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旅をしながら働く 四国編

2022年6月にJR四国の『バースデイきっぷ』を利用して四国を旅してきました。

今回は香川県観音寺と高知県高知市でワークショップの仕事を頂けたので仕事と旅を合わせた移動となりました。

Tabinovaメンバー二人がそれぞれ関西と関東から四国に向かい、最初のイベント開催地になった香川県観音寺市で合流する形を取りました。


今回のイベントは

"日本古来からの風習に学ぶ 暦で心身を整えよう”

というテーマで昔の風習に習って節目を設けた生活を送ることで健康に過ごしましょうというコンセプトのものでした。



座学で陰陽五行に基づく日本古来の風習や、東洋医学の基本的なからだの見方を勉強してから、実際にからだのゆがみをとる手技を施して整ったからだの状態を体験して頂きました。

Tabinovaではここ2年ほどはオンラインイベントがメインでしたので、オフラインで開催してみると出来ることがまた変わってきたり、場の空気感をより過敏に感じることができたりと色々な発見がありました。

もちろんオンラインの良さもあるので、オンライン、オフラインそれぞれの特性を活かしたイベント設計の必要性を改めて感じました。

翌日に高知に移動する途中、大歩危に立ち寄りました。
昨年列車で近くを通った際に、吉野川の流れが作り出すこの地の美しい光景を目にして一度訪れてみたいと思ったのがきっかけです。

特急南風で大歩危駅で下車し、徒歩20分ほどのところに道の駅があります。


ここを訪れて地元の食材を頂き、吉野川を見下ろすテラスでパソコン仕事をしてしばらく過ごしました。平日ということもあり訪れる人もほとんどおらず、絶景を眺めながら文章を書いたりと、とても良い環境で仕事ができました。

その後再び南風号に乗車し高知駅へ。Airbnbで予約していた宿で一息ついてから夜のイベントに向かいました。今回は観音寺も高知も同じ内容のイベントとなりました。

こちらでも多くの方にご参加頂きとても良い時間を過ごすことができました。打ち上げでは高知名物の皿鉢料理をいただき、こちらも貴重な経験となりました。
旅先で土地の名物を頂くのは旅の醍醐味です。

高知の次は徳島に移動し、滞在最終日は鉄道旅にフォーカスし、牟岐線を完乗し、これで個人的にはJR四国は全路線乗車を達成できました。牟岐線乗車後は徳島駅で解散しお互い次の仕事の目的地に向かいました。

旅をしながら働く方法はいくつかあると思いますが、今回は訪れた先でイベントを開催して収益を得ること、そして環境を変えていつもと違った発想を引き出すために自然の中で文章を書いたりというスタイルで仕事をしてみました。

そこに移動を楽しむというコンセプトを盛り込み、道中の車窓を眺めたり、各地のお酒や食材を味わうことを忘れずに、旅と仕事をシームレスに融合させてみました。

”暮らすように旅をする”とはよく耳にするフレーズですが、そのためには仕事という日常の要素を旅に取り入れるのが手っ取り早いのではないかなと思います。

旅先で仕事をすれば短期間であっても一時的に現地の経済圏に組み込まれ、その土地で暮らす擬似体験ができるのではないでしょうか?

一般的に言われる”ワーケーション”の概念のように仕事とバカンスを組み合わせる発想ではなく、旅に出ているのだけども特別なことをするのではなく、ごく普通の日常の仕事をそこで行うというスタイルが個人的には気に入っています。

Tabinova|ダイスケ


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