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少し真面目な仕事の話

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仕事に役立つかな?って話
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#部下

それは優しさではないぞ

それは優しさではないぞ

優しさに見える厳しさ

厳しさに見える優しさ

大きな失敗をした。
任せて欲しいと懇願され、任せた仕事で凡ミス。

さて、上司としてどう部下と向き合うか。

もちろんシチュエーションにも、部下の性質にも、ミスが引き起こす損害にもよる。

厳しく叱りつけ、落ち込ませ、発奮させるのか。

優しく言い聞かせ、慰め、反省を促すのか。

優しさに見せかけた無責任さというものもある。

優しく慰め、反省を促し

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部下の人生を変える力を持つ上司

部下の人生を変える力を持つ上司

良くも悪くも部下の人生を上司は変えてしまう。

私がサラリーマンの上級管理職だった頃、よく部下の管理職に言っていたのは、『部下の奥さんが買い物に行って、5円安いだの10%引きだのとくだらないことを考えずに、買い物に行った先にあったものを買えるようにしてやるのが上司の仕事だ』

今では通用しない言葉なのかもしれない。

部下が高い給料を持って帰れば、奥さんが苦労することはない、と言う意味で言っていた

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え?辞めてもらえばいいだけの話でしょ

え?辞めてもらえばいいだけの話でしょ

超ベテランヘルパーに振り回され、心を病みそうになっている新任管理者。

利用者宅でのサービス提供自体に問題がある。
書類の提出が遅れたり、指示に従わないならことしばしば。
利用者の選り好みはするわ、仲間のヘルパーと一緒になって管理者やサ責の悪口を言い回る。
勉強会や法定研修の日になると、体の調子が悪くなったり、孫の世話をしなければいけなくなったりと、当日の不参加は当たり前。

50代後半~60代後

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部下の評価に困ったら

部下の評価に困ったら

人事考課等で部下を評価する。
当然ながら、会社の評価制度の運用指針に従って評価をするのが当たり前なのだが、中小零細企業でまともな人事考課制度が運用されているのは、ほぼ見たことがない。

一応の評価システムはあるのだが、客観性に欠け、上司の主観での評価になりがちだ。

で、実際のところ評価をしている上司と話をして見ると、差別や依怙贔屓をしているつもりもなく、逆に一所懸命に公正に評価をしようとしている

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成長を測る方法は極めて簡単

成長を測る方法は極めて簡単

部下、一番は自分自身。

自己を棚に上げて部下を人事考課という名の元に評価をする。
もちろん自分も上司から評価をされるわけだが。

部下にしても自分自身にしても、どんなスキルがあるのか、また身に付けたのか、どんな成果を上げたのかといった視点で評価するのはまあ普通だな。

単純に、

1年前と比較して、具体的にどんな成長を遂げたのか。って見るのが一番簡単じゃね?

んで、実際にやってみたわけよ。

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飲ミュニケーションが嫌なら来なくてもいいけど、10年後に後悔するよ

飲ミュニケーションが嫌なら来なくてもいいけど、10年後に後悔するよ

「んじゃこの後飲みに行くか!」

私はこの言葉が本当に嫌いだった。
何故ならば、私はお酒の類いが一切飲めないことと、誘ってくる上司が仕事ができず、ただ過去の栄光だけで役職にしがみついているだけのやつだったからだ。

がしかし、何度か付き合っているうちに、そこに参加する上司や先輩、同僚や後輩と話すことが、仕事の実になることや、自身の成長に繋がることがわかってきた。

どんな趣味があるのか、どんな性格

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上司のミッションは

上司のミッションは

法人のミッションは

雇用の確保

社会貢献

持続(永続的発展)

であるなら、部下を持つ上司のミッションはなんぞや。

一言で表すなら

自分よりも優れた人材を作る

ということになるだろう。

時間軸が大切になるのだが、例えば

30歳で上司になり、25歳の部下を持ったとしよう。
この25歳の部下が30歳になったときには、自分は35歳になっているわけだが、その30歳になった部下は、当時の30

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