#中国
中国で「自殺したい人」を見つけるAI アルゴリズムは“心の病”の救世主になれるのか【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.171】
2012年、中国東部・南京市に住む一人の学生がSNSの「Weibo(ウェイボー)」に「さようなら」と書き込み、自ら命を絶った。その投稿には何百万ものコメントが寄せられ、ほどなくしてそこは鬱を抱える人々がオンラインで集う場になった。
ウェイボーのこうした書き込みを人工知能(AI)で検出し、自殺の危険性があるユーザーを特定しているのが「樹洞レスキュープロジェクト」だ。
まず危険を察知したアルゴリズ
世界最強の諜報機関「モサド」を擁するイスラエルは、中国スパイに負けているのか【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.133】
英TV「SKYニュース」は、米サイバーセキュリティ企業からの情報で「中国のサイバースパイ工作集団がイランのハッカーを装い、イスラエルの政府機関各所に侵入している」と報じている。
イスラエルとライバル関係にあるイランを装っていること自体、かなり狡猾な中国人ハッカー集団だと言えそうだ。
さらにこのハッキング集団は、「イスラエルでこうしたにサイバー攻撃を実施している間に、イランやUAEやカザフスタン
インドで審議が始まった“二人っ子政策” 人口抑制論が再燃した「本当の理由」【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.130】
インディラ・ガンディーの息子サンジャイ・ガンディーが実施した悪名高い強制避妊手術政策では2年間で800万人が避妊手術を受け、そのうちの600万人の男性が精管結紮(パイプカット)手術を受けたことで知られる。
それから半世紀、インドで再び「人口抑制」という非常にデリケートなテーマが議論の俎上に上がっている。7月23日からインド連邦議会下院「ローク・サバー」で与党のヒンドゥー至上主義政党の議員が提出し
中華圏で活躍の芸能人 五輪で台湾代表を応援しすぎたために4社のCM契約が打ち切りに【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.126】
台湾出身で人気番組の司会をつとめるなど、中華圏で広く人気を集めるタレント「小S」こと徐熙娣(ディー・スー)。台湾メディア「中時新聞網」によると、今回の五輪の競技を熱心に観戦していた彼女、自らのインスタグラムでもたびたび台湾代表の活躍に声援を送っていた。
彼女のアカウントに中国から寄せられたコメントは、徐熙娣が台湾選手を応援して中国選手を応援していないことから、“台湾独立派”であるとする声が相次い
中国の「美容整形ブーム」は死亡事故の悲劇が起きても止まらない【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.123】
中国では、美容整形市場が急成長しており、現在世界の約5分の1を占めるという。
デロイトの調査によると、中国の美容整形市場規模は4年間で約3倍に拡大し、2019年には273億ドルとなった。今も世界平均の8.2%を大きく上回る、年間28.7%の成長率で中国の市場は拡大しており、アメリカを抜いて世界一の美容整形市場になると予測されている、と英メディア「BBC」は報じる。
美容整形は、かつて中国ではタ
あんなに美味しいものが輸入禁止? そしてそれをペットするってどういうこと!?【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.110】
「星島日報」は、共同通信の報道として、外来種で生態系への影響が深刻なアメリカザリガニとミドリガメについて、日本の環境省が「外来生物法」で定める「特定外来生物」に指定し、野外で繁殖しないよう規制する方向で検討を始めていることを伝えた。
草案の段階では、市民は許可を得てザリガニをペットとして飼育することは許されているという。しかし輸入したり、販売したり、屋外に放すことは禁止されている。
すでに日本
中国政府に求愛するアップルは、政府の検閲に協力し、自らアプリも検閲・削除している【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.73】
アップルの最高経営責任者であるティム・クックは、データは安全に管理されていると述べている。しかし、貴陽と内モンゴル自治区のデータセンターでは、アップルは中国政府にその管理を大きく譲り渡している。
本紙「ニューヨーク・タイムズ」は、アップルの内部文書を閲覧し、17人の同社の現役あるいは元社員と4人のセキュリティ専門家へインタビューを重ね、そして5月前半にアメリカで行われた不当解雇に関する裁判で提出