2月振り返り(遅)

2月って何やったっけ~と思ってタイムツリーやらスケジュール帳を見ると、卒業研究に苦しんでいた。
そうそう、卒業研究の締め切りが私のところはすごく遅くて、昨年のうちに終わっている人々を羨ましく見ていたんだった。

卒業研究は最初のほうすげ~いややったけど、結局やってよかったな~と思った。
正直卒研について、すごく偏見なのだがすごい優秀な人以外は先輩のやった研究の残り滓みたいなやり残しを拾い上げるみたいな印象があって。
兄は卒論が提出できずに留年を繰り返していたし、とにかく卒研について良い印象はなかった。
なかったんだけど、結局ちゃんとしたテーマでちゃんと新規性があって、お医者さんや他大学、他学科の人たち、年齢問わず連携して研究をおこなっていくのは正直楽しかった。
色んなジャンルの賢い人がたくさんいて、そういう人たちとの意見交換は面白かった。

後輩を持ったことによりちゃんとしなきゃの意識を持つことができた。
何もかも自分の中で分かればいいやの人間だったが
見やすいソースコード、わかりやすいデータ構造を意識できるようになった。
これは素晴らしいことである。
先輩に対してグチャグチャのを見せても「まあ、後輩のペーペーなんで」という顔をしていたのだが、後輩にはそうはいかなかった。
また、ちゃらんぽらんな直属の先輩に対して思う部分があったのでそういう先輩にはならんどこうと思って動いた部分もある。

そんな感じで作成したソースコードを、めちゃくちゃ優秀な他研究室の先輩に見てもらった時に「いいやん、わかりやすい」と言ってもらった時の感動たるや!
全てが報われた。
それ以降、「**さんならわかると思います」みたいにちょっと実力を信用されている実感が得られるようなことを言われてどんどこやる気になっていく。
プログラム以外でも相談してね、って言ってくれる。優しい。どうしてなの。
優秀な人って、人も良い。こういう人になりたいなあとなんとなく思う。

卒研発表会当日、私は自分の研究室にこれまでにないほどの呆れを覚える。
こういう日こそ他の研究室の発表を聞いて回るべきだろうが!と思っているのだが、ずっとこの研究室にいときなさい、と言われる。出欠をとっているからね、とまで言われる。これは分かり合えない。他研究室の発表を聞いていたがために欠席扱いにされたが、どうでもよい。

発表自体も、「面白いですね」と他分野の先生に言われて嬉しい。他分野の方からこそ得られる、全く別視点の意見は本当に面白い。ああ~面白くなってきた途端に卒業か~と思わないでもない。

発表が終わっても私の研究は続くのだが、なんだか色々褒められたり、言ってもらえたりして楽しかったな~明らかに成長したし。論文を書くのも読むのも、ソースコードを書くのも、全部楽しかった気がしてくる。嘘。いやなこともあったけど、それをあえてここであえて書く必要はない。

あと、快活のペアフラットシートで永遠に作業をするだけの集まりのためにバイクや車を出してくれた君、ありがとう。今度普通に映画とか漫画とか、ビリヤードのために快活にいこう。

2月はそんな感じだったかな~。締め切りに追われれば追われるほど、本を読みたくなる性分ということもわかった。3月も忙しいけど、まあ、頑張ろ~


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