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図書館館長の読書のキロク

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小さな図書館からみる 「場づくり」と「コミュニティ」

小さな図書館からみる 「場づくり」と「コミュニティ」

先日、一冊の論文を頂きました。

まちライブラリー提唱者である礒井純充さんの研究論文です。

まちライブラリーは、全国の小さな図書館を応援している団体で、本を介して、様々な場づくりの支援や、イベントなどを行っています。「星空の小さな図書館」もメンバーに入っています。

礒井さんとの出会いは、ちょうど、私が「星空の小さな図書館」をはじめて、半年ぐらいたったころ。友人が「こういう活動をしている人がいる

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迷う。だからこそ、見つかる自分らしい働き方。

迷う。だからこそ、見つかる自分らしい働き方。

2月になりました。

2020年になって1か月も経っているのに、先日、領収書を書いた時に「2019年」と書いてしまいました。頭の中が、また去年のままのよう。あぁ、時が経つのは早い。

さて、昨年から、「今年こそ本を読もう!」という目標を立て、毎日少しでも読書の時間をつくっています。

最近では、自分の病気と仲良く向き合うためにも規則正しい生活を心がけていて、寝る前の一つの習慣として、読書時間を確保

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『かばん屋の相続』

『かばん屋の相続』

今日は「星空の小さな図書館」の開館日。

カウンターでお客さんをお迎えしながら、空いた時間の読書タイム。普段なかなか本を読む時間をとれなかったりするので、この時間、私にとって結構貴重なのです。

図書館には2000冊ほどの蔵書があって、私も読んだことがない本がいっぱい。どこからともなく、利用者さんが見つけては借りていくのですが、そんな貸出、返却業務の中で、私も新しい本との出会いを楽しんでいたりもし

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『凡人のための地域再生入門』

『凡人のための地域再生入門』

今日は久しぶりの雨ですね。しばらく雨が降っていなかったので、畑がずいぶんと潤いそうです。

ほんとは庭木の手入れをしたかったのだけど、この天気ならば仕方がない。おとなしく、家で事務処理をしました。

パソコンとにらめっこに疲れた時は、読書が一番。今日も1冊読み終えました。

今回読んだ本は「地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地方再生入門」。

以前から、著者である木下さんの本は何冊か読んだ

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『クリエイティブ・スーパーパワーズ』

『クリエイティブ・スーパーパワーズ』

私は、子どものころ「クリエイター」になりたいと思ってました。

マンガ家、小説家、デザイナー、映画監督。どれも子どものころに憧れた職業です。

でも、飽きっぽい私は、どれも少しやってみては「自分には無理だ」と想い、すぐに興味は他のところへ。

高校生になって、自分の進路を考えなければならなくなったとき、「やっぱり映画が好きだから」と芸術学科がある大学を探して、入学しました。大学で学ぶ中で「やっぱり

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