茶道スタートアップ WACHA
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茶道スタートアップ WACHAの誕生秘話⑥
私は自分の同期からの紹介により、同じ会社でも全然関わりのなかったR&D領域の人たちと繋がることになりました。
そのなかでも最初、天才的なハードウェアのエンジニアの方と知り合います。その方は私のアイデアを親身に聞いてくださり、大変面白く、将来性があると言ってくださりました。
ただ一方で、自分は何年も会社にいて、実はなかなか新規事業がうまくいかないことを見てきた、とも。その中でも良く覚えているのは
茶道スタートアップ WACHAの誕生秘話⑤
2つ大きくあった夢のうち、1つ目について簡単にご紹介しましょう。
当時、大企業のなかで働く中ではっきり分かったことがありました。
・大きな事業の柱を育てるのには、最低10年かかること。
・強固な事業の柱を作るには、余裕のある自由な研究開発が不可欠であること。
・アイデアをアイデアで終わらせないためには、最終的にはアイデアを社会実装化し、社会に浸透させて初めてアイデアが世の中に定着したことになるこ
茶道スタートアップ WACHAの誕生秘話③
私が入社した大手メーカーは電機メーカーでしたが、入社早々リーマンショックの影響もあり、部門が解体されたり、早期退職制度が実施されたりと、
大手=安泰というのは存在しないのを痛感させられるような大変苦しい時期に直面しました。
そんな最中、スマートフォンのiPhoneが登場します。
最近AppleのiPadのCMで、様々な関連する製品を破壊するイメージが不謹慎だと不評を買いましたが、まさにこのCM
茶道スタートアップ WACHAの誕生秘話②
私は大学を卒業後、大手メーカーに就職したのですが、メーカーのなかでは珍しく、当時現場を経験する形での多くの研修が実施されていました。
そしてなんのご縁なのか、
私はあの白洲次郎さんの武相荘の中の修理に同行することになりました。
白洲次郎さんと言えば、吉田茂首相に請われてGHQとの折衝にあたった歴史上でも重要な人物ですが(恐らく俳優の伊勢谷友介さんがNHKドラマで
白洲次郎役を演じて知った方も多
茶道スタートアップ WACHAの誕生秘話①
WACHAが誕生するまで、実は長い長い歴史があります。
今でこそ茶道スタートアップを名乗っていますが、全ては創業者が大学生の時に実家で見つけた1つの楽茶碗から始まっています。
その楽茶碗が祖父が作ったものであり、
実に約1000個近くの楽茶碗が眠っていることを、その時初めて知りました。
その時点で祖父が亡くなってから既に数年経過しており、私自身も、恥ずかしながら楽茶碗が何かも知りませんでした。