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本当に存在するメルマガの中のロックな人

こんにちは。カスタマーサクセスチームの八木です。
毎日、会社のメールアドレス宛にたくさんのメールが届きます。そのメールの中でも圧倒的な分量を占めるのは企業が発信する「メールマガジン」、通称メルマガという方も多いのではないでしょうか?

Sprocketの社内コミュニケーションは、slackを日常的に使っているため、社内メンバー同士でメールをやり取りすることはほぼないです。Sprocketを導入いただいたお客様との間で発生するクライアントワークも、原則としてBacklogというツールでのコミュニケーションを主体とすることを合意いただいているため、メールでやりとりするお客様はごく一部に限られています。

そうなると必然的にメールボックスに届くメールの内訳はいわゆる「メルマガ」が増えてしまうわけです。その「メルマガ」も大きくふたつに大別されます。ひとつは私たちのお客様のサービスサイトに登録すると届けられるもの。ふたつめは私たちのようにB2B向けのビジネスを提供しているような企業から届けられるもの。

Sprocketも例にもれず、主には見込み顧客のご担当者様宛にメルマガを配信しております。各社が揃いも揃って数多くのメルマガを配信してくるので、私のメールボックスはB2B向けのメルマガの数が大多数を占めています。オンラインセミナーに出席する度に増えてしまうので、仕方ないものだと割り切っておりますが・・・どんどん増えますね。

皆さんは、この送られてくる多数のメルマガとどのように付き合っていますか?不要なメールは二度と送られてこないように対処(オプトアウト)するなど、適度に見直しをかけていますか?私は今のところ眺めてます。「そうきたかっ!」と思わされるような発見がたまにあるので、眺める価値はあると思っています。本当に眺めるだけなんですけど。

メルマガを開封してもらえるかどうかはメールのタイトルが肝心です。メールを開封させてから、Webサイトまで誘導するには画像や文面を工夫する必要があります。何曜日の何時頃に送ると開封率が上がる可能性が高いとか、相手の行動を先読みして配信するテクニックはもちろん、最近では個性的なメルマガを目にする機会が増えたように思います。

今日は、Sprocketのメルマガの配信をご担当されている笹森 紫織さんにインタビューを行います。なんと実名です。メルマガ配信上の架空の人物ではなく、本当に存在しています。さらには私と同じくカスタマーサクセスチームの仕事も請け負ってます。

そんなマルチに活躍する笹森さんのインタビュー、早速ご覧ください。

Q1. 前職までの仕事

八木)
というわけで、笹森さんの出番ですよ。笹森さんは既にご家庭の事情により退職されてしまったメンバーの紹介を受けて入社することになりましたが、前職はなんとSprocketのお客様側の方だったんですよね。ざっくり今までのお仕事やご経験を教えてください。

笹森)
とうとう出番をいただきましてありがとうございます。
前職では主に販促まわりに関わるキャンペーンやクリエイティブデザインなどのディレクションと、ユーザーさんに向けてのメルマガ運用を一任されていました。

メルマガ運用に関しては、わりと長く携わっておりまして、「LTVを向上させるためには」というところで目標をもって運用していました。まずは開封してもらうために、件名やファーストビューの見え方など、いろいろA/Bテストを実施して試行錯誤していました。

前職のSprocketとの関わりは、私は直接の担当ではありませんでしたが、メルマガ運用担当ということもあり、テキストの言い回しなどのチェックを任されることも多々ありましたので、その当時から何となくSprocketと縁があったのかもしれませんね。

Q2. 入社までの右往左往

八木)
笹森さんが応募者候補として上がってきた頃は、私自身も面接官をしていたので、笹森さんとお話したことも覚えています。ちょうど社内のメルマガ運用者もいないし、そのノウハウはカスタマーサクセスチームでも活きるだろうと思ってました。根がマジメと感じましたし、慣れたら戦力になれる可能性を感じてました。だけど・・・一度内定辞退をしようとしましたよね?どんな心境だったのですか?

笹森)
あ、そうですね…
よくよく考えたときに、メルマガ運用はずっとやってはいましたが、今までのはB2C向けのメルマガ運用であり、B2B向けとはマーケティング手法が結構違うんじゃないか…?私ほぼほぼ初心者じゃないか…?という考えに行きつきまして…。

あとカスタマーサクセスチームでの業務も、自分クライアントワークなんて経験皆無だけどできるのか?と、めちゃめちゃ不安にかられました(笑)。

八木)
期待に応えられるかどうか、プレッシャーを感じてしまっていたということでしょうか?話している姿は堂々としていて安定感はあるなぁという印象だったので、「え?なんで?」と焦ったように記憶しております。

笹森)
いやぁー、堂々としてないですって!
まぁ、それで不安にかられて一度悩んだのですが、カジュアル面談や面接の際に八木さん含む先輩方がいろいろと助言してくださって、がんばってみるか!!と気持ちの整理がついて、入社させていただくことになりました。

八木)
余裕の表情と思いきや、やはり緊張はしていたんですね(笑)。結局予定通りジョインしていただいて本当に良かったです。2020年12月頃からですよね。もう1年半近く経つのか。時の流れが早いですね。特にこの2年。

Q3. 二足の草鞋

八木)
笹森さんのように、入社時からマーケティング関係業務と、カスタマーサクセスチームを掛け持ち前提で入社されたケースは、恐らくはじめてじゃないかと思います。カスタマーサクセスの業務知識だけでも習得するのに時間がかかるので、入社時からメルマガ運用や、セミナー運営の支援などのマーケティングチームの業務の兼任は大変だったんじゃないですか?

笹森)
もちろん大変でした!今も大変ですが(笑)。
マーケティング業務に関しては前任者が退職で引継ぎ期間も短かったですし、カスタマーサクセスチームは研修など盛りだくさんで覚えることが多かったので…!

八木)
私もマーケティングチームとの連携を強化すべく、一部協力をしていることもありますが、笹森さんはマーケティングチームの中でも「止めたらダメ」という性質の業務のメルマガ運用をずっと対応されてますし、メルマガでも開封率の最適化を目指してABテストも実施しされてますよね。さぼらずに毎週運用を続けるって大変ですよね・・・。

一方で、急な依頼がくることもあれば、こちらから提案をしていかなければいけないカスタマーサクセスのクライアントワークは、運用業務に比べると時間のコントロールがやや難しい側面もあります。

このふたつのチームを両立させるための工夫やコツなどはありますか?

笹森)
そうですね…。
何となく曜日によってこの日はマーケティング業務、この日はカスタマーサクセス業務、のように集中して取り組むことが多いかもしれません。一日にどちらの業務も交互にやったりすると、頭の中でうまく切り替えできなかったりするので。

もちろん突発的な業務が入ることはありますが、それはそれで、入っても大丈夫なように、全体的に余裕をもって業務のスケジューリングをするようには心がけています。

八木)
なるほど。わりとスケジュールを立て、計画通りに進めているんですね。私は「来たものから順に潰す」って感じかな。もちろん急ぎでないものは後回しにしますが、計画通り進められる気もしておらず、根性で今の状態を維持しているところもあるので、そこは見習いたいですね~。

Q4.実はこっそり三足目の草鞋

八木)
ご本人も隠しているわけでもないと思うので、あえて三足目の草鞋の話もお聞きできたらいいなと思っているのですが、同郷の知人ですかね?北海道の方と一緒にバンド活動をされていて、いくつか動画も見せてもらったこともあります。見せてもらった動画はカバー曲(LiSA「紅蓮華」)を歌うボーカルの笹森さん、これまたすごい迫力がありました!

バンドのことや、曲のジャンル、何を目指していたとか、聞きたいことは盛りだくさんですが、バンドや歌の取り組みなど、是非教えてください!

笹森)
え!バンドのこと話して良いんですか!めっちゃ話しますよ!
と言っても、コ〇ナの影響でもう2年ほど活動できていないので、自分がバンドマンだったことを忘れかけていますが…。

一応バンド活動自体は14年ほど前からやっておりまして、今所属しているバンドに加入したのは、かれこれ7年半前くらいでしょうか。ジャンルとしてはメタルバンドです。メタルバンドで歌ってますと言うと、びっくりされるか引かれるかの二択です(笑)。

八木)
びっくりか引くかの二択って(笑)。いずれの反応にせよ、驚くのはわかる気がします。恐らく驚くのは音楽をやっているということよりもジャンルじゃないかなぁ。あくまで主観ですけどね。

笹森)
コ〇ナ前までは、札幌、東京、名古屋、大阪と忙しく飛び回って歌っておりましたが、現在は冒頭でも言いましたがライブは全くできていません!もうライブのやり方忘れました!

今は定期的にYouTubeに演奏してみた動画をUPしたりしながら細々と活動中です。

八木)
ブログにYouTubeの動画あげちゃいますか??

ちなみにいつかSprocketのオンラインセミナーの前説で歌ってもらうとか、どこかでこっそりと登場する予定や可能性ってありますか?

「いつもあのメルマガを送ってくれる笹森さんがオープニングで歌うだとー!!」となると、それだけでもセミナーの集客に繋がりそうな予感がしてますが、どうでしょう?

笹森)
そうですね、弊社主催のオンラインセミナーは、だいたい5分前くらいに開場して、待ち時間にBGMを流しているのですが、そのBGMの代わりにうちのバンドの曲流そうかな…とは本気で考え中です(笑)。
話題になって集客に繋がったら良いですね!

八木)
本当にそれはアリだと思いますよ!権利上の問題で楽曲のライブ配信となると揉め事に発展しかねませんが、オリジナルソングであれば大丈夫。もちろんバンドの皆さまの同意は必要ですけど、なかなか個性的な演出になりそうで期待しちゃいますね!

Q5. Sprocketの仕事のやりがいや苦労

八木)
Sprocketでのメルマガ運用を通じて「笹森紫織」という実名で配信しつづけたおかげもあり、はじめてお会いする新規のお客さまからも「あのメルマガの笹森さんですね!」のような反応があったそうですね!いつも見かける名前の人が現れた瞬間の喜び、なんとなくわかるきがします。

マーケティングチーム、カスタマーサクセスチームを兼務していることでのやりがいや、その一方で苦労していることなどありますか?

笹森)
そうなんですよ!
メルマガってやっぱりどうしても見られずに終わってしまったりということも多いのですが、先日お客様から「メルマガの!」と言われ、ちゃんと見てくださってる方もいるんだというのがダイレクトに実感できてめちゃめちゃうれしかったです。

マーケティングとカスタマーサクセスを兼務していたからこそ、メルマガを受け取ってくださっているお客様の声を直接聞けたのかなと思うので、本当によかったです。

苦労していること…うーん、なんでしょう。
苦労していることより、ためになってることの方が多いと思ってます。以前先輩にワーディングセンスが良いよね、とシナリオ(ポップアップ上で表示するメッセージ)を褒められたことがありました。

これって、メルマガ運用で文章を書く業務が多かった経験がカスタマーサクセス業務でも活かされていることの一つなのではと思いました。なので今は忙しいながらも、やりがい9割くらいの気持ちで仕事に取り組めています。

八木)
うんうん。まぁ、楽かというと楽じゃない(苦笑)。でも大変かというと、社内メンバーのためになったり、クライアントのためになったり、苦労を乗り越えた達成感みたいなのはありますよね。

Q6. 職場の雰囲気やカルチャー

八木)
笹森さんが入社された当時から、既に世界中に撒き散らされたアレのせいで、誰もがそこそこ不自由な生活を送り、出社せずとも仕事できてしまう昨今の状況が当たり前となりました。そんな状況下ではありますが、笹森さんにとってSprocketはどんな会社に感じますか?「ここがちょっと変わってるなぁ」など、過去在籍した会社の比較でも良いです。Sprocketの印象を教えてください。

笹森)
Sprocketの印象は、一言でいうと、「自由」ですかね。

ティール組織とうたっていることもあり、やる気があればメンバー一人一人が意見を言えたりやってみたいことに挑戦できたりと、なかなか自由度が高い会社なんじゃないかなと思っています。

もちろんティール組織というのは私も初めてだったので、最初の頃はよくわからない部分もありましたが、慣れるとだんだんわかってくるというか…。
あとちょっと変わってるなぁと思うところは、まぁ変わってるとまでは言わないんですが、ガチの動物好き多くないですか?(笑)

八木)
ティールといえば、同居家族(子供)や動物も含めてフラットですよね。オンライン会議に映りこんでもむしろ微笑ましいというか。たまにカメラに動物だけが映っていることもありますし(笑)。

動物好き、多いですかね。狂おしいほどの猫好き、来世は猫でもいい、むしろ猫がいい、そんな猫好きは目立つ気はします。社内に猫がいたら間違いなく出社率上がるんだろうなぁ。

猫は好きなのに、猫のように自由な人はいないかも。自由な会社だけど好き勝手自由にやれるとはまた違う自由な社風ですもんね。猫っぽさ溢れる自由な会社ではございません。悪しからず。

Q7. 応募者に一言

八木)
複数チームの業務を兼任からスタートした笹森さんのご経験は、きっとこれから入ってくるであろう未来のメンバーにも大きな勇気となるはずです。決して兼任を推奨しているわけではありませんが、ご自身の意志とそれを成し遂げる力があれば、Sprocketのメンバーは全力で「やりたいこと/成すべきこと」を応援してくれると思います。そんな兼任で頑張っている笹森さんから、応募者の皆さまにメッセージをお願いします。

笹森)
最初はいろいろと自信がなくて不安が多かった私ですが、現在はできることが増えたりやりたいことができたりと、いろいろなことに挑戦できています。

自分の努力次第ではあると思いますが、経験豊富な先輩もたくさんいますし、とても良い環境なのではないでしょうか。ということで、これから応募してくださる皆さんと一緒に仕事ができることを楽しみにしております!ありがとうございました!

八木)
笹森さん、今日はありがとうございました。いずれセミナー直前のライブでの登場を楽しみにしております!

編集後記

今回は笹森さんのお話をお聞きしました。まだまだお伝えしきれていない笹森さんの素顔があるんです。編集後記で書くっていうのもアレですが、底知れぬ激辛好きです。北海道出身の笹森さんは、寒さ対策のために激辛に溺れるようになったのでしょうか。

そんな笹森さんが帰郷した際に、「お土産欲しいものありますか?」なんて優しい声をかけてくれるものだから、冗談半分で「ジンギスカンキャラメル」と言ってみたら本当に買ってきてくれちゃったんですよ。わかっててわざと買ってきてくれたんですよ。

ご存知ですか?ジンギスカンキャラメル。「なんでこんなの作ったの?」って逸材です。興味のある方は是非お試しいただきたいのですが、くれぐれも体調の良い時に食すことをおすすめします。受け入れるにはフィジカル面での余裕が必要になります。

ちなみにそのお土産のジンギスカンキャラメル、オフィスに置かれたまま数か月、4月19日時点でもまだ残っていたらしいです。賞味期限的には問題ないと思いますが、今オフィスまでカジュアル面談にお越しいただくと、「ジンギスカンキャラメル」に出会えるかもしれません!

しかしバンドって何かかっこいいですよね。憧れますよね。何に憧れるって解散するときの理由、「音楽性の違いで」ってセリフ。一度何か聞かれた時の理由(言い訳)に使ってみたいですね。「音楽性の違いで」って。

[コーポレートサイト]
https://www.sprocket.bz/
[採用情報]
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[募集職種一覧]
https://note.com/sprocketrectruit/n/n0521aa81e1da
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https://medium.com/sprocket-inc

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