![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47954966/rectangle_large_type_2_7fb01f1548d1f17a8db83a9deedf2a65.png?width=800)
【副代表のコミュニケーション術】返報性の規範 親密になる第一歩はこちらのお願いを聞いてもらうこと
こんばんは、経営者のこうたです。
今回は頻繁に登場する、弊社副代表のトーク術をお試しで投稿することにいたしました。
反響があれば継続していきたいと思います。
副代表の簡単な自己紹介
カリフォルニアの大学卒の営業マン・YOUTOO。
高校でニュージーランドに留学し、大学でカルフォルニアへ。
そこでコミュニケーションランゲージを専攻した。
相手のお願いをNOと言えない人。
手間のかかるお願いを人に言えない人。
コミュニケーションをとるきっかけすら掴めない人。
こんな人にぜひ参考にしてほしい内容です。
○対象
異性と同性、または同僚。
立場上、明確な上下関係のない間柄。
○最初の目的
罪悪感を植え付けるために、小さなお願いを聞き続ける。
○ゴール
こちらが主導で、相手の時間や労力を割かせるお願いを聞いてもらう。
1.奴隷にならないこと
今回は、同性相手のコミュニケーション。
異性相手の恋愛コミュニケーション。
職場での対等相手とのコミュニケーション。
つまり、立場上、明確な上下関係のない間柄。
この3パターンのコミュニケーション術として活用可能です。
仲良くなるためには、まずは自分から歩み寄って心を開かせることが重要だと、私も何度もお伝えしてきました。
これらの内容を、もっと万人に共通できるように特化したものが今回の記事です。
異性を例に考えると思い当たる人が多いかもしれませんが、ありがちなものとして、相手の言うことを聞きすぎて自分が奴隷化してしまうことです。
最終的なゴールはこちらがマウントを取ることであり、対等よりも自分が下がらないこと。
あくまでも攻めの姿勢です。
これを意識してこの先を読んでください。
2.まずは表向き奴隷になる
自己開示の記事でも紹介していますが、まずはこちらから歩み寄らなければ始まりません。
あなたによほどの肩書きや、よほどの価値があるのであれば不要です。
しかし、基本的には無価値の状態で相手は認識しているはずですから、こちらからあなたの価値を提示してあげる必要があります。
⑴最初の価値は、何でも言うことを聞いてくれる便利な人
表向きは親切に歩み寄り、相手にとって接しやすい便利な人であると思わせます。
しかしその実、こちらのスタンスとしては、相手のためにお願いを聞いて『あげている』ということ。
つまり、こちらは仲良くするために優しくしているように見えて、裏では仕方がないからと上からやってあげていることが重要。
やってあげているのだから、それがどれだけの労力だったのか、負担だったのかをアピールする必要があります。
ただし、このアピールを勘違いしてはなりません。
⑵かっこつけすぎないこと
ご飯を奢る時、何かをしてあげた時。
コミュニケーションが苦手な人、または恋愛に奥手な人は、「本当にたいしたことなかったよ」という態度を貫いていませんか?
それだと単なる日常の一コマとして認識され、あなたに何かをやってもらったという記憶が残りません。
相手が家に帰ってあなたとのやりとりを思い返した時、「そういえばあれやってくれたな」と思ってもらう必要があるのです。
かっこつけてたいしたことないアピールをすると、その記憶すら残らないので、「何もなかったな」で終わってしまいます。
例①
「大変だった?」と聞かれた場合。
接客や営業でも重宝されるイエスバット(Yes But)法を使います。
「うん。でも慣れているから大丈夫よ」
例②
「ありがとう」
「どういたしまして」
中身には触れず、あなたがどう思っているのかを相手に想像させます。
どちらにしても、そのお願いによってマイナスの感情を持たれたと思われないように、表情や声色は明るくしましょう。
3.罪悪感を持ってもらう
仕事だと想像がしやすいかもしれません。
先輩やクライアントに、こちらの小さなお願いを何度も聞いてもらうと、「なんか申し訳ないな」「こちらも何かしてあげたいな」と思うことはありませんか?
小さなお願い自体は本当に大したことがなくても、小さな手間を毎回与えていると考えると、それなりの罪悪感が生まれます。
これは好意の返報性なのではなく、『返報性の規範』と呼ばれるものです。
好意を受けたから、好意を持って好意を返そうとするのではなく、○○をしてもらったから自分も何かをしてあげないと申し訳ないと、自責感を持たせる心理テクニックです。
好意の返報性よりも強制感が強いイメージですね。
これを何回か繰り返すと、相手の反応が変わっていきます。
「"いつも”ありがとね」
「毎度お手数おかけします」
普段からお願いばかりしていると、相手もそれを認識するようになり、言葉に表れます。
ここまできたら次のステップです。
4.まずは小さなお願いから
簡単なのは、自販機やコンビニでついでに買ってきてもらうこと。
「コンビニ行くついでに俺のも買ってきて」
「トイレ行く間、荷物持ってて」
「ちょっと場所とってて」
など、手間にもならないお願いです。
コミュニケーションをとるのが苦手な人は、これすらやれていないと思います。
全部自分でやれることですが、そこをあえてやってらもうのです。
そして相手のリアクションを見ます。
すんなり受けてもらえればいいですが、少し間が空いたり、抵抗感を感じていそうだったら早い段階だったということ。
5.大きなお願いに変えていく
異性であれば、食事に誘う、デートに誘う。
同僚であれば、仕事を一部お願いする、残業を変わってもらう。
相手に大きな時間や労力を割いてもらうお願いです。
ここまでいければ、あなたに対する抵抗感は解消されたと言えるし、親密度も他人から知人以上に昇格したと言えます。
6.自ら人を巻き込めない人にこそ使って欲しい技術
同僚にもお願いができず、自分を犠牲にしてしまう人。
異性に対してお願いができず、遠慮してしまう人。
そもそもコミュニケーションのとり方が分からない人。
自分の中での心理的ハードルを下げ、相手に受け入れやすくしてらもらうのが今回のテーマです。
元々積極的な人がこれを利用すれば、多くの人にややマウントをとれることにも繋がります。
コミュニケーションのきっかけ作りや対等になれなくて悩んでいる人は、ぜひ試してみてください。
副代表の他の記事はこちらへ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?