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とりかへばや、男と女のトポス・場所(本の旅星④前編)

こんにちは!

河合隼雄さんはこれから何回も出てきます。(いきなり予告です😅)よろしくお願い致します。🙇

世界では今月6月は、プライド月間だそうで、LGBT+の権利や文化、コミュニティーへの支持を示す、さまざまなイベントが行われる月だそう。日本でも少しずつ言われてきていますね。

ちなみにLGBT+のシンボルのレインボーの旗は、色にそれぞれ意味があり、青はハーモニーだそうです。(外国に住んでる友達が教えてくれたちょっと雑学🙄覚えてるのがすみません、結構、雑です😅)

さてそんなんで、目に入った、

河合隼雄さんの「とりかへばや、男と女」。

「とりかへばや物語」とは日本中世の作者不明の物語で、主人公となるきょうだいの男の子と女の子が性逆転でいれかわり育てられる、世界でも稀な物語だそう。

そしてこれを研究する研究者さえ変態と言われてしまう、淫猥?な本として定評があった。それだけでも何か読みたくなるのは私だけ!?ではなくて、

河合隼雄さんも「とりかへばや物語」への酷評は、逆に誰しも一度は読んでみたくなるのではないか。と言っております。ハハハ。

ユング派の心理学を日本に広めた河合隼雄さん。

「日本の中世の物語は、意識と無意識が切断されていない状態についての「物語」がにわかに現代に生きることに関する深い意味を持つことになってくるのである。」

彼が読み解く、「とりかへばや物語」。

読みたくなってきたでしょうか?!

次は、「とりかへばや物語」の内容についてです。


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