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♯2フルマラソンまでの道のり 

~ゆっくり行く者が遠くまで行く~スロージョギングで世界6大マラソン

ジョギングを始めた理由はいくつもある。
それは、後述することにして、国内でフルマラソンを完走するまでの経緯を簡単にたどってみたい。

まずは、30分くらい走ってみると、意外と走れる事が分かって、5キロのカラーランに参加。
真っ白なTシャツを着て走りはじめ、1キロずつの給水所で、ピンク・黄色・水色・緑色・紫色の粉をかけてもらい、FINISHの時には虹色になるという面白いマラソン。

LUSHの緑の粉をかけてもらう


その後、少しずつ走る距離を伸ばして、ほどなく10キロのマラソンに挑戦。すいかマラソンやスイーツマラソンでは、それぞれの給水所に旬のすいかや様々なスイーツが並ぶ。

すいかのバルーンを目指して走ると、
みずみずしいカットすいかが待っている
名産地のすいかは、やっぱり美味しい!
一口サイズのスイーツが、ずらりと並ぶ。
デパートの試食が、一度に集まったような場所!


そして、10マイル(16キロ)の桜堤権現堂を走る幸手マラソン。
桜のピンクと菜の花の黄色が目にまぶしくて、夢中で写真を撮っていたら、一緒に参加したお友達とはぐれてしまった。また途中でお互いを発見した時は、どれほどホッとしたか・・・それからは、二人でお喋りしつつ、最後は一緒にゴール!
スロージョギングは、おしゃべりが出来るくらいのスピードで、走るスタイル。
ゆっくりとした無理のないペースだから、景色や空気を感じたり、写真を撮ったり、給水所で飲み物や食べ物を楽しんだり、心にも体にもゆとりがある。

桜並木と菜の花のお花畑が、本当にキレイ!



ほどなく21キロのハーフマラソンに挑戦することになるが、
「10キロと20キロは全然違う、甘くみてはいけない」と、通っているジムのスタッフにアドバイスをもらう。
そこで、初めてのハーフマラソン参加に向けて、ちょっとギアを入れて走る量を増やした。
距離というよりも、2時間~2時間半くらいは続けてゆっくり走れる様に練習する。
そして、参加したハーフマラソンは、タートルマラソン。その名前の通り、ゆっくりと同じようなペースで走る人たちに囲まれながら、無理なく走る。

荒川の土手の一本道を、どこまでも進む
ご褒美のうな重


その次のハーフマラソンは、川越マラソン。
蔵の街を楽しみながら、お友達とスタートからゴールまでお喋りしながら、ゆっくりスロージョギングで進む。そして、またまた一緒にゴール!
当然だけれど、完走時間も順位も一緒。

蔵の街は趣があって、観光気分
2時間半くらいの間、たくさんお喋りして笑顔でゴール


ついに、いよいよフルマラソン。
練習で25キロ走れると、完走できるらしい。
念のため、大会の前には30キロ走っておく。
そして、一人で名古屋ウイメンズマラソンに参加。初のフルマラソン!
完走できるものなのかどうか、かなり気をもんだけれど、ゴールした人だけがもらえるティファニーのペンダントは、最高のモチベーションになった。

おもてなしタキシード隊から渡されるティファニーのペンダント!


二度目のフルマラソンは、横浜マラソン。大好きな横浜の街を充分に堪能しながら、相変わらずゆっくり進む。
給水所では、「崎陽軒のシュウマイ」や「ありあけのハーバー」など、横浜名物が並ぶ。無事に完走して、ペンダントではなく、メダルをもらった。

快晴の中、大好きな横浜の街でメダルをゲット!


こうして、国内のフルマラソンを完走できたからには、海外マラソンにチャレンジしていきたいと思う。
世界6大マラソンというものがあるらしい。(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークシティマラソン)
せっかくなので、世界6大マラソンに目を向けよう。
そして、それぞれのマラソンを完走するともらえるメダル、そして最終的に6つ全て完走するとゲットできるメダルを目指したい!
・・・と張り切っていたところ、コロナウイルスが蔓延して、海外どころか国内でも移動することがためらわれる日々に突入。

走ることを止めてしまうと、あっという間に走れない身体に戻ってしまいそうで、止められない。
「今は、アイドリングの時期・・・」と言い聞かせながら、マスク着用で近所を週2.3回のペースで走り続ける。
(続く)


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