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株主総会でキャリアについて考えた
毎年6月に行われる株主総会が、今年も終わった。
招集ご通知を発送、総会で事業の状況を報告。株主に議案の決裁を仰ぐ、という例年と同じ流れではあったが、いくつか今年は新しい取り組みがあった。
招集通知、動画配信、そして私のこと。まず招集ご通知の内容がこれまでより情報量が多いものになり、レイアウト変更もあって分厚く大きくなった。
ご存知ない方もいるかもしれないので解説しておくと、招集ご通知とは、会
2020年、シグマクシスの年末風物詩と共に振り返る
仕事納めが終わり、一呼吸おいて、今年最後の原稿を書いている。9月に書いてから4か月近くあいてしまった。秋から年末に向けて様々なイベントが続いたこともあるが、コロナ禍当初の混乱を抜けて、仕事も私生活もなんとか巡航速度を取り戻して動き始めたから、ということもあった気もする。
いずれにしても新しい日常に車輪を乗せるまでそれなりに時間がかかり、気づいたらあっという間に一年が過ぎてしまった。そんな2020
リモートワークでも寂しくない。「ひとつの約束」を続けてわかったこと
2020年も9月に入った。コロナの風が吹き始めた2月、国内感染者の増加で混乱した3月、緊急事態宣言が出た4月。6月から7月と延々と続いた長い梅雨、そして8月いっぱい続いた猛暑。トイレットペーパーやマスクが市中から消え、なぜかお米までスーパーから消えてなくなるという時期もあった。振り返れば遠い昔のようにも感じるが、明らかにこの7か月で私達の生活は新しいスタイルに変わった。「ニューノーマル」というやや
もっとみる社長元気で留守がいい
現在、シグマクシスでは富村隆一が代表取締役社長の任にあたっている。現会長で創業者の倉重英樹から引き継いで、2018年6月から現職だ。親しみやすい風貌とキャラクターから、社内ではトミーと呼ばれている。
トミーは、オフィスの中に席をもたない。当然社長室もない。いつも彼は、ふらっと現れると自分の秘書の向いの空席に座り、定番の小さなリュックを傍らに置いてスマホをいじり、電話をし、オフィスを歩き回って社員
2か月のオンライン研修を経て、新人が初めて出社した
6月3日(水)は、私にとって、そして私の配下の新人研修担当部門(ナレッジマネジメントチーム)にとって、特別な日だった。オンライン入社式から2か月以上、ずっとzoomを通じた研修を受けてきた48名の新人が、入社後初めてオフィスに出社し、対面研修を行った日だったからだ。
シグマクシスの新人研修は半年間。今年は、最初の2ヶ月半の全体研修、その後3ヶ月半の組織別研修とOJTを経て、10月1日からコンサル
シグマクシス「別冊トゥモロー」はじめました
「中のひと」という言葉がある。
インターネットスラングなので定義はやや曖昧なのだが、Wikipediaによれば「主にサービスの開発者や提供者、キャラクターの運営者等を指す造語」だ。対義概念として、キャラクターそのものを「外のひと」ともいうらしい。
雑誌を例に考えてみると、掲載されている記事は、「中のひと(編集者)が外の人(雑誌)として世の中に情報発信」しているもの。一方最後に添えられる編集後記