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楽器の年季の話

ジャズのサックス奏者の方とした話。

その人は、サックスは中古、というより、昔の機種や型番のものしか買わないらしい。
理由は、最近の楽器だと、技術の発達で楽器が良くできていて、逆に響きすぎるらしく、いい意味で煙に巻いたようなくすんだ音を出したいならば、年季の入った楽器でなければ出ないから、だと言っておられました。
ジャズ用のサックスは、マウスピース(も当然、左右される対象にはなるけれども)より、本体の管で音色が左右される、とも。


でも吹奏楽やクラシックようとして出ているサックスも、おそらく同じように発達はしているはずで、昔のものよりも、ある程度”勝手に”響くようにはなっているのかなと。

とすれば、例えば、昔書かれた曲の場合、一つ一つの音が響きすぎると、当時のその曲の作曲者の理想からかけ離れてしまう可能性も出てくるのかな、とも思って、そして、
響かさない技術も重要なんじゃないか、ということは考えたことがあります。


…最近の曲であったとしても、しっかり響かしてほしくないだろうな、というところは多々あるので、今更でしたでしょうか。


特にあまり内容がありませんが以上です。
コラムのような、日記のような、あいまいに煙に巻いたような内容でしたが、ここで切り上げます。


ジャズ関連の話を思い出すと、なぜかコーヒーが飲みたくなるなぁ。。

ちなみに、個人的に今回の記事のことを考えているときに、Saxophobiaという曲が頭に浮かんできました。
https://youtu.be/3yMwc8olTLE

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