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😊SMILE子育て[38]😊 読み聞かせの重要性と読み聞かせにぴったりな本の探し方

こんにちは、息子2人を東大合格へ導いた〈子供が自主的に学ぶ育成術〉を語る たかせみほです。

みなさま、新年あけましておめでとうございます。2021年になっての初投稿です。本年もよろしくお願いいたします。

さて、本題です。

ことばは、思考やコミュニケーションの源です。

・言葉を操る言語力
・書いてあることを読み取る読解力
・深く考えたり整理したりする思考力

これらの基礎はすべて読書力につながっています。

高い読書能力を持っている子供は自学自習が得意で、学力も高いと言われています。

🔸読み聞かせの重要性

子供の読書力を高めるためには、「読み聞かせ」が効果的です。

読み聞かせはいつから始めてもよいそうです。
0歳や1歳などまだ字が読めない頃でも、色彩豊かな絵本を見ることで脳が刺激されます。
お話の意味が分からなくても、紙を触る、めくるといった体験にもなります。

そうやって小さい頃から本に慣れさせておくと、本当に興味を持った時、抵抗なく話を聞いたり自分で読んだりするようになります。


🔸読み聞かせで期待できる3つの効果

① 感受性が豊かになる

絵本は、子供の感性をくすぐるよう絵と文が工夫されたプロフェッショナルな本です。
平易な言葉でありながら、その短い文の中で、登場人物の気持ちや感情を疑似体験できます。

「こうすると嬉しいんだな」「こんなことをされると悲しいんだな」と人の心の変化を感じられるようになります

② 集中力が高まる

初のうちは子供の集中力が続かず、1冊読み終えることができないかもしれません。
集中力がないと、何かを長く見たり聞いたりすることが苦痛に感じてしまいます。

しかし、続けていると少しずつ集中力が身につき、最後まで夢中になって聞いてくれるようになります。

次第に自分でページをめくりたがったり、字を覚え始めたら気になる本を自分で読んだりするようになります

③ 言葉の表現力が高まる

①でも説明したように、絵本は子供の感性をくすぐるよう絵と文が工夫されています。
耳に残るような擬音語文章のリズムが整えられており、楽しく聞いたり読んだりできるようになっています。

また、状況説明や感情表現も適切な分かりやすい言葉で説明されているため、物語を読み進めていくうちに、自然と言葉を覚えていきます


🔸 読み聞かせに最適な本の探し方

子供が何歳の時に、どんな本を読ませればいいの?と迷っている方には、「くもんのすいせん図書一覧」をお勧めします。

この「くもんのすいせん図書一覧表」は、世間一般にある大人が子どもに読ませたい課題図書のリストではありません。

古今東西の優れた図書の中から、子ども達に人気が高く、内容的にも優れている本から650冊を選りすぐった推薦図書を一覧にしたもので、読みやすいものから深い内容の本へと、5A~ I の13段階に分け、さらに各段階ごとに50冊の本を配列したものです。

※2020年度版 くもんのすいせん図書一覧表https://bit.ly/37GYzQZ

5A〜2Aは乳・幼児用を目安としており、『いないいないばあ』『ねずみくんのチョッキ』など、小さい子供に読み聞かせるのにぴったりです。

子供の成長速度は人それぞれなので、0歳児向けの本を1歳や2歳に読み聞かせても問題ありません。本を好きになると、自分でどんどん新しい本にチャレンジしていきます。

本が好きな子供になってほしいと期待する方は、まずは「読み聞かせ」から始めてみてはいかがでしょうか。


🔹子供達に「素敵な未来を作ってあげたい」と思った

みなさま、『ドリトル先生アフリカゆき』(岩波少年文庫 出版) という本をご存知でしょうか?

私が、小学生の頃に、学校の図書館で夢中になって「ドリトル先生シリーズ」を読んだ中の1冊の本です。その本『ドリトル先生アフリカゆき』は、今でも私のお気に入りの本として、我が家の本棚にあります。

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次男が2歳の頃、その本を本棚から出してきて、ある挿絵を私に指を差しながら、「この動物は”オシツオサレツ”〜?」と私に聞きました。

本のお話の中には「オシツオサレツ」という、頭二つに、からだは一つという、珍しい動物が登場しますが、「押しつ押されつ」の状態になっているその動物の挿絵を見て、息子は興味を持ち、私に知らせてきたのです。

「オシツオサレツ」というカタカナは、きっとそばにいた長男に教えてもらって読んだのだと思います。

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小さな子供が、厚いハードカバーを両手で持って、そのページを私に見せに来る。
息子たちの「知りたいという好奇心発見したことを伝えたい」という気持ち、全部大切にしてあげて素敵な未来を作ってあげたいと、私はその時、真剣に思いました。


🔹実際に実践した「我が家の読み聞かせ法」とは

拙著「シングルマザーで息子2人を東大理Ⅰに 頭がよくなる『ルーティン』子育て」の 〈第3章 幼児教育〉では、『毎日、ことばのシャワーを浴びせる』(P.46)として、

・我が家では、3歳頃から小学3年生まで、絵本の読み聞かせを毎日続けていたこと

・絵本をただ読み聞かせるだけでなく、どのような方法で息子たちを刺激してきたか

を詳しく述べております。

ぜひお手にとっていただけたら幸いです。

徳間書店 より発売された
『シングルマザーで息子2人を東大理Iに 頭がよくなる「ルーティン」子育て』‬‬‬‬‬‬‬
著者: たかせみほ‬‬

🌱 Amazonよりご購入いただけます 🌱

みなさま、どうぞよろしくお願いします。

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🍰【cakesに連載中】🍰

〜 シングルマザーは強い覚悟を持っています 〜
息子2人を東大理Ⅰ現役合格に導いたシングルマザーが書いた本ですが、
cakesに拙書が掲載されています。

🍰第1回目 → https://cakes.mu/series/4511

私たちには、持ち前の「逞しさ」が備わっています。
その実践方法が【毎週水曜日に cakes にて連載 】されます。

🔖第23回目のタイトルは、
『よい教育はよい環境から』です。
🔺こちらをクリックすると、cakesのサイトにてご覧になれます🍰

🔸内容紹介🔸
🔖第23回目 『よい教育はよい環境から』

~第4章 小学生時の過ごさせ方~

✒️ 中高一貫の進学校に入れることを目標にした
└小学校を国立、公立、私立のどれにするか?
└私立小学校の6年間で力が付いたこと

✒️ 知恵と工夫で、自宅も楽しい学習の場に
└読書、日記、漢字、筆算 は小学生低学年から
└「登校前の30分」「下校後の30分」を習慣にすることをお勧めします

ぜひ、今後も続けてご購読いただけると嬉しいです ☺️

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