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再読っていいですね! アルケミスト
最近、スペインの聖地巡礼の旅「santiago de conpostela( サンティアゴ デ コンポステーラー)」のテレビとか、ネットニュースとか時々見て、「いいな〜。」と思っていたら、思い出した、その本。
「アルケミスト」
随分前に買って、一度読んでみたけど、その時はピンと来なかった。
十数年?経て「あれ?確か持ってたな。」と本棚の奥から出してみた。
とても面白かった。
ここ、一、二年でよく
癒された時は誰を読む?/水晶萬年筆 吉田篤弘さん
本のお仲間にお借りした吉田篤弘さんの「水晶萬年筆」。
タイトルに「水晶」とついていて読みたいなと思ったら、又、吉田篤弘さんでした。吉田篤弘さんは、以前紹介した「空ばかり見ていた」が初めてで、次に「それからはスープのことばかり考えて暮らした」。そしてこの「水晶万年筆」が3冊目です。(3冊のうち2冊はお借りしてます😅)
短編集の中の一つ、「水晶萬年筆」。しかしながら、水晶は出てきません。水晶萬年
短くて恐ろしいフィルの時代
お友達にお借りして読んだ「短くて恐ろしいフィルの時代」。
オレンジ色の装丁がドキリと目を引いて、
「あの本読んだ?」「私持ってるよ!」と岸本佐知子さんのファン同士、貸して頂いた。
読んでびっくり。
とても政治的で、ファシズム、そしてジェノサイド?と
なんとも世相を反映している問題作じゃないですか?!
ある種、おとぎの国の様な、個性的な形の主人公達は、人間そのもので、、、、。
小さすぎて一度
とりかえばや、男と女のトポス・場所(本の旅星④後編)
平安時代の「とりかへばや物語」の内容で躓いて?!しまっている
河合隼雄さんの「とりかへばや、男と女」。↓の続き,
やっと!!!ファイナルです!
男の子を産んだ右大将は、中将との精算を決意、「男を待つのが楽しみだけの生活は耐えられぬ」と子を残して中将から姿を消す。
尚侍(弟)迎えに来たのだった。
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とりかへばや、男と女のトポス・場所(本の旅星④中編続き)この話、平安時代とは!すごい)
6月はプライド月間という事で!河合隼雄さんの本、「とりかへばや、男と女」からです。
まずは、「とりかへばや物語」の内容から。
↑からの続きです。
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さて
かなりスキャンダラスに、(ちなみにスペイン語だと、
エスキャンダロッソ 、です。長め。😆)
宰相中将の子を、四
とりかへばや、男と女のトポス・場所(本の旅星④中編)
「とりかへばや物語」
それはこれを研究するだけで変態と言われてしまった.......って
どんな物語!?
物語は主人公の親の悩みから始まる。
権大納言(後に左大臣になる)は、二人の奥方がいて それぞれに息子と娘がいた。男の子の性格は全く女性的、女の子は全く男性的だ。そのうち変わるだろうと思っていたが一向に変わらず、父は、姉を男として、弟を女として育てた。二人の容貌は、とても似ていて類なく美
とりかへばや、男と女のトポス・場所(本の旅星④前編)
こんにちは!
河合隼雄さんはこれから何回も出てきます。(いきなり予告です😅)よろしくお願い致します。🙇
世界では今月6月は、プライド月間だそうで、LGBT+の権利や文化、コミュニティーへの支持を示す、さまざまなイベントが行われる月だそう。日本でも少しずつ言われてきていますね。
ちなみにLGBT+のシンボルのレインボーの旗は、色にそれぞれ意味があり、青はハーモニーだそうです。(外国に住んで
コルシア書店の仲間たち 「銀の夜」から・会いたい人達へ (本の旅 星③後編)
(本の旅 星③前編の続き後編です)
前編はこちら↓
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「銀の夜」のコルシア書店の仲間は、ダヴィデさん。詩人で司祭。
戦時中末期ナチスが占領したミラノで地下組織活動をおこし、戦後、コルシア書店を親友カミッロと立ち上げた人。
戦争を身を挺して戦った人達から少し遅れて生ま
コルシア書店の仲間たち 「銀の夜」から・会いたい人達へ (本の旅 星③前編)
只今お借りしている本の一冊、 「須賀敦子全集 第1巻」の中の
「銀の夜」から。
須賀敦子さんは10年くらい前に何回かテレビの特集で見て、読んでみたいなーと思い、その時は挫折した。
10年後の私は、、、、意外と読める。歳をとるって素敵😅😅😅。
「コルシア書店の仲間たち」はその通り、須賀敦子さんがイタリア時代に働いたコルシカ書店の仲間たちの話し。
時代は、第二次世界大戦直後からのお話
小説の世界の住人があこがれる小説の住人(本の旅 星②後編)吉田篤弘さんとガズオイシグロさんの短編集から。
只今お借りしている本、吉田篤弘さんの「空ばかり見ていた」の中の2番目のお話。
「彼女の冬の読書」を読み、以前読んだ、
カズオイシグロさんの「夜想曲集」の中の「降っても晴れても」
の主人公を思い出した。
--------後編です。----------
↓前編
https://note.com/si_mosaic/n/n69d56beb1844
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小説の世界の住人があこがれる小説の住人(本の旅 星②前編)吉田篤弘さんとガズオイシグロさんの短編集から。
只今お借りしている本、吉田篤弘さんの「空ばかり見ていた」の中の2番目のお話。
「彼女の冬の読書」を読み、以前読んだ、
カズオイシグロさんの「夜想曲集」の中の「降っても晴れても」
の主人公を思い出した。
この話は、イギリス人の主人公の話で、大学の時に好きだった女の子と自分の親友が結婚したが、3人の関係が大人になっても続いていて、、、という話。
主人公は、英語の先生をしながら、世界中を周り
幻、ツルチック。ああ再会。
最近、ポッドキャストで、「ホントのコイズミさん」を聞いている。
「本」と「本に関わる人」を紹介する小泉今日子さんの音のコンテンツ。
月曜日の更新が楽しみになっている。
4回目は向田邦子さんの話しだった。
向田邦子さんの話を聞いて思い出した。
「ツルチック」
向田邦子さんのエッセイ集「眠る盃」の中に、「ツルチック」という話しがある。「ツルチック」とは向田邦子さんが昔飲んだ思い出の飲み物だ
ルシア・ベルリン「星と聖人」(本の旅 星①後編)
さて、ルシア・ベルリンの「掃除婦のための手引き書」から(本の旅・星)を始めようと思います。星で繋がる本の旅。星をテーマに制作しているので、「星」と付くものが気になるのです。
「掃除婦のための手引き書」の中に「星と聖人」と言うお話があります。
前編は↓
ーーーーー待って。これにはわけがあるんです。ーーーーー
これから始まるこのお話。
確かに、「違うんです。これはわたしじゃない。」って事あ