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「狂った都市」の本気 ~ラトビアの首都リガにて
余韻が冷めない体験をラトビアの首都、リガでしてから1ヶ月経つ。
欧州の辺境、日本からも遠い「バルト海の真珠」と呼ばれる世界遺産の都市は、旧ソ連から独立して約30年経った今でも、ガバナンスの模索を続けている。独立の熱狂、軍港や軍事工場などの経済基盤の消失、社会インフラの再整備、EU加盟からの経済の急成長、リーマンショックによる急降下、民族間の葛藤、クリミアに象徴される地政学的なリスクの増大。
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地域経営の一部としてのエリアマネジメント
経営 = 事業目的を達成するために、継続的・計画的に意思決定を行って実行に移し、事業を管理・遂行すること。(デジタル大辞泉)
主体が多様かつ多義的な地域経営は、約20年にわたって継続的に追究しているテーマである。今、取組んでいるプロジェクトも、このテーマに沿って大都市・中都市・小地域での実践例を増やすことを意図している。
私も検討に関わった、エリアマネジメントに関するガイドラインが公表されたタ
なぜ、今、公共空間に取り組むのか?
公共空間の再構築を目指す社会実験「WORK PARK PACK」
公共空間への再着目
Region Worksの仕事は、地域の戦略的な事業のデザインである。
どの仕事も、最初のタスクは、リサーチによって「地域の急所」を見出して適切な課題を設定することなのだが、そこで「公共空間の質の向上」が浮かび上がることが増えて来た。この傾向は、顧客の官民や地域の大小を問わない。数年前は、ビジネス開発や
都市の利活用をシンガポールで考える
全国エリアマネジメントネットワークの一員として、Singapore Urban Redevelopment Authority(URA)およびCentre for Liveable Cities(CLC)との協議に行ってきた。
主目的は、International Downtown Association(IDA)が5月13日~15日に東京で開催するWorld Towns Leadership
なぜ、デザインなのか?
デザインとは、課題を定義し解決すること私たちの仕事を説明するときにデザインという言葉を使っている。
ここで言うデザインとは、美しい意匠を制作するという狭義の意味ではなく、複雑に絡み合った課題を整理して解決するという広義の意味である。
事業構想大学院大学では、事業構想をProject Designと英訳している。
ここでは、デザイン = 構想であり、画餅(絵に描いた餅)や意匠のことではなく、複雑