プラス感情で入眠することは好循環を生み出す
寝つく際には、脳をプラスの状態にすることが必要不可欠です。
例えば、職場で上司に怒られたり、お客様からクレームを言われたりなど、仕事で嫌なことがあると、そのままの状態を家まで引きずって帰る人がいます。そして、そのような人は大概、マイナスな感情を引きずったまま眠りにつき、質の良い睡眠を確保することはできません。眠りも浅いので、前日の疲れもなかなか取れず、それが結果的には翌日の仕事のパフォーマンスにも悪影響を及ぼします。
だからこそ、私は、たとえその日どんな嫌なことがあったとしても、寝るときには必ず脳をプラスの状態にして寝ることを心掛けています。
寝るときに脳をプラスの状態にするには、横になりながら、明日・1年後・5年後・10年後・将来の自分はどう「あるべき」か「ありたい」のかというビジョンを描くのです。ビジョンを描くことは自分の気持ちや感情をプラスの方向に導きます。
その結果、睡眠の質も良くなり、翌日の仕事のパフォーマンスも向上します。このように寝る前に少しの工夫をすることで、良い循環をつくり出すことができるのです。
ちなみに、私は「寝るときはプラスの状態をつくる」ということに加えて、「その日に感謝して寝る」ということも実践しています。是非あなたも、寝る前に脳をプラスの状態にすることを意識してみてください。