昭和64年のレシピを参考に昔懐かしい「オムレツ」を作ってみた話【名古屋めし日和】
おうちごはん。先日実家に行った際にこんな雑誌が大事にしまってあるのを見つけました。
みなさんご存じのNHK「きょうの料理」の雑誌版なのですが……
なんと「昭和64年1月号」。昭和から平成に変わる直前の発行号でした。
パラパラとめくってみると、どれも興味深いレシピばかり。
特集の「手づくりめん」からやってみようかなぁと思ったんですが、普通にうどん打ち・そば打ちから要求されるガチ仕様……って、これきょうの料理じゃなくて男の料理の間違いでは?(笑)
麺うちはさすがにハードルが高いので他に何かないかなぁとめくってみると、こんなレシピを発見しました。
「挽肉入りオムレツ」のオムレツサラダ。イッツ昭和洋食テイスト。
そういえば、昔のオムレツって確かにひき肉が入っていた気が……
ということで、昭和64年のレシピを参考に、令和の時代にアレンジした「オムレツサラダ」を作ってみました。
調理中はいつものようにyoutube「Swindちゃんねる」にてライブ配信。調理過程はこちらのアーカイブにてご覧ください♪
そして出来上がったものがこちら!
元のレシピでは「牛ひき肉」でしたが、今回はスーパーでお値打ちだった牛豚の合いびき肉にチェンジ。牛肉感を強めるために粉チーズも少し加えました。風味づけは白ワインの代わりに日本酒、とろみづけは小麦粉の代わりに米粉を使っています。
臭み消しのナツメグの代わりには「風来坊パウダー」。ソースはケチャップとチューブ入り味噌で即席デミグラス風ソースに仕立てました。
令和アレンジといいつつ名古屋めし風味が加わってしまっていますが、こればっかりは仕様なので仕方がありません(笑)
薄焼き卵に包まれたお肉……食欲がそそられます!
断面もいい感じ。お肉好きの心を刺激するなかなかな萌え断です。
そしてお味の方はというと……とにかく抜群の一言!
しっかりと味を入れた挽肉とシンプルでさっぱりとした卵の味が互いに良い感じでバランスをとっています。思ったよりもボリューム感を感じるのはたっぷりのひき肉の成せる業でしょうか?
即席のデミグラス風ソースも深い味わいでオムレツにピッタリ。
重くなりそうな口当たりも、下に敷いたキャベツとにんじんのサラダがさっぱりとしてくれます。このバランスもまた絶妙。
いや、これは本気で「どえりゃあうみゃぁぁぁ!」でした。
ちなみにサイドに用意したのはニラとえのきと油揚げの中華風スープ。刻んだ具材を鶏がらスープの素&ちょっとだけ「つゆの素」を入れたスープで炊いただけ。たったこれだけですが、こちらもほっと一息つける優しいお味になりました。
昭和64年のレシピはまだ他にもありますので、これからもいろいろ作ってみたいですね。昭和64年の「ニョッキ」とかとっても楽しそうです。
さて、明日は何を食べようかな?
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