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【心を動かす法人営業メール】遠隔でも面談できるメール術

求職サイトで良くメールを頂くのですが、どうにもこれがよろしく無いので、勝手に改善し応用しています。

メール術を積み上げれば、

・どういう時に心が動くのか?
・お?!聞いてみようかなと思うのか?

の練習になり、B2Bでのメールでアポとれるので、成績も向上します。何より人間力が上がるので生きる上でのスキルが大幅にがります。

あとは法人営業マニュアル通りにアタックするだけ。

背景

求人登録は市場動向把握のために登録していますが、ヘッドハンターのメールは、ビンタし返すような内容のメールが結構あります。

幾らクリエイティブが良くても、顧客接点で信頼を失い続けるとブランド損失に繋がるので注意が必要ですね。バランス感、大事。

まずはメールを分析し。反面教師として、今後の提案メールの参考にしていきたいと思います。

1:私はXXX出身で・・と、自分の経歴自慢をする

いきなり過去の会社ブランド名からはいる謎たるやww 

凄いヘッドハンターの方なのでしょうが、むしろ求人先の詳細情報に価値があるかどうかが趣旨。

特に過去の会社・ブランドで信憑性を演出するのは気をつけようと思います。

2:詳細はお会いして・・・と、面談依頼

興味有無を聞く前に、面談日程までテンプレで送ってはいけないと気が付く。面談1時間の密度を濃くしないと機会損失で失礼になる。

相手の時間をリスペクトしないといけない。詳細を聞いてみたいと思えば、会うかもしれないし、無視かもしれない。

対人に関する配慮や考え方はこの本で学べます。デジタルでコストが下がり、誰でもできるようになったからこそ、アナログでの面談・対人スキルがあると費用対効果が著しく高い。対人は効率や生産性だけではないのだ。

3:弊社のオフィスで面談・・・

お願いしているのにお呼びするのは大企業流。これは絶対に控えたい。

ご提案するなら行く前提でいこう。現状況かなら、ご迷惑かもしれないので、遠隔での対話となろう。

4:まずはお電話で・・

本当に濃密な話なら対面で、となろうが、今は昨今は難しい。

だからこそ、メールで相手の心を動かす事前準備・文章と編集が必要だ。ノルマを効率的に増やしたいのだろう。

削るべき時間は顧客への時間ではなく非効率業務の改善ですね。

5:そもそもレジュメを読んでない

信じられないが、職歴・レジュメを全く読んでない提案がある。新規事業の経歴なのに、エンジニアの募集提案。マーケ休職なのに営業募集提案。

自社プロダクトのことばかりを売り込もうとするとこうなる事例だ。B2Bの場合、相手の要望をきっちり引き出して要望や予見を整理する必要がある。

絶対に、IR・HP・ニュース・記事etc、公的なものは全て読み、付加価値を添えた上で提案をしたい。これが相手の心を動かす最初のステップだ。

6:候補企業羅列をするが、コンフィデンシャルで・・

このような案件がずらりあります、と例を挙げられても。。いきなりカタログ広げてるようなイメージでしょうか。漏洩情報など守秘があるのでしょうが、最初からズバッと会社名をかけば良い。

貴重な情報を提供しますみたいな人ほど、その情報は貴重ではないことが多い。

7:年収の幅広すぎ

400万円〜1200万円の求人です。。と、あーこりゃ後から炎上するなというのが、一見できるともうアウトですよね。入社後すぐに給料は上がりますから。と言うのはあり得ない。

プロなら適正価格や適性幅をしっかり提示して誠実にすべし。守りの姿勢で幅広い提示でしょうが、攻めた提案で無いと心は動かないでしょう。戒めます。

8:面談日程のコピペ用テンプレート

門前払いになりますが、コピペ感は個別最適のUX時代に悟られてはいけないですね。

必ず個別最適した内容と提案をセットにしてメールを書くこと

9:アワード受賞履歴

所属企業やプラットフォーム受賞歴はユーザーには意味を持たないので、バリューが無い。受賞して気持ち良い称号などは自社だけの場合が往々にしてあるので注意が必要。

名詞の裏の受賞歴など、気をつけよう。。Good Design賞とかも控えめにしよう。。ただ、アピールすべきところはアメリカ人よろしく主張・謙遜しないようにしよう。要はバランス。

10:一発入魂。プラチナスカウトなどの大砲

ドラゴンボールのかめはめ波や、幽遊白書の霊丸のような、レアな弾です!みたいな演出機能があるのですが、メールの内容がしょぼいと台無しなので要注意。

普通のメールにはカメハメ波機能ないので、大丈夫ですが、「!」とかは要注意。

かめはめ波だろうが普通の提案だろうが、勝負は中身次第

提案メールの教訓まとめ

詰まるところ、提案や営業メールはどういう内容にすべきか?

1:本気で文章を読み、奥行きを考え抜く。
2:求職者、求人者(顧客先)のベストな解を真剣に考える
3:課題のある求職者が居て、それを解決可能性はあなたにあるというの凡ゆる調査情報を使い、足で稼ぎ、最初のメールで具体的な提案を企業名を書きシンプルに提案する。

まとめると、こういうことになろうかと思う。

そこまでレジュメに乗っていない、調べようがない、社外秘で書けない、色々あると思いますが、これらがいわゆる準備不足。

当然情報不足だろうが、経営者はその情報不足で毎日会社の意思決定をしている。

今の時代

・SNS
・Linkedin
・口コミ
・名刺サービス

何でもある時代。

会社まで足を使えば、現場ファクトを取得可能。誰もが見れる求職サイトだけ見ているとコモディティの罠にかかり、差別化を提案する自分自身の差別化がなくなる。

熱心に調べ上げて、感情を揺さぶるほどのメールを出せば、それだけで差別化になる。情熱の量は文章に載る。

もし熱心に調べ上げたのなら、自ずとコピペ量産型メール提案ではなく、気持ちが入る。一人一人違うメールになるはず。

そう言うヘッドハンター(営業担当者)には会いたいし、一生付き合いたいと思う。出版社の作家(この場合求職者)と編集者(ヘッドハンター)に近い存在だと思います。

編集者の作家を落とすメールや文章は本当に勉強になります。大物作家に素人編集者がどのようにして相手の懐に飛び込むのか。まさにこれが醍醐味と思う。

仕事に活かせるTipsをまとめているので是非ご覧ください。


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