[本紹介]目標達成の神業:コーチ最強の武器はこれだ!
こんばんは、 @ShinjiTakenaka です。
今日も一冊をお届けします!
今日の一冊
今日の一冊は、馬場啓介さんによる「目標達成の神業」をお届けいたします。コーチングを勉強している人 / 興味ある人は絶対におすすめです!ぜひ手にとって読んでみてください!
ちなみに、馬場啓介さんは次のような経歴の方です。(「BOOK著者紹介情報」より)
法政大学法学部卒。米国留学後、外資系人材サービス会社を経て株式会社コーチ・エィに入社。史上最速・最年少で、国際コーチ連盟のプロの資格を取得。当時、最大手のコーチ育成プログラム(CTP)のトレーナーを務めトップトレーナーとなる。2009年、NPO法人トラストコーチングを設立。ビジネス書の出版にとどまらず、コーチングの絵本の執筆や、保育園・幼稚園にコーチングを導入したコミュニケーションプログラム(ナーサリーコーチング)を提供するなど、幼児教育も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以前のnoteでコーチングに関して書きましたが、TCS(トラストコーチングスクール)というプログラムを考えた方です。直接お会いしたことはありませんが、いつかお会いしたい。。!
さて、本書の説明に戻ります。
「目標達成の神様」と呼ばれるフェグダというコーチがいたのですが、そろそろ引退を考えていました。その彼のもとに、ひょんなことから弟子入りするバル・バッジオ(通称BB)とジュリー。彼らは色々と試行錯誤を重ねながらコーチングを学び、実践し、さらに理解を深めコーチとしての道を歩み出していく。そんなことが小説形式で表現されているのが本書です。
書きたいことは山ほどあるのですが、以下では、私が特に印象に残ったことを2つご紹介いたします。
①コーチ「が」目標達成するのではない
上記のnoteでも書きましたが
コーチとは”人の主体的な行動を促せる人” 、”相手の中にある情報を一緒に探索、発見し、未来に向けた原動力に昇華できる人”です。
そして、コーチングとは
クライアントの目標達成をアドバイスすることなく、より早く、より確実に双方向の会話をすることでサポートするコミュニケーションの技術
と本書では定義されています。重要なのは、コーチがクライアントの目標達成をするわけではない。あくまで前に進むのはクライアントということです。かつ、目標達成に「導く」というような過信は断じてNGなのです。
コーチはアドバイスはしない。ここがコンサルティングとの大きな違いです。一緒に、双方向に考えていくのです。
そして、何よりもクライアント以上にコーチはクライアントが目標を達成すると信じぬき、最後までサポートすることが重要になってきます。
あなたのコーチはあなたの可能性をあなた以上に信じて、最後まで一緒に伴走してくれる方ですか?
②コーチ最強の武器はフィードバックにある
もう一つ心に残っていることをご紹介します。
突然ですが、皆さんはフィードバックの定義はどのように考えてらっしゃいますか?(ぜひ一度書き出してみましょう!)
本書では、フィードバックとは〝相手の鏡となり、本人が見えていないことを気づかせてやること〟と定義されています。
そして、コーチのフィードバックは〝人の意識を変えるレベルのフィードバック〟と言っています。
ほんとおっしゃる通りで、本当に素晴らしいコーチはフィードバックを通じてこれまで自分では想像もしなかった世界を見るきっかけを与えてくれる可能性があると思っています。
本書では、
魚を与えず、魚を釣る方法も教えず、本人が自ら魚を釣る方法を学ぼうとする意識を引きだすのがコーチの役割であり、その意識を引きだす最強の武器が〝フィードバック〟である
と表現されています。
何か自分のなかで思うことがあっても、行動に結びつかないと人は変わりません。その行動の起爆剤になりうるのがコーチの役割のひとつなのではないでしょうか。
最後に
昔、とあるスタートアップ経営者の方とお話したときに言われたことを今でもよく覚えています。
いくらいいアイデアでも、それを実践しないとアイデアに終わるよ
あなたが今抱えているもやもやしている気持ちがあれば、ぜひ一度一緒にディスカッションしませんか?一緒に形にしていきましょう!
興味を持っていただいた方は @ShinjiTakenaka までご連絡お待ちしています!
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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