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使用楽器などのプロフィール
今さらながら簡略プロフィールです。
師匠は、岩田瑞和子先生と今西秀彰先生です。
このお二方に会っていなければ、今頃、物理的に死んでいなくても、生きながら死んでいるような、何にも興味を持たず、つまらない人生を歩んでいたと思います。そして、楽器を続けていたとしても、音楽性や歌心や、演奏する方々の解釈などは全く見ず、技術面だけでその曲を吹けているかどうか、技術面だけで誰が上手かそうでないかを見てるだ
シャクリ(ベンド)について
シャクリは、時々、普通のポップスの譜面でも出てきますし、ソロに慣れてきて、ものたりなくて何をしたいなと思ったり、、、
導入はもう結構ですか。さっさと行きましょう。
シャクリについて、と言いますか、
シャクリをかっこよくする練習、と言いますか、
こうしましょう、
シャクリには、ダサいものとカッコいいものがあります。
ところで、サクレというアイスをご存知でしょうか?
すみません、シャクリとこ
音量記号と音量について。
バイオリニストの児玉彩霞さんという方の、こちらのサイトから引用させていただきました、チャイコフスキーの悲愴の一部です。
これはかなり音量記号が極端な曲ですが、その他の楽器の楽譜でも、fffみたいな、文字3つくらいまでなら、まぁまぁ見ることはあるのではないでしょうか?
『途中のすげー盛り上がるところで、ffあったけど、最後の4小節fffってどうすんねん!』というのはよくありますよね。
その
音楽と音程のコントロールの話
音楽は、演奏技術よりも、聞いて感じさせることがまず最優先、と思っているので、あくまで、こんなイメージで音程を少し調整して吹いている、というだけの話。
暗い感情を表しているような曲で、
音が上に駆け上がっていって…
上がりきれずに下に落ちてくる、
望んだのに届かなかった、
具体的には、ドレミファソラシ~~(ドって行きたかったのに)ラソファミレドシラ...
というようなところの、上がって行った
音楽のおもしろさを考えるきっかけになった話
数年前、あるヴァイオリン奏者の方と話しているときに、
「オケで巨人を演奏するとき、途中の、巨人の歩く様を描写したコントラバスのソロを、最近の若手の多くは、完璧な音程と長さで演奏する」
と言っていたのが、音楽について、なにかといろいろ考えるようになったきっかけの一つとして心に残っています。
蛇足かもしれませんが、解説すると、
やっぱりみんなが想像する巨人って、
『サラリーマンみたいにしっかりきちっ
アンブシュアについて(口の外編)(本編)
前回の続きです。
お待たせしました、そもそもの音の質を上げたくてネットの海を泳いでいる皆さん、お待たせしました。
こちらの内容は、音質で周りとの差をつけるためのヒントにはなると思います。
とりあえず、まず大前提としての考え方からですが、音の質を"上げる"、というのは語弊があります。
『音がなんか窮屈と思うから』や、
吹奏楽部の方ならば、『今の音が「周りに交わらない」「音がキツい」と言われたか
アンブシュアについて(口の外編)(仮)
この記事では前回の続きとして、口の外のアンブシュアについて書いていこうと思います。
が、そもそも"口の外"というの表現が、なんか違和感があっていやなのですけれど、ここでいう口の外のアンブシュアとは、言い直すと『マウスピースとリードに直接触れている、口の筋肉や状態』ということになりますので、以降も『口の外のアンブシュア』という表現をしますが、このことは頭の片隅に置いておいてください。
では本題で
アンブシュアについて(口の中編)
アンブシュアとは、マウスピースを咥えるときの口の形、というニュアンスの言葉ですが、
ここでいう『口の形』とは、口の外側の状態と、口の内側の状態を含めての意味になります。
この記事では、口の内側の状態についての考察を書いていきます。
まず口の内側の状態を考えるにあたって、その口の内側を変化させるとどうなるかを整理します。
口の内側を狭くしてまとめた場合、口の中の容積を小さくするということになるた