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【骨盤の運動療法】骨盤の動きのメカニズムと臨床的な運動療法の考え方について!
今回は骨盤をテーマにして、臨床で多い骨盤の機能異常とそれに対しての運動療法の考え方についてお伝えしていくコラムにしていきます。
骨盤の動きといえば、一般的には前傾・後傾の動きばかりに着目されがちになりますがそれは骨盤の空間上の動きであって、骨盤内部の動きも合わせて捉えてなければ運動療法としてのアプローチができないです。
骨盤の空間的な動きと内部の動き
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一般的に言われている様な、、
骨盤の前傾や後傾や回旋の動きに関しては、骨盤全体が前に傾くか。骨盤全体が後ろに向いて傾くか。骨盤全体が右と左のどちらに回旋をするか。
そういった話であって、、
骨盤内部の寛骨・仙骨の位置関係や動きまで考えられていることは非常に少ないのが現状です。
ですが、実際にアプローチを行う際には、骨盤の空間的な動きを変えるだけでは不十分であり、骨盤を全体として捉えるよりも骨盤を寛骨と仙骨に分けて完全に別物として捉えた方が骨盤の機能改善においては有効になるケースが経験上も多いです。
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・インレット
・アウトレット
・インフレア
・アウトフレア
・ニューテーション
・カウンターニューテーション
この様な骨盤の内部の動きを表す用語などもあり、こういった用語はもちろんですが、それが何を意味するのかまで把握していくことによって骨盤の運動療法の方向性も考えやすくなります。
臨床で多いパターンについて
臨床で多い骨盤の動きのパターンとしては、、
骨盤の空間上の動きであれば「前方回旋・前方シフト」が伴っていることが非常に多く、骨盤の内部の動きであれば前方シフトや前方回旋している側の寛骨がアウトフレア・仙骨がカウンターニューテーションになっているケースが多いです。
それによって、、
骨盤の前方回旋・前方シフトしている状態になっている側の骨盤の不安定性が生じやすくなり腰痛や股関節の不調を訴えられている方が多いです。
前回のコラムにも通ずるため見逃している方は合わせて上記のコラムを詠んで頂きたいですが、骨盤がアウトフレア方向に可動することによって、骨盤が前方回旋・前方シフトしやすい状態になります。
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