😊SMILE子育て[48]😊 子供が「生きる力」を身につけるには〜非認知能力について知る〜

takasemiho

2021年4月3日 17:48

こんにちは、息子2人を東大合格へ導いた〈子供が自主的に学ぶ育成術〉を語るたかせみほです。

子供の学力を伸ばす方法は皆さんが知りたい関心事の1つだと思いますが、子供たちには学力以外の「生きる力」も身につけてほしいですよね。

🔸 学習指導要領にも掲げられる「生きる力」

約10年に1度改定される文部科学省の学習指導要領には、2020年度から「生きる力」が大きく掲示されています。

教育において「認知能力」と「非認知能力」という用語があります。
「認知能力」とは、テストで測ったり数値化したりできる能力、いわゆる学力を指します。
一方、「非認知能力」は認知能力“以外のもの”を広く指す言葉です。

例えば、

・自己認識（自分に対する自信がある、やり抜く力がある）
・自制心（意志力が強い、精神力が強い）
・社会的適正（リーダーシップがある、社会性がある）
・創造性（創造性に富む工夫をする）
・忍耐力（忍耐強い、粘り強い、根気がある、気概がある）

などがそれにあたります。
（参照：まんがでわかる「学力」の経済学）

この「非認知能力」こそが【生きる力】であり、文部科学省が掲げる通り、今後子供たちに期待される力です。

学力はテストの点数で測ることができますが、非認知能力は数値で測れるものではありません。

そして学校を卒業しても一生続いていくものです。

🔸重要な非認知能力「やり抜く力」と「自制心」

では、非認知能力を高めるにはどうすればよいのでしょうか。

『まんがでわかる「学力」の経済学』によると、最も重要な非認知能力として挙げられるのが「やり抜く力」と「自制心」だそうです。

🟢「やり抜く力」とは、ここでは「非常に遠い先にあるゴールに向けて、興味を失わず、努力し続けることができる気質」と定義されています。

才能があっても、やり抜く力がないと伸ばすことができません。

「やり抜く力」は生まれつきのものではなく、努力によって後天的に伸ばせると信じる子供はその力が伸びていきます。

先生や親から定期的に「あなたならできるよ」「最後までやってみようよ」と声をかけられることで、それを信じて行動できるようになります。

🟢「自制心」もまた筋トレのように鍛えていくものです。

人はどうしても怠けてしまいがちですが、そんな時に「今日はこれをやると決めたからやろう」「宿題をしてからおやつを食べよう」と自分を律することの繰り返しで鍛えられていきます。

「先生が背筋を伸ばしなさいと言ったから伸ばそう」など、「悪い姿勢になっていたことに気付いて意識して直す」といった小さいことでも大丈夫です。
まずは自分で姿勢の悪さに気づくことが大切です。

以上のように、「非認知能力」とは【生きる力】であり、人生の豊かさと関係しています。
勉強以外に学校や習い事の場で得られる力はかけがえのないものです。

子供の生きる力を伸ばしてあげるためにも、「あなたならできるよ」と声をかけてサポートしてあげましょう。

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また、
拙著 「シングルマザーで息子２人を東大理Ⅰに　頭がよくなる『ルーティン』子育て」でも、

■〜第7章　大学受験対策〜
〈高3夏で合否判定Eでも受かる! 志望校は子ども自身に決めさせる〉(P.224掲載) をテーマにして【目標に向けて努力し続けること】について述べております。

《一部抜粋》

“周りの友人たちが目指す大学がみんな東大だったので、もともと負けず嫌いな長男は大きな刺激を受けたのです。”

“高2の秋から本気で受験勉強をはじめた長男ですが、高3になった時点で東大を目標に掲げるようになりました。

”けれども、高3夏の東大模試判定は「E判定」。早稲田も慶應義塾も合格圏外でした。

“ところが長男は東大をあきらめる様子がないのです。”

ぜひお手に取ってご覧ください。

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🔹我が家では…

『まんがでわかる「学力」の経済学』の中の重要ワードに関して、

最も重要な非認知能力として挙げられるのが「やり抜く力」と「自制心」

「やり抜く力」は生まれつきのものではなく、努力によって後天的に伸ばせると信じる子供はその力が伸びていきます。

下記のMyブログで、母・長男・次男のそれぞれのこだわりを紹介しております。

😊SMILE子育て[3]😊 こだわり続けてきたこと
🔸母としてのこだわり
🔸長男のこだわり
🔸次男のこだわり

それでも、長男がこだわったのは、「東大合格」の４文字でした。

ご覧いただけたら嬉しいです。

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🍰【cakesに連載中】🍰

〜シングルマザーは強い覚悟を持っています〜
息子2人を東大理Ⅰ現役合格に導いたシングルマザーが書いた本ですが、
ただいまcakesに拙書が掲載されています。

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私たちには、持ち前の「逞しさ」が備わっています。
その実践方法が【毎週水曜日に cakes にて連載】されます。

🟣🔖第34回目のタイトルは、
『塾選びの基準』です。
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🔸内容紹介🔸
✒️ 第34回目のタイトルは、
『塾選びの基準』です。

～第5章　中学受験対策～

✅ 塾選びの基準
🔖送迎なしで自宅から近くにする
🔖子供が自分で通える塾
🔖 授業料が高すぎない塾

✅ 受験は本番まで長期戦
🔖 子供も親も疲れないように、を念頭におく

✅ 塾長としっかり話し教育方針に共感できるか
🔖 塾の信念や思いを聞く
🔖 我が家の方針、やってきた家庭教育を伝える
🔖 現在の学力からみて、希望の中学のレベルまで持っていけるか
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🟣🔖第35回目のタイトルは、
『成績が落ちたとしても、安易に転塾しない』です。
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🔸内容紹介🔸
✒️ 第35回目のタイトルは、
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～第5章　中学受験対策～

✅ 塾選びは慎重に慎重を重ねて。そして一度選んだら信じ切る
🔖 転塾は子供にとって精神的な負担が増え、本領を発揮できなくなる

✅ 塾の先生はひとりひとりの子供の才能を劇的に伸ばす魔法使いではない
🔖 子供の成績が上がらないことを塾や先生のせいにしない

✅ 本人のやる気を引き出すのは親の役目
🔖 親としてやるべきことをする
🔖 家庭の環境作りが大切

✅ リビング学習のすすめ
🔖 そばで勉強させて、見守り、励ます

ぜひ今後も続けてcakes連載シリーズをお楽しみいただけると嬉しいです ☺️
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🔹 Clubhouseについて

最近流行りのClubhouseのアカウントですが、＠mihomama で検索すると見つかると思います。プロフィールページのリンクは以下です。

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