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😊SMILE子育て[40]😊 子供がすすんで本を読みたくなるような仕組みを作る

こんにちは、息子2人を東大合格へ導いた〈子供が自主的に学ぶ育成術〉を語る たかせみほです。

前回のnoteでは「子供の自主性と読書量の比例」、「読書量と読解力」や「大学入学共通テストも”読解力”が大切」という内容をお話しました。


今回は、子供が読書を楽しいと思えるよう、親ができるサポートを3つご紹介します。

本を読むのはあくまで子供自身です。親は、子供がすすんで本を読みたくなるような仕組みを考えましょう。


🔸①「シリーズもの」をすすめる

『プレジデントFamiliy(2018年秋号)』の特集「東大生192人頭のいい子の本棚」では、東大生が小学生におすすめしたい本を紹介しています。「ハリーポッター」シリーズ(1位)、「かいけつゾロリ」シリーズ(2位)、「ズッコケ三人組」シリーズ(3位)というランキング結果から、東大生も子どものころは普通の小学生が読むような娯楽作品を好んでいたことがわかります。

※こどもまなび⭐︎ラボ
「東大生に共通する「幼少期の本の読み方」。思考力を鍛える読書法があるって本当?」より引用
https://kodomo-manabi-labo.net/dokusyo-kankyou

上記のようなシリーズものは、子供が「ハマり体験」をするのにちょうどいい題材となっています。話が面白くてどんどん読み進め、次の巻、また次の巻……と自然と手を伸ばしていきます。

大人もドラマの続きが気になってどんどん見てしまう……ということがありますよね。ハマる、つまり熱中するという体験は大人も子供も同じです。


🔸②「読書記録」をつける

読んだ本をノートに記録していくと、努力を可視化できるので子供のやる気アップにつながります

「1ヶ月でこんなにたくさん本を読んだんだね。○○ちゃんは本が好きなんだね」と積み上げてきた結果を一緒に振り返ることもできます。

途中で飽きるかもしれないから読書記録をびっしりつけていくのは難しい……という場合はスタンプカード形式にするのもよいでしょう。
「5冊読んだらゴール」のように、小さい目標を立てると続けやすいです。

「本を読んで褒められること」自体が目的になってはいけませんが、子供がすすんで本を読むための仕組みづくりだと考えると良いと思います。

我が家でも、当時、「読書記録」を付けておりましたが、今市販されている「読書記録」で良さそうなものをネットで検索してみました。参考にしていただけたら嬉しいです。

●小学校低学年向きで、児童文庫サイズの読書ノート。羽海野チカさんのイラストがあり、シール付きで100冊分の読書日記を記録できます。
『読書ノート』 (集英社みらい文庫)


●石田勝紀さんの監修・指導のもと作られた、誰かに本を紹介するために書くことで「伝える力・表現力」が身に付く読書を紹介するノートです。


●マイクロソフト社がパソコンからダウンロードして使える読書記録の用紙があります。ダウンロードしたデータをカスタマイズすることもできます。


🔸 ③「感想」をアウトプットする

人間は、アウトプットすることで記憶や知識が定着すると言われています。
子供が「あのね、今日ね…」と話しかけてくるのは、今日あった出来事をアウトプットしながら振り返っているのです。

読書においても感想をアウトプットするのは知識の定着や振り返りに効果的です。
お母さんは、子供の感想に口を挟まずに聞いてあげましょう。親の望むような感想でなくてもいいのです。

「どんなお話だったかお母さんに教えて?」「○○ちゃんはそう思ったんだね」とありのままを受け止めてあげましょう。

子供が感想をすすんで話してくれるようなら、「どうしてそう思ったの?」「その時主人公はどんな気持ちだった?」と質問を変えながら深掘りしていくと子供のアウトプットの手助けになります。

●感想を話すのが恥ずかしいという子供には、
②で前述した「読書日記」を書くことをお勧めします。
感想を言うのが恥ずかしいだけで、書くことですらすらとアウトプットできる子もいるからです。

●内省タイプの子供には「お母さんに見せなくてもいいから、自分が思ったことを書いてみて」と言ってみるのも1つの方法です。

『シングルマザーで息子2人を東大理Iに 頭がよくなる「ルーティン」子育て』でも、「読書タイム」の効果や「読書記録」について体験エピソードを掲載(P.100)しております。
ぜひお手にとってご覧ください。

徳間書店 より発売された
『シングルマザーで息子2人を東大理Iに 頭がよくなる「ルーティン」子育て』‬‬‬‬‬‬‬
著者: たかせみほ‬‬

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🍰【cakesに連載中】🍰

〜 シングルマザーは強い覚悟を持っています 〜
息子2人を東大理Ⅰ現役合格に導いたシングルマザーが書いた本ですが、
cakesに拙書が掲載されています。

🍰第1回目→ https://cakes.mu/series/4511?

✒️ 第25回目のタイトルは、
『睡眠の大切さ』です。


是非覧ください😊
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🔸内容紹介🔸
『睡眠の大切さ』~第4章 小学生時の過ごさせ方~

✅勉強ができる子にしたいなら、良質な睡眠を

🔖小学校低学年から中学年までは、夜9時半には寝かす
🔖読み聞かせの後にぐっすり眠れるように
└学校の休み時間や放課後は体をいっぱい動かすようにすすめた
└宿題が終わったら外で遊ぶ

✅疲れているようなら、10分でもいいから昼寝させる

✅離婚協議中のイライラの自分を反省
🔖母親にとっても睡眠は欠かせない
🔖いつも明るい笑顔のお母さんでいるには、気力、体力ともに元気が大切

ぜひ、今後も続けて読んでいただけると嬉しいです☺️

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