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#10NYCマラソン翌日〜ゆっくり行く者が遠くまで行く~スロージョギングで世界6大マラソン
翌日の朝、テレビをつけると“NY1“のチャンネルでNYCマラソンのニュースが流れていた。
約50000人が参加して、おおよそ26000人という半分くらいのランナーが完走したらしい。
意外と少ない。
そして“New York Times” の新聞に、完走したランナーの名前が掲載されているとの事。
これは記念に買っておこうと、近くのニューススタンドにも寄ることにした。
今朝は、再びセントラルパークへ行
ゆっくり行く者が遠くまで行く~スロージョギングで世界6大マラソン ♯創作大賞2024 ♯エッセイ部門 応募作品
【スロージョギングの原点】
「マラソン大会って、速い人が参加するのかと思っていた」と言われたことがある。私もずっとそう思っていた。
早く走らなくても、ゆっくりと少しずつ無理の無いように、走る距離を伸ばしてきた。
そして、ついにフルマラソンを、普通に完走する事が出来た。
「スロージョギング」というのは、笑顔でおしゃべりできるくらいのスピードで楽しく走る事。1キロ7~8分くらいのペース。
スロージョ
#13富士山を見ながらプチ合宿(1)〜ゆっくり行く者が遠くまで行く~スロージョギングで世界6大マラソン
今まで富士山を見に行く旅行では、お天気がいつも曇り。
夏休みに大雨の時もあった。
なかなか美しい富士山を見られない。
だから、富士山の全景を見られる事が、とても有難いものなのか。
「きれいな富士山を見たい!」という気持ちが、むくむくと湧き上がってくる。
富士山を見ながらスロージョギングをしたい!
「思い立ったが吉日!」とばかり、河口湖に行ってみようと計画。
ちょうど記念日も控えているので、ちょ
#12NYCは素敵な街(2)〜ゆっくり行く者が遠くまで行く~スロージョギングで世界6大マラソン
走らない日は、なるべくたくさん歩く事にしている。
これを、アクティヴレスト(=積極的休養)と、言うらしい。
せっかく訪れているニューヨークを、積極的に周りたい。
今日はブルックリンに行ってみる。
地下鉄Mラインに乗り “Delancey St-Essex St” (デランシーストリ-ト&エセックスステーション)で下車。
ほどなく“Williamsburg Bridge”(ウイリアムズバーグ・ブリ
#11NYCは素敵な街(1)〜ゆっくり行く者が遠くまで行く~スロージョギングで世界6大マラソン
スロージョギングは、+αでお楽しみも満喫出来る。
無理のない走り方だから、マラソン大会の前後でも、それほど疲労が残らない。
それで、観光したりお出かけしたりする気分になれる。
マラソンのために訪れた場所を、さらに何倍も楽しんでいきたい。
できるだけニューヨークの街をまわってみようと思う。
まずは、摩天楼を堪能しに行く。
目指すは、再開発されたエリアの “Hudson Yards“(ハドソンヤード
#9NYCマラソンゴールへ!〜ゆっくり行く者が遠くまで行く~スロージョギングで世界6大マラソン
練習では30キロまでしか走っていない。
ここからは久しぶりの未知の世界。
ランナー仲間からのアドバイス通り、持参してきたカフェイン入りのスポーツジェルを飲む。
カフェインにうまく働いてもらって、「自分はまだまだ元気!」と思い込ませる作戦。
そろそろマンハッタンに別れを告げるべく、4番目の橋になる
“Willis Avenue Bridge“を渡る。
目の前に広がるのは、ブロンクス地区。
段々と
#8NYCマラソンを遂に走る!〜ゆっくり行く者が遠くまで行く~スロージョギングで世界6大マラソン
スタートでは、ここまで無事に到着したことにホッとしつつ、この地点に立てる喜びをかみしめていた。
家族をはじめ、気にかけてくれた人たちのお陰、職場の方々の思いやり、ご協力で、ここまで来られた。
音楽が鳴り続ける。私の好きな“Empire State of Mind by Alicia Keys“
やっぱりニューヨークはこの曲!
音楽のボリュームが大きくなってきて、否が応でも気持ちが高まってくる。前
#7NYCマラソン当日の朝〜ゆっくり行く者が遠くまで行く~スロージョギングで世界6大マラソン
アメリカではDaylight saving time(サマータイム)というものがある。
その終了が、まさにNYCマラソンの当日に重なる。
真夜中の2:00AMに、時計を1:00AMに戻す。
それによって、1時間多く寝られて良い、と考えるのか。
時間を間違えるランナーもいるのではないか。
1週間でもずれていれば、間違いもおこらないだろうに・・・と、いらぬお節介。
さて、当日の朝、身支度をすませて、
#6NYCマラソン前日〜ゆっくり行く者が遠くまで行く~スロージョギングで世界6大マラソン
NYCマラソンの前日、エキスポに行き、ゼッケンやTシャツをピックアップする。
エキスポの場所は、Jakob K. Javits Convention Center(34 Street 11th Avenue)
土曜日だし、最終日だからか、多くの人達でかなり賑わっている。
まずは、bib(ゼッケン)を受取りにカウンターに行く。
そこでは、身分証明書として持参したパスポートを提示して、引き換えのメー
#5NYCマラソン2日前まで〜ゆっくり行く者が遠くまで行く~スロージョギングで世界6大マラソン
そうこうしているうちに、まだまだ先だと思っていた11/5(日)のニューヨークマラソンの日がぐっとせまってきた。
10月下旬には日本を出発して、数日間、セントラルパークを走りながら、体調を整えていこうと思う。
ニューヨーク到着後は、コースの下見も兼ねて、セントラルパークを偵察。ちょうど木々の紅葉も始まっていて、とても美しい。
外周6マイル(9.6キロ)をゆっくり1時間以上かけて走る。
快晴の中、午
♯4NYCマラソンに当たっちゃった!〜ゆっくり行く者が遠くまで行く~スロージョギングで世界6大マラソン
もう1年くらい前の2023年2月20日(月)に、NYCマラソンの申し込みをしてみた。申込期間であることを失念しそうになっていたなんて・・・うっかりにも程がある。
久しぶりのフルマラソンを完走する自信なんて少しもないけれど、とにかく申し込まなければ当選はしない。
しかも、なかなか当選しないそうなので、まずは申し込んでみなければ、何も始まらない。
その後、3月2日(木)、NYCマラソン当選のメールが
♯3スロージョギングの原点〜ゆっくり行く者が遠くまで行く~スロージョギングで世界6大マラソン
スロージョギングをいつも生活の中に、ごく普通に組み込んでいきたいと思う。
速く走って記録を狙うよりも、将来のことも考えて、足腰に負担がないようにゆっくり進む。
走っている時は、自然に耳をすませたり、素敵な景色を写真に収めたり、ラジオや音楽を楽しんだり、ご近所をパトロールしたり、と「走る」+αで楽しめば、長続きしそう。
気分が乗らない日も(ほとんどがそう)、いやなことがあって頭から離れない時も、ちょ
♯2フルマラソンまでの道のり〜ゆっくり行く者が遠くまで行く~スロージョギングで世界6大マラソン
ジョギングを始めた理由はいくつもある。
それは、後述することにして、国内でフルマラソンを完走するまでの経緯を簡単にたどってみたい。
まずは、30分くらい走ってみると、意外と走れる事が分かって、5キロのカラーランに参加。
真っ白なTシャツを着て走りはじめ、1キロずつの給水所で、ピンク・黄色・水色・緑色・紫色の粉をかけてもらい、FINISHの時には虹色になるという面白いマラソン。
その後、少し