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学習に関連した遊びがきっかけで勉強が面白くなることもあると思う

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こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「学習に関連した遊び」について書いていきたいと思います。

ぜひ、ゆるりと目を通していただけると嬉しいです。

目次は、以下の通りです。



学習に関連した遊びってどんなもの?


学習に関連した遊びといってもイメージがつきにくい方もいるかもしれません。

いくつか例を挙げてみたいと思います。

例えば、小学校の算数を考えてみましょう。

  • 一年生で、数の数え方の学習に合わせて50までの数字が書いてある「すごろく」をやる。

  • 図形の学習に合わせて、図形のパズルゲームを行う。

  • 平均などを習ったら、それを使った数当てゲームをする。

  • 比の学習をしたら、等しい比の神経衰弱を行う。


このような遊びは、学習に関連した遊びと言えるのではないかなと思います。

まだまだ他にもあげればたくさんありますが、こうした学習に関連した遊びは、苦手な子も得意な子も楽しく遊べるものだと感じています。

また、子どもたちを見ていると遊ぶことを通して、学習に対する理解が深まったり、意欲が湧いて来たりしているようにも見えます。




遊びがきっかけで勉強することが面白くなると思う


先ほどあげたような、双六やパズル、神経衰弱のような学習に関連した遊びを行うことは、子どもが「勉強が面白い」と感じるきっかけになると私は感じています。

問題解決的な学習を行ったり、探究的な学習を行ったりすることも勉強が面白いと思うきっかけになると思いますが、やはり遊びの効果はそれ以上だと思います。

遊び感覚でできるので心理的にもとっかかりやすいですし、休み時間などの隙間の時間でも行えます。

また、友達とワイワイ取り組んだり、自分たちでルールや道具を工夫したりすることで、創造性や協調性も高まるような気がしています。



実際の子どもたちの様子


一年生で実際に双六を扱ったとき、子供達はとても熱心に楽しみながら取り組んでいました。

しばらくやっていると「僕たちもっと大きい数まで数えられるよ」とか、「100まで数えられるようになった」という声が上がるようになってきました。

それと同じくらいの頃、自由帳にオリジナルの双六を作ってくる子も現れました。

オリジナルの双六が流行り出すと「100までの数」を使ったものやたし算の問題を交えたものなどが新たに生み出されて、双六ブームが起きました。

子供達は、遊びながら勉強を主体的に楽しんだり、面白いものにしてくれたりしていたのではないかと思います。


6年生で比の神経衰弱を作った時も、「これでババ抜きしたら面白そうじゃない?」と道具をアレンジして使って、遊びを新たに発明して楽しんでいました。

あれこれ試行錯誤しながら学習に関連した遊びをすることで、勉強の面白さを感じてくれていたのではないかなとみていて感じました。


テストで点を取るための勉強もゲーム感覚的な面白さがあるかもしれませんが、学習に関連した遊びで感じられる面白さは、それとはまた違った楽しさがあるのではないかなと思いました。

これからも子どもたちには、勉強する面白さを色々な方法で味わってもらいたいです。

そのためにも私自身、指導法や教材作りや環境づくりなどさまざまな面からアプローチできるように力をつけていきたいと思います。




今回は以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

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