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日本精神(神道・仏教など)

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神道は、 正確には「神ながらの道」で、 本来宗教ではなく、 武道や茶道、剣道、華道などと同じで、 生き方の一つとして位置づけられていました。   また仏教はずっと神道と共に日本に…
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#和の精神

【神道解説】神道で読み解く本当の和の精神|おじぎの意味

【神道解説】神道で読み解く本当の和の精神|おじぎの意味

僕は、おばあちゃんを思い出すと
いつも頭が低く、
何かあるとすぐ手を合わせて

「ありがたい、ありがたい」

とつぶやいていたことを思い出します。

僕も、何かに感謝するとき無意識に
手を合わせていることに気づきます。

お互いに手を合わせて
感謝を伝えあえる。

これって素敵なことだなって思います。

今改めて、日本人が
なぜ頭を下げるのか
人に対して手を合わせて
感謝の想いを伝えるのか

僕は

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【日本の和の精神③】神道と仏教。聖徳太子と用明天皇の願い

【日本の和の精神③】神道と仏教。聖徳太子と用明天皇の願い

聖徳太子についてはこちら

十七条憲法についてはこちら

仏教は欽明天皇の頃に伝来し
聖徳太子のお父さんの
用明天皇の頃に初めて、
仏教が皇室に取り入れられたといわれています。

用明天皇は仏教の採用について
下記のように、お伝えされています。

「佛の法を信じ、
 神の道を尊びたまう」

日本人の太古から信じてきた
神道をベースとして
神道の祭祀を続けられながら

真理や法則として
仏教を海外か

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【日本の和の精神②】十七条憲法(新訳)

【日本の和の精神②】十七条憲法(新訳)

聖徳太子については前回記事を参照

聖徳太子の十七条はそれぞれに
願いが込められていますが
ここでは第一条を紹介しようと思います

第一条は、
一曰、以和爲貴、無忤爲宗。人皆有黨。
亦少達者。以是、或不順君父。乍違于隣里。
然上和下睦、諧於論事、則事理自通。何事不成。

となりますが、
この中でも書き出しの

以和爲貴

が最も有名な部分です。

和を以て貴しと為し

と読みます

日本はよく和の

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【日本の和の精神】聖徳太子

【日本の和の精神】聖徳太子

和の精神として
一つの考え方を日本中に示された方として
聖徳太子の存在があります

今回は聖徳太子について
書いてみようと思います

聖徳太子は574年に
用明天皇の第二皇子としてお生まれになりました
聖徳太子は十七条憲法の制定や
冠位十二階など様々な制度を作られました

それだけでなく、聖徳太子は
当時の日本において
海外から様々な文化や技術を取り入れられたのです

日本は島国であり、
昔から世

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