても、
スピードが求められる時は、それはプラスにはなりにくい。


つまり、私の特性は、他の人よりも細かい事に気づいて、気にして考えてしまう事で、長所でもあるし、短所でもあると。納得しました。
私は、そういう自分なんだなと、自分がよくわかりました。
1人でとぼとぼと職場から駐車場までの道のりを歩きながら、
こんなに、こんなふうに細かく考えてしまう私って、...変わってるのかな... ...と思いました。私のnoteの記事も...細かいもんね...。
今さらかな... ...。
今さらだけど... ...、変わってるよね... ...変わってる...。私.......、きっと... ...すごく... ...変わってる... ...と。
少し気持ちが落ち込んで、ふぅ...と小さくため息をつき涙ぐみました。


その次の瞬間、
... ...だけど、しょうがないよね... ...こんな私が私なんだもの... ...と。そう思いました。
はっ... ...として、立ち止まりました。
そう... ...、こういう私が、私なんだ。
ストンと、スポンと、腑に落ちました。
こういう私が、私なんだ.........!
私が私の事を認めていました。


以前は、落ち込んだ後、どんどんマイナス思考になっていましたが、この時はそれ以上に落ち込んでは行かず、そのままの私を認めてる私が居ました。
この私が、ありのままの私。中庸の私。
誰かと同じではなく、誰とも異なってる、... ...変わってるかも... ...と思ってしまう、こういう特性、個性ある私が私。私らしさ。
これが、私なんだ。これでいいんだ ! と。
気持ちが パッ... ! と、楽に、明るく、軽く、嬉しくなりました。

私が自分自身で私のそのままを、ありのままを認める事が出来た時でした。
自分の事を、卑下でもなく、不足感でもなく、自分を差別してでもなくて、自分は本来もともとこうなんだ、とニュートラルに捉えられた時でした。
きっとこれが、自己承認。と言うのかもしれないと思いました。
自分の、変わらないところ、変えられないところ。気になると、細かく考えてしまうところ。これが私。
きっとここが、私にとってのニュートラル。
私はこれでいい、これがいい。ここが、私の気持ち、私の感覚のベース。
私という境界線が見えた気がしました。
ようやく自分がわかった、腑に落ちた、そんな気がしました。私は、本心で、嬉しかったです。


孤独感が腑に落ちて、まわりとの境界線が見えて繋がりが輝いて見えた時と同じように。
人と繋がり関わりながらも、人はそもそも孤独なんだとニュートラルに感じ、そう感じた事で自分以外の誰かとの繋がりが貴重で有り難く大切な事なんだと思えたように。
そもそも出来ない事がある自分が自分なんだ、と腑に落ちたら、自分の境界線が見えて、それがだんだん色濃くなっていき、自分はこれでいいんだと。
この自分が本来の自分なんだと。思いました。
ずっと、自分という存在  がわからずに育ち、自分という存在  が曖昧な私でした。
初めて、確立した自分、を感じる事が出来て、承認して肯定出来た気がしました。
今までももう何度も、ありのままの自分、そのままの自分と、言い続けて来ました。
気づきの度に思いますが、今までもわかっていたと思っていた事が、また、より深く、腑に落ちてわかったと思いました。





②に続きます。
お読み頂き、ありがとうございました。








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