【エッセイ】書き続けるためのモチベーション維持法
もう一度、同じ文章を書いている。同じ言葉を並べ、同じ思いを綴る。でも、何かが違う。何も変わっていないのに、すべてが変わった気がする。
言葉の海を泳ぐ朝、目覚めると、まず机に向かう。パソコンの電源を入れ、新しいドキュメントを開く。画面に浮かぶ真っ白な空間。そこに言葉を埋めていく作業。毎日繰り返す儀式のようなものだ。
エッセイを書き続けるというのは、まるで海を泳ぐようなものかもしれない。広大で、時に荒々しく、時に穏やかな海。その中を、ただひたすら泳ぎ続ける。岸辺は見えない。目