代官山蔦屋さんとのコラボレーションで現代アートを紹介するショートムービーが登場
このコラムでは、『イノベーション創出を実現する「アート思考」の技術』のプロモーションを目的として、代官山蔦屋さんとのコラボレーションで作成した、現代アートを紹介するショートムービーについて書いています。
現代アートから学ぶ、ビジネスパーソンが持つべき3つの力
私は、多くのビジネスパーソンが直面するイノベーションの課題を解決するために、アート思考を提唱しています。このショートムービーでは、ビジネスパーソンが学ぶべきアーティストたちの3つの力―飛躍力（常識を覆す革新的なコンセプトを創る力）、突破力（価値があると判断したことは、なにがなんでも実現させる力）、共感力（周りを巻き込んで大きなプロジェクトをも推進する力）を紹介しています。これらの力を身につけることで、あなたのイノベーションの可能性は無限大に広がるでしょう。
魅了される現代アートのアーティストたち
ショートムービーでは、5人の現代アートのアーティストたちを紹介しています。
AKI INOMATA
生物と人間の関わりに興味を持ち、詳細な研究を通じて作品を制作しています。多くの皆さんは、アーティストは思いつきで作品を創っているのではと思っているのではないでしょうか。実は、アーティストの制作過程には深いリサーチが存在し、それが思考の飛躍を促します。彼女の言葉によれば、作品制作の8割はリサーチによるものだそうです。
篠田太郎
不可能と思われるようなビッグなプロジェクトを次々と実現させる突破力を持っています。彼はアラブ首長国連邦のシャルジャの砂漠の真ん中で上映会を企画しました。電気も水もない砂漠での上映、発電機を持ち込み、巨大なスクリーンと櫓を建て、観客は車をチャーターして輸送しました。その突破力はまさに驚異的です。
久門剛史
彼は、企業のプロジェクトにアーティストを招き、アート思考を注入する「アーティスティック・インターベンション」に取り組んでいただきました。彼の「アーティストはジョーカー」という言葉からは、アーティストが企業においてどのような役割であるかが伝わります。組織を揺さぶり、新たなアイデアを引き出す存在なのです。
オラファー・エリアソン
デンマーク生まれのアイスランド系アーティストです。彼は、7億人もの人々が電気の通じない地域で生活している現実に注目しました。太陽光発電によるクリーンな灯り「Little Sun」を開発して、電気のない地域の子供達も夜に勉強できる環境を提供しています。先進国でも、多くの人々の共感を得ています。彼のアートは持続可能な社会へのメッセージをもたらします。
杉本博司
時間に関連する作品を制作し、時間感覚が人間の進化に与えた影響を考察しています。杉本さんの最新作品は小田原にある江之浦測候所です。ピラミッドやパルテノン神殿は、何千年たってもなお遺跡として残っています。江之浦測候所も、5,000年後に、現在の文明の遺跡として輝くことを想定しているという、その視座は宇宙レベルです。
アート思考が引き出す創造性
アーティストたちの思考や哲学に触れることは、革新的なビジネスを考えるだけでなく、人生を豊かにするための重要な刺激となります。
代官山蔦屋様での書籍購入特典として、ショートムービーをご覧いただけます。是非、アーティストたちの世界観に触れ、彼らの作品や考え方にインスパイアされてみてください。アーティストたちの思考や哲学は革新的なアイデアの源泉となることでしょう。
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