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ダイスケ

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tabinova 共同運営者のダイスケの記事を集めたマガジンです。 国内旅行業務取扱管理者と柔道整復師という二つの国家資格を使って活動しています。 旅を仕事にする、旅をしなが… もっと読む
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記事一覧

旅をしながら働く 四国編

旅をしながら働く 四国編

2022年6月にJR四国の『バースデイきっぷ』を利用して四国を旅してきました。

今回は香川県観音寺と高知県高知市でワークショップの仕事を頂けたので仕事と旅を合わせた移動となりました。

Tabinovaメンバー二人がそれぞれ関西と関東から四国に向かい、最初のイベント開催地になった香川県観音寺市で合流する形を取りました。

今回のイベントは

"日本古来からの風習に学ぶ 暦で心身を整えよう”

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嬬恋村でのワーケーション

嬬恋村でのワーケーション

群馬県吾妻郡に嬬恋という村があります。僕達の世代だとキャベツの産地として子供の頃知った記憶があります。

今回、嬬恋村でワーケーションをする機会があったので簡単に感想をまとめておきます。

2022年2月と3月の2回訪れる機会がありました。
2月に訪れた際には極寒で白銀の世界でしたが、ちょうど1ヶ月後に再訪した際は雪もほとんど溶け、全く違った顔を見せてくれました。

昨年秋より宿泊施設を始めた知人

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何気ない日常の一コマを

何気ない日常の一コマを

旅の定義は色々あるけれど、旅を目的地に向かう過程を楽しむ行為とすると、目的地はどこでもよくて移動すること自体に価値が出てくる。となると家の近所をブラブラするだけでもその過程は旅と言えるかも知れない。

雨の日に久しぶりに実家の近所を散歩した時に昔通っていた中学校の通学路を辿ってみた。この道を通るのはいつぶりかわからないけれど記憶を辿りながら歩いていみた。当然ながら風景はずいぶん変わっている。と言っ

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旅先でのトレーニング 島根県宍道湖

旅先でのトレーニング 島根県宍道湖

ここのところ毎年秋に山陰を訪れている。
松江に滞在する時の楽しみの一つが宍道湖沿いのランニング。

いつも11月なので少し肌寒さはあるけれど、走るにはちょうど良い気温。
訪れたときは幸いいつも好天に恵まれている。もともと短距離をしていたのでジョギングは苦手なのだけど、ここは特別。

走るのは湖のそばの黒字でなぞったところ。

湖のすぐ側を走れてとても快適。

これは北側。地図中の上のラインの終わり

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旅先でのトレーニング 和歌山県新宮市

旅先でのトレーニング 和歌山県新宮市

僕は学生時代は陸上競技の短距離走をしていたからか(一応100m走は10秒台で走ってた)、40代の今でも全力で走るのが好きだ。長時間走るジョギングはあまり性に合っていないようで、全力でパッと短い時間に大きな力を出してサッと終わる方がスッキリする。

なので、心身のコンディションを整えるために今でも時間があるときにはこのようなスタイルでトレーニングしている。ほんのわずかな時間だけども。

ただ気をつけ

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色々な場所で色々な仕事を

色々な場所で色々な仕事を

基本的に今は「柔道整復師」としての経験をベースにした体関連の仕事と、「国内旅行業務取扱管理者」としての旅関連の仕事を、二つの国家資格を活用しながら組み合わせて活動している。

基本的に兵庫県にいることが多いのだけど、この一週間ほどは東京で仕事をしていた。今回は主に往診と技術講習。あとはtabinovaで動画収録と打ち合わせ。

今は動きにくい状況なので仕事以外は外出を避け、時折隅田川の河川敷を散歩

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鯛鮨の思い出

鯛鮨の思い出

敦賀駅は関西人から見ると北陸への玄関口という印象だ。サンダーバードで北陸に向かう時、琵琶湖を超えて最初に停車するのも敦賀駅だし、最近は新快速の始発着駅にもなっていて、わりと関西でもその駅名を目にする機会が増えてきた。

しかしながら実際に降りたことはまだなくて、いつも通り過ぎるだけだった。今回は在来線を乗り継いできた旅だったので、一度降りてみようと思った。一番の目的は昔食べた懐かしい鯛鮨の味をもう

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定番の名古屋旅

定番の名古屋旅

旅という言葉の定義も難しいけども、普段主に滞在している場所から離れるという意味では、月に1~2回程度は出張で訪れる名古屋も一応旅と言って良いのか、と思っている。

僕は基本的には兵庫県在住なので大阪や京都、奈良くらいの距離感だと旅とは言い難いが、実際には京都や奈良よりも名古屋は出張で頻繁に訪れている。

実際訪れるのにも出来るだけ在来線を使っているので3時間以上かかる。なので何となく旅に出ているよ

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沖縄ワーケーション

沖縄ワーケーション

この一週間ほど沖縄に滞在していました。今回の出張は合同会社tabinovaの受け持つ仕事と、個人事業の仕事の両方が目的でした。

個人の方の仕事では臨床経験の長い柔道整復師としての仕事を軸に、セラピストやインストラクターの方々に向けた実技講習会を開催しました。

今回は那覇に滞在しながら、南城市や恩納村や読谷村など短期間で色々なところを回る駆け足の旅になりました。

沖縄は各地の地域色がとても強い

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旅先でのルーティーン

旅先でのルーティーン

旅に出ることの目的として、日頃のルーティーンとでも言うべき生活リズムから離れて非日常を味わいたいという事がある。短い旅であればそれも一つのスタイルで良いと思う。

ルーティーンと言うとなんだか退屈なもののように感じるかもしれないけど、実は人間が無駄なエネルギーを消費しないように工夫された活動でもある。例えばいちいち毎日のように道を調べて通勤していては限りある脳内のエネルギーの浪費になってしまう。

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山陰本線の思い出

山陰本線の思い出

生まれも育ちも都会だからか子供の頃からやたらと田舎への憧れが強い。
その気持ちを残したまま40代の今に至っているのは間違いない。

小学生の頃、父親の友人数家族と連れ立って海に行くのが恒例になっていた。
よく山陰の方に行っていたと記憶している。兵庫県の香住やその少し先に位置する鳥取の岩美などを訪れたはずだ。

当時住んでいた京阪神地区から日本海側までは同じ兵庫県内とはいえ特急を使わないととても移

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旅をしながら働く

旅をしながら働く

僕は20年ほど前に柔道整復師という国家資格を取り、主にこれを使って仕事をしてきた。

柔道整復師というのは要するに接骨院ができる資格のこと。若いうちは無条件にこの資格を取ったからどこかの接骨院かもしくは自分で開業して施術を続けることになるのだろう、と思っていた。別に決め付ける必要はなかったのだけど、他の選択肢が思いつかなかった。当時は常に心のどこかに不満やあきらめといったネガティブな感情があった事

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上野駅 令和三年

上野駅 令和三年

かつて東北、上越方面と東京を結ぶ列車は殆ど全てが上野駅を始発着としていた。

1982年の東北上越新幹線の開業以前は特に、ひっきりなしに特急や急行が、そして早朝と夜にはブルートレインが発着して賑わっていた。今も地上ホームには岩手県出身の石川啄木の詠んだ碑があり、当時の光景を今に伝えている。

関西在住だった僕が鉄道の写真を撮るようになったのは国鉄の最後の時期。小学校の高学年だった。そして初めて上野

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