見出し画像

知識不足だからこそ仕事は楽しい

知識や経験があれば、もっと自信をもって〇〇〇できるのになぁ。
やったことがないから、できるかわからない。
知らないことを聞かれたら、どうしよう・・・。

新人の頃や慣れない業務を担当することになれば、誰もが少しは思い当たることと思います。

むしろ、キャリアを重ねていても「知らないこと」「経験していないこと」はゼロ(0)になることは無いわけで、それを自覚してくると覚悟ができるということに共感してくださるのではないでしょうか。

私は社会人の方に接客サービスや部下指導の方法を含めた組織マネジメントなどについて助言させてもらう機会がありますが、「知らないこと」を面白がれるかという点に注目しています。

新人だから知識不足なのは想定内かもしれませんが、これまでの人生経験で培ってきた情報や経験がゼロとは言い切れません。
また、販売スタッフよりもお客さまの方が知識が豊富というのは、よくあることです。

知らないことや経験したことを相手(教える側や接客サービスを提供する側)の方が豊富であったときに、どのような対応をすることができるか。
興味深く、その方に聴く姿勢を向けられるか。

そんなことができることが大事だなあ。と思っています。

私は講師といった何かをお伝えする側になって10年以上が経過しているものの、まだまだ力不足を感じることはもちろん。
毎度、受講してくださる方に教えてもらったり、ヒントをもらうことも多々あります。
研修運営方法くらいは、卓越した知識を持ちたいところですが、ワークの運営方法や進行なども、受講者の方から「こうしたらよいのでは?」といったアドバイスをもらうこともあります。

いまできることや、これまでの経験を十分に活かして仕事をするという姿勢はもちろん欠かせませんが、
知らないことこそ、興味・関心を持って「聴かせてもらう」ことができるオトナでありたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?