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気まぐれエッセイ

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気まぐれエッセイ
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【微笑みエッセイ お泊まり人間ドックに行ったはずなのに、ドアを開けたらそこは】

【微笑みエッセイ お泊まり人間ドックに行ったはずなのに、ドアを開けたらそこは】

人間ドックと言えば、3週間前からいろいろと体裁…体調を整えようとするタイプです(笑)

お肉中心の生活から、野菜中心の生活へ。ラーメンを食べるより、うどんや蕎麦を食べる。昼寝する暇があれば、ひたすらジムで走る、走る、走る。かのメロスもかくやというくらい、走る走る。セリヌンティウスも僕の走りを見たら、きっと間に合わなくても許してくれるだろう。ごめんねセリヌンティウス。

そんな甲斐もあってすっかり体

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【微笑みエッセイ 生徒たちに問いづくりを体験してもらおうと思ったら】

【微笑みエッセイ 生徒たちに問いづくりを体験してもらおうと思ったら】

さ、授業に行こうかな。準備をすべくカバンの中を見るとそこには…

突然ですが、皆さんにとっての宝物はなんですか?

自分が今まで出会った宝物の中で最もプライスレスなもの、それは「問いづくり」。

問いづくりのスキルを得たことで、人生や生き方を豊かにできたなっていう実感があります。

なかなかに深いんですよ、問いづくり。マリアナ海溝よりも、インド哲学よりも。

マリアナ海溝?

…底が深いってことで

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今日のICT授業日記833【ボイスメモ × CLOVA Note × メモアプリ × Canvaで、生徒の活躍を学年みんなに届けたい!】

今日のICT授業日記833【ボイスメモ × CLOVA Note × メモアプリ × Canvaで、生徒の活躍を学年みんなに届けたい!】

夏休みの前後に県外や海外に行って、得難い経験をしてきた子達がいるんですよね。こういった子たちの経験を、他の子達にもシェアしたい。「みんなも県外や海外に行こう!学校の外にこそ学びはあるんだよ!」って言いたい!何かいい手はないかな?

そうだ、僕がインタビューして、デジタルでみんなに配ればいいんだ。

よし、じゃまずはインタビュー。スマホで録音しようかな。

ごめーん、ちょっといいかな。夏休み前に海外

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【微笑みエッセイ 本を読んでも頭に残らない…おぉ、こうすればいいじゃん!】

【微笑みエッセイ 本を読んでも頭に残らない…おぉ、こうすればいいじゃん!】

昔日の若さは失いましたが、だからこそ手に入れたものも。果たしてそれはいったい!?

昔の偉い人はこう仰ったそうな。

「五十にして天命を知る」

50も超えたというのに、天命どころが氏名も忘れそうな勢いのワタクシ。最近のお困りごとは

「本を読んでも情報が頭に残らない」

本を読むのは好きなんですよ。いろんな人の生き方を追体験できたりするし。知識は増えるし。なんか自分が大きくなったような気がして。

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【微笑みエッセイ 自分をネタにクスッと笑えるエッセイを書けば多くの人に読んでもらえるのか、検証したい】

【微笑みエッセイ 自分をネタにクスッと笑えるエッセイを書けば多くの人に読んでもらえるのか、検証したい】

岸田奈美さんの果てしないファンです。彼女のような文章を書けるようになるのが夢です。

でも、生まれも育ちも経験も全然違うので、同じ文章を書くことはできません。

が、

文体を真似ることならできるかもしれない。

岸田さんのエッセイって、家族の日常を切り取っておもしろおかしくネタにしています。

誰か他の人をネタにするんじゃなくて、自分をネタにするのなら、おもしろい文章つまり読んでいる人に面白いと

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【微笑みエッセイ】花火大会なんてなくなればいいのにと怨嗟の言葉を吐いた結果、こうなった。

【微笑みエッセイ】花火大会なんてなくなればいいのにと怨嗟の言葉を吐いた結果、こうなった。

今年はあの渋滞を回避した!よくやった自分。悦に入って天を仰ぐ。果たしてそこに見えたものは…

夏の暑さはまだまだ衰えることを知らないものの、朝晩はそこはかとなく涼しくなってきた8月の終わり。そう、ここ高崎では毎年恒例の花火大会が行われるのだ。

そんなことなど全く知らなかったワタクシ、高崎駅近くに車を置いて、東京にまなたびに出かける。

あ、「まなたび」というのは「学び」と「旅」を勝手に合わせて作

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【微笑みエッセイ】夏休みはまだ終わらないじゃんと思ってのんびりしていたら、とんでもないことになっちゃった話

【微笑みエッセイ】夏休みはまだ終わらないじゃんと思ってのんびりしていたら、とんでもないことになっちゃった話

フリーズするワタクシ。え待って。聞いてないんですけど。まだノータッチなんですけど。締切明日⁉︎

そろそろ森山直太朗の「夏の終わり」が聴きたい季節になった8月の後半。あなたに会いたくならない代わりに、仕事をしたい気にもならない。

太陽の眼差しはいつまでも衰えることはなく、僕の仕事への意欲もいつまでも戻ることはない。

そんな中、2ヶ月先に行われるイベントの打ち合わせに行くことに。なんの準備もせぬ

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【微笑みエッセイ】電気自動車のススメ

【微笑みエッセイ】電気自動車のススメ

ほらー、だからあれほど言ったのに!

うちなる自分の声に固まるワタクシ。

車を、買い替えました。それまで乗っていたシエンタから、ATTO3に。

シエンタくん、短い間ではあったけどたくさんの思い出をありがとう。君は悪くないんだよ、ただ、時代がね、地球環境がね、大気中の二酸化炭素濃度がね、僕にこう囁くんだよ。

「君にもっと相応しい相手は、ほかにいるんじゃないの」

そ、そうかな、そこまでいうなら

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50代オッサン気まぐれ旅⑦

50代オッサン気まぐれ旅⑦

あれ、なんのために早く帰ってきたの?こんなんだったらもっと…

大津から石山ー彦根と在来線ローカル旅を続けてきたワタクシ。鈍行列車に身を委ねてゆらゆらと進む様は、さながら僕の人生のよう。行くあてもないまま、気の向くまま、レールの上を走っていく。いつかはやって来るゴールに向けて。そして今、僕は敦賀にいます。

敦賀といえば、もう言わずもがな新幹線。北陸新幹線が新たに開通したわけですよ。そんなん、乗る

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50代オッサン気まぐれ旅⑥

50代オッサン気まぐれ旅⑥

こちらを先にお読みいただけると、より続きを楽しむことができます。

だからあれだけ言ったのに。なんでこんなことになってんの!

と独りごちても、すでに後の祭り。思い返せばあの時…

へー、氣比神宮。恥ずかしながら初めて聞く名前。敦賀市民の皆さん、ごめんなさい。神様が好きとか言っておきながら、不勉強なワタクシ。

なになに、敦賀駅からバスで5分。老体に鞭打たなくても大丈夫そう。

今日は歩き続けたお

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50代オッサン気まぐれ旅⑤

50代オッサン気まぐれ旅⑤

こちら↓をお読みいただければ、続きをより楽しめます。

「えー、ここどこやねん」と電車を降りた瞬間叫ぶお姉さん。
確かに、見渡せど見渡せど、見えるのは山山山、そして山。僅かに見える民家も、昭和初期に建てられたのではと思われる佇まい。僕も密かに「ここどこやねん!」と独りごちる。関西人でもないのに心の中では関西弁。

乗り換えのために降りたこの駅の名は、「近江塩津駅」

石山、彦根と人の少なさを感じて

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50代オッサン気まぐれ旅④

50代オッサン気まぐれ旅④

こちら↓をお読みいただければ、続きをなお楽しめます。

暑さ、坂、暑さ、坂、そして暑さ、坂。VUCAな時代を象徴するが如く、終わりの見えない暑さと坂は続いていく。目指すは天守閣。なんでこんなことに…

つい先日のこと。ReHacQにて石丸さんが彦根一日市長になった番組を見た。あー、彦根かー。ひこにゃんに会いに行こうかなぁ。

そう思ったのが運の尽きか、はたまた運の始まりか。いやいや、この苦行まがい

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50代オッサン気まぐれ旅③

50代オッサン気まぐれ旅③

こちら↓をお読みいただいてからの方が、本文を楽しめます。

琵琶湖疏水が、轟音を立てて迫ってくる。逃げないと。ほら、早く!いや、分かってるんだけど足が動かない。なんでなんで、いつも逃げ足は早いのになんでこんな時だけって言っている間にああもう琵琶湖疏水が目の前にうねりを伴ってああ〜…

あれ、夢か。え、もう9時。いかんいかん、早く出発しないと。カーテンを開ける。目の前には8月の陽光を受けて銀色にギラ

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50代オッサン気まぐれ旅②

50代オッサン気まぐれ旅②

こちらをご覧いただいてからの方がよりおもしろいです(笑)

浮御堂

992年に、さる高僧が作った1000体もの仏像を飾るために建てられたと言われている、琵琶湖沿いに建てられているお堂。

…琵琶湖?あれ、新宮に行こうとしてたんじゃ。

いや、そうなんですけど。紆余曲折ありまして。途中不通の区間がなくても名古屋から3時間かかる新宮に行くなら、名古屋から新幹線でほぼひと駅のところに、日本屈指の観光都

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