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ゆるゆる世界一周旅行記

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世界一周した時のことを書いた旅行記をまとめています。旅行記はすごくゆるゆるです。ゆるしてください。
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#エッセイ

自分は今何がしたいかわからない人へ

自分は今何がしたいかわからない人へ

自分探しをしたことはあるだろうか?

なんだか、恥ずかしい言葉だけど、自分が何者か知りたい願望はみんなにあって、その答えを見つけたい人はたくさんいると思う。

見つけたくない人もいて、見つからない人もいる。

ただ、そこには数学みたいに明確な答えがあるわけでもなく、数学者が解法を示すように、あなたはこういう人だよとは、誰も教えてくれない。

そんなもの、誰かに決められてたまるかという気持ちがある一

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一回でうまくいかなければもう一回やればいいんじゃない?

一回でうまくいかなければもう一回やればいいんじゃない?

髪を切りに行き、思ってたんと違うとなりなんだか人生がいやになった経験はあるだろうか?

人生には、思っていた通りにいかないことがある。だからこそ面白いともいえる。ただ、わかっていてもそんな時はなかなかに絶望してしまう。ワクワクしていたからこそ、何か違う感が否めないときの絶望感は半端ない。

だけどそんな時、もう一度挑戦すればうまくいくこともあるかもしれない。

ベトナムのハノイでそんなことできごと

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タイのアユタヤで夫婦喧嘩をうまく回避したが結局妻がブランカになりかけた話

タイのアユタヤで夫婦喧嘩をうまく回避したが結局妻がブランカになりかけた話

今回は、炎天下のしたの夫婦喧嘩がいかにやってはいけないことかと、妻がブランカになりかけるタイのアユタヤのあるスポットについて書いてみたい。

タイのバンコクからアユタヤに行った。

アユタヤはかつて王朝があった場所で、遺跡がいっぱいあるので自転車を借りてまわった。

最初は、アユタヤに残る多くの遺跡や多くの涅槃像にそれなりに興奮していた。

ただ、アユタヤは暑い。

自転車を漕ぎながら、カンカン照

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イースター島のモアイから、「肩書きの無意味さ」を教わった話

イースター島のモアイから、「肩書きの無意味さ」を教わった話

絶海の孤島に行った。

イースター島のことだ。モアイといえばのイースター島。イースター島といえばのモアイである。

よくよく考えると、モアイがなぜあそこまでの人気と知名度を誇っているのかは謎だ。でも、モアイはなんかいい。

そんなイースター島では、意外にどこにもかしこにもモアイがいるわけではない。いくつかのモアイが見れるスポットがあって、そこまで、レンタカーや自転車、強者は徒歩で行ってモアイを見る

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タイで出会ったお坊さんが、全然LINEを返してくれない話

タイで出会ったお坊さんが、全然LINEを返してくれない話

お坊さんに送ったLINEは既読スルーだった。

タイのバンコクではいろんな仏教施設にいった。

暁の寺という名のワットアルン

三島由紀夫の『暁の寺』に描かれた寺らしい。

それからワットポー

涅槃像がいるところ。

それからワットプラケオ

ここは、僕が短パンだったがために入れず、足を覆い隠すための布を買いに行っている間に閉まっちゃったという「短パン小僧の大ポカ」をやらかしたお寺。だから中は見

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カンボジアの島にいったら大事なあれがなかった話

カンボジアの島にいったら大事なあれがなかった話

カンボジアにも島がある。

あんまり印象にないかもしれないが、有名なのはロン島という島だ。

ただ、ロン島はパーティー島らしく、パリピのことを尊敬しつつも、パーティーでは誰と何を喋っていいかわからなくなり、ウェイウェイがどうしても恥ずかしいちっぽけな僕は、ロン島を第一候補から外した。

だけど、島はもう一つある。それが、ロンサレム島。こちらは、なかなか静かな島らしい。

シアヌークビルという街から

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最後の秘境でTシャツを失くしたら、メロスを逆再生したみたいな話になった

最後の秘境でTシャツを失くしたら、メロスを逆再生したみたいな話になった

最後の秘境でTシャツを失くした。

フィリピンにはエルニドという場所がある。
そこにあるのは、思わずため息がでるようなラグーンと、コバルトブルーの海の青だ。

フィリピン最後の秘境と呼ばれるこの場所で、Tシャツをなくし、罰金を払わされかけた。

その日は、アイランドホッピングツアーに参加した。
アイランドホッピングとは、簡単にいうと島巡りだ。周囲の無人島に行ったり、シュノーケリングができるポイント

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フィリピンに英語留学したら、社交ダンスがうまくなった話

フィリピンに英語留学したら、社交ダンスがうまくなった話

英語学習者に朗報がある。たとえ英語が話せなくても、社交ダンスさえできれば異国の地でもコミュニケーションはとれる。

これは、果たして朗報なのだろうか?

少し疑問は残るが、僕は確かにフィリピンで社交ダンスを上達させ、現地の人と仲良くなった。

そもそも社交ダンスとズンバがうまくなる英語留学に、どれくらいの人が興味があるのかという疑問も残るが、欧米では社交ダンスは大人の嗜みとして必須科目であるとの話

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ボロブドゥール遺跡で女子中学生と一緒に写真を撮って泣いた

ボロブドゥール遺跡で女子中学生と一緒に写真を撮って泣いた

誰かと写真が撮れて嬉しかった経験はありますか?

芸能人?スポーツ選手?

先にいっておくと、僕は変態ではない。断じて誓う。信じてほしい。

ただ、そんな変態でない僕が、女子中学生と一緒に写真が撮れて、久しぶりに泣いた。

「タイタニック」以来泣いてこなかった全米が「アルマゲドン」をみたときくらい泣いた。(それは少し言い過ぎかもしれないが)

事件はボロブドゥール遺跡で起きたボロブドゥール遺跡。

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ゆるゆる旅行記「オーストラリアで初めてairbnbしたら、壇蜜を連想させる彼に出会い、スーパードライエクストラコールドにドキドキさせられた話」

ゆるゆる旅行記「オーストラリアで初めてairbnbしたら、壇蜜を連想させる彼に出会い、スーパードライエクストラコールドにドキドキさせられた話」

世界一周中、オーストラリアのゴールドコーストでairbnbをした。

「格好いい単語だけを並べてみた!」

みたいな文になってしまったけれど、実際にした。

オーストラリア・ゴールドコースト・airbnb

キラキラしすぎている。眩しい。

普段、全くキラキラしていないので、こんなにキラキラした単語が並ぶと、眩しすぎて目をやられてしまう。誰かサングラスをください。あの、モデルがよく頭にかけてるでっ

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今一番会いたい人はインドの片目のおじさんなのだという話

今一番会いたい人はインドの片目のおじさんなのだという話

あなたが今一番会いたい人は誰ですか?家族?恋人?それとも昔付き合っていたあの人?

僕は今、インドで出会った「片目のおじさん」に猛烈に会いたい。

もちろん家族にも会いたいし、仲のいい友達とも会いたい。会いたいをあげればキリがない。

でも、そんな人たちをさしおいて、旅になかなか出られない今、インドで出会った片目のおじさんに会いたい。

片目のおじさんとは、タイに近いインドの島で出会った夫婦で世界

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世界一周中にはじめてできた友達が夢を叶えた話

世界一周中にはじめてできた友達が夢を叶えた話

世界一周中、ぼくたち夫婦にはじめてできた異国の友達はインドネシア人だった。レオという名前の彼は、僕たち夫婦に日本語で夢を語ってくれた。今回はそんなはじめてできた友達と、その友達が叶えた夢の話。

 

世界一周で、僕たち夫婦はインドネシアのジョグジャカルタをおとずれた。ボロブドゥール遺跡という世界三大仏教遺跡の1つを観に行くためだ。

ジョグジャカルタでは、安宿に泊まった。すごく家庭的な雰囲気で、

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秒速で、「夫婦で世界一周」が決まった日の話

秒速で、「夫婦で世界一周」が決まった日の話

 僕の妻は変人だ。これは決して悪口じゃない。妻は自分の変人性を自覚し、自分が変人であることに喜びを感じている。

いきなり、冒頭で妻の変人性を熱く語られて困惑してしまったみなさん、ごめんなさい。でも、大切なことなんです。

 夫婦で世界一周をしたというと、よく聞かれる質問がある。

「どうやって奥さんを説得したんですか?」ってやつ。

これ、僕の答えは何の参考にもならないと思う。なんせ妻が変人だか

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バリ島の食堂がすごくおすすめなので、今すぐバリに行きたいという話

バリ島の食堂がすごくおすすめなので、今すぐバリに行きたいという話

バリ島という場所に半信半疑の人がいるかもしれない。日本人観光客が集う場所。もはやそこには観光地としての顔しかないみたいなイメージをお持ちの方が。

でも、そんな人も、そうじゃなくてバリ大好きだけど?な人もぜひ行って欲しい食堂がある。

それが「ニクマット」というローカルな食堂だ。

ニクマットというと、日本人からすれば何やらとても肉々しい名前だが、ハラル料理のお店である。ハラルとは、簡単にいえばイ

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