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未来は点を打つことで拓かれる。コネクティング・ザ・ドッツの効用。【イベントレポート】

こんにちは。

昨日は、地域密着のあるイベントにてゲスト登壇してきました。

今回は、備忘録的にそこで行った10分間スピーチのエッセンスを凝縮して投稿したいと思います。

1.どんなイベントか?


まず初めに、どんなイベントに参加したかというご紹介です。

こちらは、「100人カイギ」という名称で開かれる地域密着の交流イベントです。

交流といっても人脈構築だけを目的にしたり、ビジネス談義をする会ではありません。

同じ地域に住むもの同士が、横のつながりを持ちませんか?少なくとも100人のご近所さん友達が老若男女問わずつくれるし、結果として助け合いや治安維持、もちろん地域活性化にもつながるのではないか?

そんなコンセプトで運営されています。

ゲストが100人集まれば解散!という終わりが決まったレアな会なので、一回一回のご縁と時間を濃くしようという心理が参加者には働きます。

また、仕事の話をしてもいいし、しなくてもいいので、立場や業界を超えて気軽に参加できるのが良いところなんです。巷のビジネス交流会とは一線を画しています。

全国71か所で行われているそうなので、お近くで開かれる際は顔を出してみるのもありでしょう。

(公式ガイドより)

ルールは1つ!
「ゲストが100人集まったら会を解散する!」コミュニティです。2016年1月に東京港区で始まり、地域で働くゲストの話を起点にクロスジャンルで人のつながりを生むプロジェクトです。

僕は川崎市宮前区在住なので、宮前エリアに参加したのですが、なんと栄えある第一回目の創立回への参加であり、トップバッターのゲストスピーカーに指名されたのでした(;^_^A



2.何を話したか?


トップバッターのゲストスピーカーとして選ばれただけでなく、持ち時間は10分間。

働き方やどんな思いで働き、地域生活を送っているのか背景を語ってほしいという事務局の要望でしたが・・・

子供からお年寄りまで老若男女向けにビジネストーク以外のフリートークとは、なかなか修行な時間でした。

僕がお話したことは主に2点です。

(1)なぜ今そこに住んでいるのか?


ここからは個人的なお話ですが・・・

もともと僕は、大阪府箕面市というところの出身です。15年ほど前に(34歳のとき)神奈川県川崎市宮前区に”移住”してきました。

なぜ都内でもなく、川崎市のローカルエリアなのか?なのですが・・・

20年近く前、たまたま大阪から東京への出張時に、ホテルで泊まるのは味気ないしなぁ・・・と、友人宅に泊めてもらったことがあります。そこが、今住んでいるエリアだったんです。

それまでは地名すら知らない、最寄り駅も聞いたことがないというレベルだったのですが、雰囲気が大阪の自宅エリアに近いので、いい場所だなと思ったのが始まりでした。

その後、大阪から首都圏に引っ越すことが決まり、あの時の雰囲気を思い出し、居住の地を決めるに至ったのです。今では最後の棲み処にしようと永住を決めているまでになるから、人生わからないものですね。

計画して引っ越す、意図して移住先を決める。そのパターンも王道的にありますが、ささいなキッカケが人生を動かす原動力になると気づいたことも大きな経験となりました。

つまりね、住む場所でさえ、すべては偶然にも大きな価値があるということなんです。

(2)なぜ今の仕事をしているのか?


今現在は、大きく分けて2系統の仕事をしています。

①企業向けに研修・人材教育やコンサルティングを。②個人向けには「頭を整理する」専門家として講座の運営、講演や執筆(14冊出版)をしています。

前のパートからの経緯だけで言うと、上京してコンサルやったり本を出したりとキレイなストーリーに見えますかね。(;^_^A

でもね、実際のところは・・・

25歳の時に起業して以来、ずーっと大阪では食えなかったんです。事業は低迷、収入は低空飛行。。。

つまり、夢を追い求めての上京ではなく、逃げるように移住してきたのです。実情とは案外ださいものですよ(涙)

その後、上京してからは、気分一新!と言いたいところですが、直後にリーマンショックでまたも落ち込み、ビジネスだけでなく人生観すら迷走していました。

細かい経緯は、以下にも投稿していますので、ライフチャートもご覧ください。

そんな迷走している頃のお話です。

ある年、立て続けに3人のまったく別のクライアントから指摘されたことがありました。

「鈴木さんと話していると頭が整理されて気持ちいい!」

「鈴木さんはアドバイスの内容もいいけど、うまく情報や選択肢を整理してくれるから意思決定しやすくなる。いわば、思考の整理屋さんだね!」

3人はまったく別のバックグラウンドの方で互いに面識もないのですが、別々のタイミングで同じような内容の指摘をしてくれたのです。

赤の他人が同じことを指摘してくるということは、それが自分の生きる道であり、社会の評価かもしれない。そう気づき、思考の整理家®という肩書が誕生しました。

世間を見渡してみると、お部屋やモノのお片づけは「こんまり」さんを筆頭に専門家がたくさんいますが、”頭の片づけ”は専門家がすぐに思い浮かびません。

であれば、ここでポジションをとったらどうなるだろう?と思って活動を始めてみると、広がりはじめて今に至るというわけです。

しかも、世の中はますます複雑化し、先が見えない時代に突入しています。一方では、テレビやSNSからフェイクも含め情報洪水の時代。

僕たちの頭を混乱させる要素がたくさん降ってきている状況で、思考の整理の重要性が増すのではないか。

偶然いただいた他人からの指摘と社会からの評価、自分の得意なことと世相のニーズ。すべてが一瞬にして頭の中でつながりました。まさに稲妻が走る瞬間とはこういうことを言うのでしょう。

複雑化する先が見えない時代こそ、「シンプルに思考を整理することで、人や組織の可能性を最大に引き出す」ことが世のため人のためにもなる。

という世界観が出来上がり、それを伝えるべく、執筆や講演活動他、個人向けにもコーチングやコンサルをスタートしていきました。

つまりね、働き方でさえ、すべては偶然にも大きな価値があるということなんです。

3.何に気づいたか?


前のパートでスピーチ内容から2つのエッセンスを整理しましたが、オチは2つとも同じフレーズになっていたことに気づきましたか?

「偶然にも大きな価値がある」

このキーワードです。

今回のスピーチ登壇を経て、改めて痛感したことがあります。

それは、偶然から始まった”点”がいつかは”線”になる。だからこそ、点をたくさん打ち、点を打つのを楽しむこと人生に潤いを与えてくれる。

一言でいうなら、

コネクティング・ザ・ドッツ
(Connecting The Dots)
 → 点と点をつなぐ

と、なるでしょう。

既に、アップル創業者のスティーブジョブズが伝説的なスピーチで語った有名なフレーズですが、すべてはここに帰結する気がしますね。

コチラです↓↓↓

今回、イベントに参加し、実際にスピーチ登壇することで得た最大の気づきは・・・

働く場所も、働き方も、偶然切り拓かれることもある。

であれば、ビジョンだ!PDCAだ!と、型にはめたスタイルだけでなく、もっとゆるく肩の力を抜いて偶然を楽しむことが人とのご縁までも引き寄せるのではないか。

今回、イベントに参加することで、こんな風に大きな学びを得たんだとさ。

おしまい。

さて、今回の内容は
いかがだったでしょうか?

少しでもお役に立てば幸いです。

それでは、また会いましょう!

著者・思考の整理家® 鈴木 進介

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