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雑感

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生活の中で気がついたこと、とどめておきたい事など、備忘録的な綴りをあつめた内容。
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卵のガイドができて、ガイドのたまご

卵のガイドができて、ガイドのたまご

 前回のnoteで以前、セミナーやイベントでお話ししたガイドにおける「卵」の存在の重要性についてお伝えしました
今回はその続編というか、前回言及できなかったことをお伝えして完結させたいと思います

例えば、何の前置きなしに水中で、いきなりスレートに画像のキャプションを書かれて理解のできる人って何人くらいいるのでしょうか
研究者や専門家、ガイドを生業にしている人や相当生態(変態ともいう)ダイビングに

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第一回 ガイド会ライブ in 大阪

第一回 ガイド会ライブ in 大阪

 6/1、2で大阪のハナミズキホールでブルーオーシャンフェスKANSAI2024が開催されました
 その模様は先送りして、備忘録としてガイド会の新たな歴史の1ページとなるガイド会ライブの模様をお伝えいたします
 私が立ち上げから所属している「ガイド会」は、日本人の水中における水先案内人(海のシェルパ)の集団です そのエリアは国内だけにとどまりません あまり多くを語るとボロが出そうになるので(笑)あ

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答辞(私の子どもの話です)

答辞(私の子どもの話です)

 先日、私は所用で出席できませんでしたが、息子の卒業式がありました。

答辞

週末には節分を迎え、暦の上では春に季節を移します。
 先生ならびに職員のみなさま、在校生のみなさん、本日は私たちのために、このような盛大な卒業式を挙行していただき、誠にありがとうございます。
 そしてお忙しい中、ご出席いただきましたご来賓の皆さま、保護者の方々に卒業生一同、心よりお礼を申し上げます。
 本日、私たち第6

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おつきさま

おつきさま

今年は、晴天の満月に恵まれた年でした。
明日から師走になり、11月と同じ27日に令和5年最後の満月を迎えます。
この満月に大きな違いがあるとすれば、今月は18:16が真満月だったので、真円の満月を撮影することができたのですが、小雨混じりの天気でその時間に月を見ることは叶いませんでした。12月は真円が9:33なので、早朝の月入りを狙う方が真満月により近い撮影ができそうです。
トップの画像は、11/2

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真満月をねらう

真満月をねらう

 年に何度か「真満月」を狙える機会があります。今回の中秋の名月は、18:58がそのタイミングなので、月出のタイミングでゲットできることが分かっていました。しかし、前日の予報では「雲が多い」との話。
 自然が相手なので、ダメな時はダメなのですが、時として「準備が偶然を創出する」ことがあるので、ダメもとで窓際に三脚をセットしました。
トップの画像は、当日の朝に保険で撮影しておいたもので、前回あげた画像

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満月と重なる中秋の名月

満月と重なる中秋の名月

 明日、中秋の名月を迎えます。ならば、何故?イブに月出の画像をアップするかと言えば、もしかすると明日は、時間帯によっては満月を愛でることができないかも知れないお天気だと聞いたからです。
 秋は(全然秋っぽく無い気温ですが)「女心と秋の空」(現在に至っては、女性蔑視と言われそうな発言ですが)と言われるように、秋雨前線の影響で不安定な天気が予測される時期です。
 今日は、南西の風がバンバンに吹いて、雲

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スーパーブルームーン

スーパーブルームーン

8月の最終日は、月に2度満月があるブルームーンに加え、年に何度かある月が地球に接近することで大きく見えるスーパームーンが重なると言うことで、割とムーンゲイザーの中では話題になっていました。
表紙の画像は、8/31の深夜というよりは朝陽の影響を受ける前のものです。

そのときの条件にもよりますが、満月は昇って来る時には夕陽の影響で赤く見え、沈んでゆく時は朝陽の影響で色づいて見えることが多いのです。

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第74回 清水みなと祭り 海上花火大会

第74回 清水みなと祭り 海上花火大会

先日、8/6(日)に祭りのファイナルを飾る海上花火大会が行われました。

 予報では、不運としか思えないようなタイミングで雨雲が会場周辺を覆っていたので、「こりゃダメかもなぁ〜」と思いながら、研究室の窓から天気をうかがいながら、仕事をしていました。

 撮影場所のロケハンも済ませ、カメラも三脚もスタンバイ状態でしたが、あまりにも悲観的な状況だったので、仕事に集中してしまい花火の音がするまで開始の時

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指標軸を作るために同じ場所に潜ること

指標軸を作るために同じ場所に潜ること

 私が普段から潜水している三保真崎は、面白いと感じる生物や生態が簡単に観察できる便利な場所です。この場所で潜水という手法を用いて観察や記録を行なっている研究者が今のところ私だけなので、これから研究者の数や観察の機会が増えることで、これまでにザルやアミに引っ掛からなかった生物や生態が明らかになるのでは?と思っております。
 ところが、この場所を縦横無尽に潜水し、ある種の使命感を持って研究に取り組める

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時間という列車

時間という列車

 車を運転していて、よく思うことがあります。

この信号に引っ掛からずに、青で行けていれば、1本前の列車に乗れていたんだろうな。

 ここで言う1本前の列車とは、目的地に早く着くという比喩として用いているだけのことです。

 これは、警笛が鳴り始めた踏切や渡りたいという意志のある歩行者がいる横断歩道でも同じように思います。

 明らかに制限速度よりも遅く、無意味な安全運転をしている車の後ろについて

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桜海老の天日干し

春海老の漁期に富士川の河川敷で行われる「桜海老の天日干し」です。いろいろなタイミングが合わないと富士山を背景に撮影ができないので、フォトジェニックな日は多くのカメラマンが押し寄せます。

東海大学自然史・海洋科学博物館

東海大学自然史・海洋科学博物館

 それでは、次に自然史博物館の展示を見てゆきましょう。前段でもお話をしましたが、ここは元々「人体博物館」だった建物です。なので、ここが自然史の展示を持ってきてリニューアルオープンすることには、一抹の不安がありました。展示物のレイアウトやコンセプトは、かなり緻密に考えて建物自体の設計にも関与しますので、あれをどうやったら詰め込めるのだろうか?と不思議に思っていました。リニューアルオープンして、しばら

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東海大学海洋科学・自然史博物館

東海大学海洋科学・自然史博物館

 私が5歳の時にオープンしました。当時は、この2所に加えて人体博物館がありました。自然史博物館は三保文化ランド内にあり、人体博物館は先日まであった自然史博物館の場所でした。ご記憶のある方は、吹き出すかも知れませんが、この人体博物館の入り口は「くち」が片取られ、入場すると「ゴックン」とS.E.が響きます。自分が体内に取り込まれた状態で、人体の不思議について解説が進むシナリオです。詳細は、記憶が曖昧な

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令和5年 初めての望月

令和5年 初めての望月

 それほど真剣に天体写真を撮影している訳ではありませんが、タイミングが合えば満月の写真を月に一度写している程度です。
 それでも、年末と年始の満月は特別で、天気が良いことを祈りつつ月の出を待ちます。

 比較的、見え始めの月は赤みを帯びていることが多く、1月7日の月もこんな感じの色でした。夕陽の影響だと言われていますが、同じくらいの高さでも、1月6日の月も8日の月もこれほどは赤くありませんでした。

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