😊SMILE子育て[62]😊眠そうにしている時は無理させるな！〜仮眠について〜

こんにちは、息子2人を東大合格へ導いた〈子供が自主的に学ぶ育成術〉を語る たかせみほです。

以前に、
「子供の睡眠時間の理想と現実」について取り上げました。

今回のテーマは【仮眠について】です。

大学受験に限らず、中学や小学校、幼稚園の受験が近づくと、ぎりぎりまで、少しでも多く勉強させたいと考え、子供が眠いときにも、無理して勉強させてしまうお母さんも少なくないのではないでしょうか。

でも、このやり方は「睡眠負債」が溜まり、論理的な思考力が低下します。かえってこれが勉強の効率を悪化させてしまうのです。

※睡眠負債とは、「わずかな睡眠不足が借金のように日々蓄積されることにより、生活や仕事の質が低下してしまう状態のこと」を言います。

🔸 良質な勉強をするためには

幼稚園や学校から帰宅して勉強していると昼間の疲れが出て、体力があまりないお子さまは勉強しながらうとうとしてしまうこともあるでしょう。
そんな時、真剣さが足りないと、叱って頑張らせるお母さんもいらっしゃるかもしれません。

でも、それは逆効果なのです。
眠い時に無理して勉強しても、頭に入らず効率的ではありません。

そんな時は思いきって仮眠をとらせてあげればいいのです。

寝るといっても何時間も寝かせるわけではなく15分ぐらいの短時間、昼寝や仮眠をさせてあげるのです。

15分という短時間でも、日中の仮眠は夜の睡眠の3倍効果があると言われています。

そして中には、寝起きのほうが頭がすっきりしていて、普段解けなかった問題も寝起きだと不思議とすらすら解けてしまったという経験をする人もいます。

また、

人間の脳は眠っている間に新しく覚えた情報を整理し、しっかりと定着させる働きがあります。

勉強中、お子さんが眠そうにしている時に仮眠させてあげると、直前に勉強していた内容が脳で整理され忘れにくくなります。

実際に、寝る前の30分間を利用して、新しく覚える内容を勉強したり、英単語などの暗記をしていたという東大生も少なくありません。

 🔸 15分程度の短い睡眠(仮眠)をとる

風邪を引きやすい、ミスが増える……「睡眠負債」が引き起こす体への悪影響風邪を引きやすい、ミスが増える……「睡眠負債」が引き起こす体への悪影響 | weara BLOG [ブログ] | 24時間365日のウェアラブルデバイス weara（ウェアラ）

こちらのブログには、

《睡眠不足の積み重ねや睡眠負債を抱えると、心身にどんな影響が及ぼされるか？》

●前頭連合野がダメージを受ける
・ミスの増加
・ 思考力の低下
・モチベーションの低下

●記憶力と学習能力が低下する
・ 記憶が定着されにくくなる
・ 学習・記憶の整理を阻害

●まだまだある、睡眠負債による影響
・ 免疫力の暴落
・ 肥満になりやすい
・ 高血圧

こういった内容が記載されております。

大切なのは「勉強は量より質」だということです。

上記の参考ブログから分かるようにも、
「良質な勉強」をするために、15分程度の短い睡眠(仮眠)をとるということは、

学習面において、
・思考力の低下
・記憶力の低下
・学習能力の低下
・モチベーションの低下
を防ぐ効果につながります。

 🔸 今日から睡眠を意識しましょう

本気で受験に向き合い、子供を合格させてあげたいと思っているなら、今日からは、眠そうな時は無理をさせず、たっぷり睡眠をとらせてあげましょう。

質のよい睡眠をたっぷりとることこそ、成績をアップさせ東大や難関校合格を実現させる最短コースなのです。

反対にうちの子はなかなかお昼寝しないし、夜も遅くまで起きていてなかなか寝ないという場合は、エネルギーが余っているからかもしれません。

こういう場合は、時々、スポーツをさせたり、外で走り回るような遊びをさせ、余っているエネルギーを発散させてあげることが大切です。

ぜひ、今日からお子さまの様子をよく確認し、睡眠をうまくコントロールし、それに合わせた勉強をさせてあげましょう。

過去ブログもぜひ、合わせてお読みください。

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🔹 我が家でも【お昼寝】を取り入れました

どこのご家庭でも、それぞれの忙しさがあると思います。

子供も習い事や塾が毎日のようにある、ご両親も家事や仕事で忙しいなど…日常的に慢性的な睡眠不足になっているご家庭は、たっぷり睡眠をとることができないでしょう。

そういう時こそ、眠い時は無理をせずに、15分ぐらいの短時間の仮眠をとることをおすすめします。

拙著 「シングルマザーで息子２人を東大理Ⅰに　頭がよくなる『ルーティン』子育て」でも、

■〜 第4章　小学生時の過ごさせ方 〜 

〈勉強ができる子にしたいなら、とにかくたっぷり寝かせる〉(P.109掲載) をテーマにして【お昼寝】について述べております。

《一部抜粋》
“「今日はちょっと疲れていて眠そうだな」と思ったときは、学校が終わったあと少しだけお昼寝をさせて、夕方から勉強をさせたこともよくあります”

“どんな時も心がけていたのは、子どもたちが帰ってきたら演技してでも笑顔で「おかえり」を言うことです。  (〜省略〜) 子どもたちが学校に行っている間に少しお昼寝をして体を休ませて 「ピンポーン」とチャイムが鳴ったら元気なお母さんに戻って「おかえりなさ〜い」と出迎えるのです ”

ぜひお手に取ってご覧ください。

シングルマザーで息子2人を東大理Iに 頭がよくなる「ルーティン」子育て

🍰【cakesに連載中】🍰

息子2人を東大理Ⅰ現役合格に導いたシングルマザーが書いた本ですが、
子育ての実践方法が【毎週水曜日に cakes にて連載 】されています。

🍰第1回目→ https://cakes.mu/series/4511

🟣第50回目のタイトルは、
『兄弟の違い』です。
🔺こちらをクリックすると、cakesのサイトにてご覧になれます🍰

🔸内容紹介🔸
✒️ 第50回目のタイトルは、
『兄弟の違い』です。

～第7章　大学受験対策～

✅ 中学高校になると兄弟それぞれの得意不得意、好き嫌いがよりはっきりしてきた

✅ 長男は、へたの横好きで高3の春まで、サッカーを続けた
└🔖 レギュラーでもないのに、高3の4月から退部するまで、毎日サッカー部の朝練に参加した
└🔖 「最後のサッカーへの思い」と「大学受験へ向けての精神鍛錬」
└🔖 息子が自分と闘っている姿を私は静かに応援した📣
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✅ 次男は、ゴールを決めた試合を最後に、高2の夏でサッカー部を早期に退部
└🔖 東大受験の専門塾である鉄緑会に入りたいと言い出した
└🔖 物理は東進で動画授業を受ける。そこで尊敬する物理の先生に出会ってしまった
└🔖 「東大に入ってからも通用する物理を究めたい」と言い出した瞬間から、物理の難題にチャレンジばかりしてしまい、他の勉強にまったく手をつけなくなった
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✅ 夢中になるとそのことばかり考えてしまう次男の性格からどう東大受験に意識を向けていったか？
└🔖 反抗期の次男に私の言うことは響かない
└🔖 そういう時には長男がアドバイス👆

ぜひ今後も続けてcakes連載シリーズをお楽しみいただけると嬉しいです ☺️

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 🔹 Clubhouseについて

Clubhouseのアカウントは、＠mihomama で検索すると見つかると思います。プロフィールページのリンクは以下です。

たかせみほ(Miho Takase)

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