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2020年4月の記事一覧
副業で書いたのに人気が出すぎてしまった小説|コナン・ドイル『シャーロック・ホームズの冒険』|monokaki編集部
こんにちは。「monokaki」編集部の碇本です。
先日、平野啓一郎原作、福山雅治主演の映画『マチネの終わりに』を観てきました。原作小説を読んでから観ましたが、舞台が東京、パリ、NYと変わっていくのを映像としても楽しめました。そういえば「恋愛小説」を久しぶりに読んだ気がします。前に王谷晶さんに書いてもらった「「恋愛」ってなんですか?」を思い出しました。
大切なポイントは、恋愛要素というのは登場人
カテゴライズできない小説から革命を始めよう|海猫沢めろん
俺です! めろんです! 人間です!
いきなりだけど、みんな早起きしてますか?
俺は最近六時に起き始めました。朝起きると気分がいい。
執筆は朝が一番はかどるという人もいるので、小説を書いてる人は早起きしたほうがいい。
まあ、朝食を食べて一時間後にはまた寝てるんですけど!
二度寝最高。
さて、Web小説定点観測もついに五回目になりました!
毎回2〜3作品、かれこれ10作以上の作品をとりあげてき
読者のためではなく、自分のために書く小説|海猫沢めろん
狂気の夏が終わりやっと秋めいた気配を感じる今日このごろ。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
平成最後のぼくの夏はエロゲの夏でした。ひたすら過去の未プレイゲームや最新作をプレイしていました。
エロゲをやっていると現実が色あせたものに見え、虚構のほうが素晴らしく感じられてきます。
実際そうでしょう。
現実より虚構のほうがいいに決まっています。まわりには美少女しかいないし、どの選択肢を選んでもだいたい誰
創作はダメ出しされてもうまくなりません|海猫沢めろん
お世話になっております。海猫沢です。みなさんお元気ですか?
私はなんとか去年からの体調不良地獄から帰還しつつありますが、花粉というさらなる敵の襲来におびえております。殺してくれ……地球が合ってない。
それはともかく、作家生活が長くなるとだんだんと人前に出る機会も増えて、服装とか美容に気をつけるようになるわけですが、中身はヒキオタニートの素晴らしきクソ野郎なのでぶっちゃけ面倒くさいんですよ。
ここ
物書きのための校正教室|逢坂千紘
はじめまして、翻訳者・校正者・小説家の逢坂千紘(あいさかちひろ)です。今回は、文字やことばをシビアに見直す「校正」という作業について、創作とからめて話したいと思います。どうぞ、よろしくお願い致します。
私から伝えたいことはひとつです。原稿、キレイにしませんか?――たった、これだけです。
編集者に見せる企画書や原稿、そのままウェブなどを通じて読者に見せる作品、それをもっとキレイに仕上げるこ
世界を創るには、モデルとなる国・時代を決める|三村 美衣
ファンタジー小説の自由度は高い。物語の舞台がこの地球上にある必要もないし、主人公に羽があっても角があってもいい。場所も、時代も、その世界を貫く法則も、何もかも好きなように設定できることがファンタジーの楽しさだ。
しかし、現代社会ほどではないにしても、剣と魔法の世界だってそんなに単純ではない。『指輪物語』(映画『ロード・オブ・ザ・リング』の原作)のトールキンは、世界が誕生した時からの長大な年表
ダークヒーローからゴシックロマンまで 闇/病み小説|三村 美衣
「闇」はファンタジーとはとても相性の良いテーマだ。
ざくっと思いつくだけでも、光と闇の対決を描く異世界ファンタジー、暗黒と恐怖を物語の中心に据えたゴシックロマンや伝奇小説、夜や闇の中で生きる種族もの、死や暗黒への畏れや憧れ、不安や心に巣食う闇(病み)が起爆となるダークファンタジーなど、闇は深く、広く、さまざまなアプローチがとれる。
光の残酷、闇の魅力 闇といえば、主人公たちは世界が闇に支配さ
いいキャラクターは「書かれるべき物語」を呼ぶ|monokaki編集部
「第3回yomyom短編小説コンテスト」の結果が本日発表されました!実用度◎な、「yom yom」編集長・西村博一さんによる一問一答シリーズ傑作選も3回目です。
今回は、皆が頭を悩ませる永遠のテーマ、「魅力的なキャラの作り方」についてです。ラップバトルやバディヒーローがお好きな方には特に分かりやすく!?解説いただきました。
▼過去の記事はこちら
シナリオを小説にリライトするときに気をつけるこ