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クーリエジャポンの記事から考察

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#クーリエ・ジャポン

米アトランタ動物園のゴリラたちが新型コロナウイルスに集団感染【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.152】

米アトランタ動物園のゴリラたちが新型コロナウイルスに集団感染【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.152】

米アトランタ動物園は、13頭のニシローランドゴリラが新型コロナウイルスに陽性反応を示したと発表した。

感染したゴリラたちは、咳や鼻水、食欲不振などの症状を示していたため、動物園の職員が検査したのだという。

同動物園にいる20頭のゴリラたちは、4つの群れに分かれて暮らしており、すべての群れに陽性のゴリラがいると、地元紙「アトランタ・ジャーナル=コンスティテューション」は報じている。

同紙によれ

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コロナ禍でも食への情熱は変わらず!? 外食のために国境を越えるフランス人【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.136】

コロナ禍でも食への情熱は変わらず!? 外食のために国境を越えるフランス人【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.136】

報道によると、ベルギーとの国境近くにあるフランス北部のサン=ジャン=カペルのレストランでは、ヘルスパスの提示が義務化されて以来、週末の予約が入らなくなったという。

「先週末は、予約で土日ともいっぱいでした。300人近くのお客様がいらっしゃって、200人近くのお客様をお断りしました。ですが、今週末に関しては電話がかかってきていません」と義務化された直後、地元レストランのオーナーは同局に話している。

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中国への経済依存を脱せないドイツは、中国にスパイされまくっていた【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.100】

中国への経済依存を脱せないドイツは、中国にスパイされまくっていた【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.100】

7月6日、独TV「ドイチェ・ヴェレ」でこんなニュースが報じられた。

「ドイツ連邦検察庁が、中国のためにスパイ行為をしていた疑いでドイツ国籍の政治学者を拘束・起訴したと発表した。

この学者は、ドイツの政治家などから得た情報を、10年間にわたって中国の情報機関に提供していた疑いがもたれている。だが実はダブルスパイで、長年ドイツの対外情報機関「連邦情報局(BND)」にも協力していた。人道的活動をする

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コロナ禍で注目が集まる“主人公気取り”がやめられない「主人公症候群」とは【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.99】

コロナ禍で注目が集まる“主人公気取り”がやめられない「主人公症候群」とは【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.99】

人がオンライン空間で過ごす時間は、パンデミック中に飛躍的に増えた。増加したオンライン時間は、パンデミック収束後もさほど減らず、増加状態が続くとみられている。

それに伴い、「主人公症候群」というデジタル空間が促進する、新たな精神疾患が注目を集めている。

現時点では、曖昧な点もあり「診断可能な精神疾患としては存在していない」が、精神医学に詳しい専門家らによれば、現れる症状には下記のようなものがある

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近い将来、世界中の人間に必要となる「アシスティブ・テクノロジー」とは【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.57】

近い将来、世界中の人間に必要となる「アシスティブ・テクノロジー」とは【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.57】

「ウォール・ストリート・ジャーナル」によると、スポティファイはポッドキャストの自動文字起こし機能を追加することを、マイクロソフトはWindows10の視覚障がい者向け機能を更新することを発表した。

テクノロジーに特化したメディア「レスト・オブ・ワールド」によると、グーグルは昨年「Sound Notifications(音検知通知)」をリリースしている。これは特定の物音に限って常時検出し、スマホユ

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「女王様、僕の全財産をむしりとってください」 金融SMで快感を覚える男たち【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.56】

「女王様、僕の全財産をむしりとってください」 金融SMで快感を覚える男たち【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.56】

フィンドムはBDSM(緊縛、調教、サディズム、マゾヒズム)の一形態で、多くのセックスワーカーとその顧客がソーシャルディスタンスの必要に迫られてオンラインに移動したコロナ禍のなか、盛り上がりを見せている。

コンセプトは単純。「貢ぎマゾ」や「貢ぎブタ」とも呼ばれる従属者は女王様に金品を「貢ぎ物」として捧げ、辱めてもらう。

調教はたいていオンラインで行われるが、対面式もある。数分で終わることもあれば

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「新垣結衣ロス」で飲食店が休業⁉︎─台湾人のユーモアはコロナ禍でも健在だった【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.55】

「新垣結衣ロス」で飲食店が休業⁉︎─台湾人のユーモアはコロナ禍でも健在だった【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.55】

「新垣結衣さんの結婚により、店主はショックに耐えられず、仕事ができなくなったので刺身も扱えません。5月28日までは、テイクアウト用の調理済み料理しか提供できません」

5月20日、台北市内の寿司店店頭にこんな公告が掲げられた。「聯合報」ほか台湾各紙によると、新型コロナウイルス感染対策のため、店舗営業を自粛し、テイクアウトに切り替えざるを得なくなった店主の悲鳴を、前日の19日に結婚を発表した女優・新

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「ゆで卵からヒヨコが生まれた!」─中国でトンデモすぎる“学術論文”に批判の嵐【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.32】

「ゆで卵からヒヨコが生まれた!」─中国でトンデモすぎる“学術論文”に批判の嵐【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.32】

熱湯でゆでた卵が再び生卵になり、さらにその生卵からヒヨコが生まれたと主張する、小学生でさえ容易に信じるわけもない荒唐無稽な論文が、中国の政府系学術雑誌に掲載された。

論文は、河南省鄭州市の専門学校・鄭州市春霖職業培訓学校の郭花平校長が2020年6月、自然科学・人文科学の政府系総合雑誌「写真地理」に発表したものだった。

論文には、「ゆで卵を生卵に変えるなど、古来、想像もできない、不可能なことと思

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「無視」の心理学─あなたが“無視される”理由、あなたが“無視をやめられない”理由【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.28】

「無視」の心理学─あなたが“無視される”理由、あなたが“無視をやめられない”理由【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.28】

身近な人から無視されているとき、私たちはどうしたらいいのだろう? そもそも、なぜ相手は無視という手段を選んだのだろう? 

心理学者によれば、無視はされる側だけでなく、無視する側にも深いダメージを与える。さらに、無視という行為には常習性があり、簡単にやめることができないらしい。

「無視」と一口に言っても、敬遠、社会的孤立、音信不通など、多くの呼び方がある。心理学者たちはそれぞれの用語を細かく定義

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ブレクジット後のイギリス、連合王国が解体する可能性が高まっている【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.27】

ブレクジット後のイギリス、連合王国が解体する可能性が高まっている【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.27】

イギリスのジョンソン首相は、ブレクジットを実現させたが、同様にイギリスを形成する4つの国、特にスコットランドでも独立を求める声が高まっている。

2021年5月6日にはスコットランド議会選挙が開催されるが、その結果によっては独立の機運がさらに高まる可能性がある。同様に北アイルランドやウェールズでも英国離脱を目指す動きが生まれているという。

英誌「エコノミスト」によると、スコットランドではイギリス

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海外メディアが懸念「日本はワクチン接種率1%で五輪に突き進むのか」【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.26】

海外メディアが懸念「日本はワクチン接種率1%で五輪に突き進むのか」【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.26】

日本では、ワクチン接種が遅々として進んでいないにもかかわらず、東京五輪にまい進することに対して懸念を示す声が海外メディアから上がっている。

人口に対する接種率で、イギリス49%、アメリカ40%、フランス20%に比べ、日本はいまだ1.3%にとどまっていると、先進国の中でのダントツの低さを指摘し、「同じようにワクチン接種の遅れが批判されている隣国の韓国でも4%超だ」と報じている。

同紙はさらに、日

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「その流れ星、実はうんちかも」… 宇宙飛行士のトイレ事情を専門家が子供に解説【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.25】

「その流れ星、実はうんちかも」… 宇宙飛行士のトイレ事情を専門家が子供に解説【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.25】

今回はニューヨーク州立大学の地質学准教授、トレイシー・グレッグが宇宙飛行士のトイレ事情について解説している内容なっている。

私たちがトイレを使うとき、出した物は地球の重力によって下に落ちる。
ただし、宇宙飛行士にとって「用を足す」のは一苦労。

重力のない空間では、体から出た水滴はすべてトイレの外へ漂って行ってしまう。これは、宇宙飛行士たちにとっても、宇宙ステーションにあるデリケートな装置にとっ

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AIで顔を偽り、ハニートラップで誘拐し…SNSを使ったスパイ工作のすごすぎる実態【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.24】

AIで顔を偽り、ハニートラップで誘拐し…SNSを使ったスパイ工作のすごすぎる実態【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.24】

4月11日、イランの核兵器開発の象徴的な場所である同国中部のナタンズ核燃料施設で、ウラン濃縮作業が停止する事態が発生。イラン政府は、イスラエルの諜報機関モサドの仕掛けたテロであると主張していると報じている。

イラン政府はすぐにイラン人容議者の顔写真を公開し、国外に逃亡したとも述べている。

この件についてイスラエルは知らん顔だが、イランとの核合意をバイデン政権が復活させるべく行っている交渉の裏で

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