人工知能(AI)技術が急速に発展し、さまざまな分野で活躍しています。
そんな中、心理カウンセリングの分野でもAIの活用が期待されており、特にGPT-4が不安障害のカウンセラーとしての可能性を秘めています。
この記事では、実際にGPT-4でカウンセラーのキャラクターを設定し、不安障害を抱えるクライアントとのやり取りを通じて、AIカウンセリングがもたらす可能性を探ってみました。
カウンセラーとなるキャラクターの作成
まずはカウンセラーとなる人物を作成してみます。プロンプトで以下のように入力します。
すると、以下のように5パターンのキャラクターを作成してくれます。
1番目の佐藤美咲さんをカウンセラーとして、働いてもらいましょう。
実際にカウンセリングを受けてみる
うーん・・・有用ですが、個性のないありきたりな回答ですね。
最初にしっかりと性格も決めておいたほうが良かったかもしれません。
質問の仕方を変えてみます。
たしかに効果のある方法ですが、具体性に欠けますね。もうちょっと突っ込んだ質問をしてみましょう。
かなり具体的になりましたね。ただ、ジャーナリングや瞑想は、重度の鬱病や不安症を抱えている場合は、逆効果となりうるので、注意点まで説明できれば完璧ですね。
次に質問を変えてみます。
結構有用な答えが返ってきましたね!
毎回締めくくりの文章が同じなのが気になりますが、たしかにこれらの方法は実際に効果がありました。
次に、別の質問をしてみます。
結論
以上、GPT-4でカウンセリングを受けてみた結果です。
突っ込んだ質問にも具体的に返してくれるので、セルフカウンセリングには十分有用だと思います。
ただし、あくまで一般的な情報提供がメインといった感じで、専門家による治療やカウンセリングの代替手段にはならないかな〜、といった感じです。
今後もいろいろと質問を変えて試してみたいと思います。
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