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#高校生
ターンテーブルに針を落として(2)
2 PUNKS NOT DEAD!
当のマエハラさんは、CSN&Yとかグレイトフルデッドとかが一番好きだったようだ。さすがヒッピー、ウッドストックの話も、まるで見てきたように繰り返し話してくれた。
「ここでくさ、雨が降るったい。そしたらみんな『No Rain! No Rain!』て叫ぶっちゃ」
「へ〜っ」と感心して「で、雨はやむと?」と聞くと
「それがたい、ほんとにやむっちゃんね! 奇蹟やろ?
ターンテーブルに針を落として(3)
3 & Rock’n Roll !!(気持ちだけ)
高校を卒業した春、マエハラさんはナガセと僕を大橋駅に呼んだ。
「高校卒業のお祝いばしちゃあたい。友だちの店に行くけん」
マエハラさんはそう言って九大の芸術工学部のすぐ向かいの「田圃鈴(たむぼりん)」という喫茶店に僕たちを連れて行った。
僕らが入ると、マスターはすぐに店を閉じてレースのカーテンを閉めて明かりを暗くした。申し合わせたかのように
ワイルドサイドを行け #4(最終回)
みなさん、おわかりでせうか?
つまり、かっこわるいダサいヤツというのは、かっこつけしないヤツのことなのです。かっこつけないヤツがかっこよく見えるわけがない。
たまに
「おれはかっこなんて気にしない」
なんてかっこつけているメタ認知のメの字すら持ち合わせていないB層的な可燃ゴミがいますが、かっこつける努力もしないのに「天然かっこいいヤツ」なんているはずがありません。
もしいたら、おまえは