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pray human 崔実
崔実の『pray human』を読んだ。
ネタバレしてます
女たちの物語だった。
閉鎖病棟にてたまたま集まった、精神的に参ってしまった人たち、そこを離れてもなお残るあれそれ。主人公が、「君」にこんなことがあったのだ、と話すように物語は進んでいく。
この小説は、常に話し続けている。語られる話を聞くように読む。この小説では、「話す」「聞く」「沈黙」はとても重要なのだ。
冒頭に引用したのは主人公の言
「7代先まで呪う」←なんで7?
調べ物まとめシリーズです
私は日頃からなんだこれ?と思ったものをちまちま調べてノートに手書きでまとめるのが好きなのですが、
これを他人に話すと「面白いねえ」と言ってもらえたので
もっと他人と共有してより話やら何やらを面白がるべきだなと思いました
のでこういう他人に見えるところにちまちま書いておこうという気持ち
テレビを見ていると
「7代先まで呪ってやる」
とあった。
なんで7?
と思って少
大丈夫になりたいじゃねえよ
口悪っ すみません
広告で出てきた「大丈夫になりたい」が個人的にすごく苦手で
寄り添ったふうなこと言うなカスという悪どい気持ちと、
“大丈夫”なんてフワッとした概念で終わらせるなもっと思い悩んで具体的に言語化しろボケという変な気持ちと、
まず文法的にどうなん?それ、若者言葉的なものを広告の大人側が取り入れるの寒いわという気持ち、
それから最近流行りのそれっぽいイラストへの反抗心 小説のカバーがアニ
[新訳] 不安という概念
セーレン・キルケゴール『[新訳] 不安の概念』村上恭一訳 を読んだ。
少しでも不安について理解できたらと思って読んだ。
引用したのは比較的有名な部分である。こればっかりは原文が気になるところである。
思った以上にキリスト教の話だった。解説部分でも不安についてというよりもキルケゴールの家族の境遇やキリスト者であったことについての話が多いので、まあそういうことなのだろうと思う。
そして言い方が回りく