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たま子
2021年10月31日 14:33
昨日は朝から恵文社へ。オースターの日本語訳本の装丁でも知られている、タダジュンさんの作品展示を見るために行ってきた。展示は、タダジュンさんが装丁、挿絵をしている阿部大樹さんの『翻訳目録』という本の刊行記念として行われたのだけど、サイン入り本の購入者は、限定のポスターがもらえるということで、こ、こここれは……絶対に行かせてもらいます。と、ぴー太にお願いして、土曜日の予定のはじめにもってきても
2021年10月24日 22:32
昨日は朝から、はじめての長唄三味線を聴きに京都嵐山へ。職場の人が長唄のお稽古を習っていて、その定期演奏会だったのだ。京都に住んでいると、観光客の多い嵐山へはあまり行かない。久しぶりに歩いてみるとたのしいもので、一緒に行ったインドネシア人の後輩ちゃんは好奇心旺盛、自然でも建物でも細部に目を向けて、ひとつひとつ目についたものに感嘆するようなこなので、一緒に歩くとひとりの時には見つけられないものが見
2021年10月23日 00:31
途切れぬまま昨日は続く続きの中でなにかはじまるキミのうたをそこで拾ったのポケットの中ねじこんどいたの忘れたまま洗濯しちゃったキミのうたは白い粉になってちぢんだ-潜水艦の中のうみマヒトの歌詞は、どれもひたすらに繊細で、感受性のかたまりのようで、こんな言葉選びができるようになれたらと思うけれど、言葉を選ぶのではなく、感じているものが言葉になっているのだろうし、そもそもがちがう。そ
2021年10月15日 20:15
おおきに、おおきにー舞妓ちゃんの京言葉が頭からはなれない。舞妓ちゃんが同席してくれるような、京都らしいごはん食べの会にお呼ばれしてきたのだ。人通りの少ない祇園町、ひっそりと並ぶ黒い格子の町屋、軒先のちょうちんは赤く、ぼぅと月が浮かぶ。通りは静かで、歩くだけでもわたしなどにはもったいない、身分不相応という気がしてくる。Googleマップで調べたその場所は、一見客不可とはっきりと記されてい
2021年10月12日 00:34
いい本を読むといい人間になりたいと切実に思う、思うだけではなれないことなどもう骨身に沁みてわかっている、なんどでもこの気持ちを忘れる、だからいつでも読んで、思い出し続けていたい。ープルーストを読む生活より『プルーストを読む生活』を開いて、ふぅ、と久しぶりに深呼吸をしたような気持ちになる。この間、ぴー太と喧嘩とまではいかないけど、いやな雰囲気になった。きっかけはいつも些細で、どちらかのすき
2021年10月3日 13:12
昼に食べたタイの麺料理 ( 名前なんだっけ ) がおいしすぎて、できるならば今日も明日も食べたい。数年前からタイやベトナムの料理に夢中なわたしは、はやくお店でビールを飲みながら夜に食べたい、もしくは本場に食べに行きたい!と、そわそわ待っている。いつだって、できるだけおいしく過ごすことは私の中で優先度が高い。昼ごはんを食べて、本屋へ寄って帰るというのが土曜日の恒例となっていて、買う目的のものがな