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「泣いたらすぐ抱っこ」VS「抱き癖をつけないように」の論争について。

赤ちゃんが生まれると、
育児情報でよく耳にするのが

「泣いたらすぐに抱っこしてあげましょう」

というやり方と

「抱き癖がつくといけないから、
   なるべく抱っこは控えるように」

という方法。

これって一体どっちが正しいのー?!

こんにちは!
日本一🇯🇵子育てが苦手な
【子育て研究者】koto
です!

この正反対の情報に戸惑ったことがある方は
少なくないんじゃないでしょうか??

特に初めての子育てならなおさら!

ネット情報と家族が言うことも違って
イライラの原因にもなっちゃったり…

私もまさしくその1人でした( ; _ ; )

◆「泣いたらすぐに抱っこしてあげましょう」の理論

生まれた赤ちゃんにとって、
完全に守られていたお腹の中とは違い

外の世界は不安なことが多いもの。

暑かったり寒かったり
大きな音がしたり
なんか寝心地が悪かったり…

言葉で訴えることも
自分でどうにかすることもできない赤ちゃんは、
泣いて不快感を主張するしかありません。

それを訴えたときに、

1番身近でお世話をしてくれる人
(多くの場合はママ)

がすぐにやってきてくれて
優しく抱っこしてくれると、

不安は解消されて泣きやみ、

「この世界は安心できる場所なんだ」
と少しずつ理解できるようになります。

抱っこというのは、
赤ちゃんが外の世界と繋がるための
命綱のようなものなのかもしれません。

だからこそ…

赤ちゃんが泣いたときには
何をおいてでも抱っこしてあげて!!

ベッドに置くと泣くなら、
赤ちゃんが安心し続けられるように
抱っこしてなくちゃ!

当然、ママはトイレもご飯も我慢!

赤ちゃんを少しでも泣かせてはいけない!!

なんて、だんだん自分を追い込んでしまうママも
多いのかもしれません。

◆「抱き癖がつくといけないから、抱っこは控えるように」の理論

反対に、こちらの理論は…

たとえ赤ちゃんといえども、
我慢することを覚えなきゃいけない。

ママだって
抱っこばかりしているわけにはいかないし、
1人で寝る練習もさせなくちゃ。

大体、抱っこしないと
我慢できないような子に育ったら、周りも大変。

だから、多少泣いたって
すぐに抱っこなんてしないで、
少しは泣かせとけばいい。

そのうち疲れて寝てくわよ。



う〜ん…
どちらの考えも納得できる部分もあれば、

「???」となるところもあり…

結局、赤ちゃんが泣いたら、ママは
どうすればいいんでしょうか( ;∀;)??

◆赤ちゃんはなぜ泣く?

そもそも、
どうして赤ちゃんは泣くのでしょうか?

生まれたばかりの赤ちゃんは
自分の思いを表現する方法として

「泣く」という手段を取っています。

つまり、赤ちゃんからのお知らせのようなもの。

そのお知らせには

急を要するものから
ちょっと来て〜というレベルも含まれるから

対応する大人はなぜ泣いているのか
分からなくてワタワタ。

どんな感情から泣いているのか
よくよく観察して、理由を想像するのが
とっても難しい!!

だから、泣いたらとりあえず抱っこ!!

となってしまうのも、すっごく分かります。

◆抱っこは最強

どんな理由であれ、赤ちゃんにとって
不快な感情を解消する手段として

抱っこは最強です。

暖かい腕に包まれて
声をかけてもらい、揺らしてもらえば

どんな理由であれ、
機嫌がよくなることが多い。

なんかちょっと背中がかゆかったから
泣いたんだけど、抱っこしてもらえてラッキー!

なんてことも、時にはあったりして…?!

◆本当に今、抱っこは必要なのか?

と書くと、じゃあ抱っこしない方がいいのか?!
と感じてしまいそうですが、

赤ちゃんの不快な感情を解消する方法
他にもないのかな?と探ってみると

抱っこ以外の解決策も、
案外出てくるんじゃないかなと思います。

うんちが出て気持ち悪いなら、
オムツを変える。

暑いなら、布団を軽くしたり、
服を脱がせたりする。

そして、なんかつまらない!というときは
おもちゃで遊んであげる、
ちょっと視線を変えて外を見せてあげる。

などなど…
赤ちゃんが「泣く」理由を考えれば

抱っこ以外にも、解決策はある!

ということに気づけるかもしれません。

もちろん、何をやってもダメ!なときは

最強抱っこでママと密着することも
とっても大事
なことです。

でも、いつまでも抱っこじゃないと
泣きやめないというのは、
やっぱりママにとっても困りますし、

何より赤ちゃんにとっても、

世界に対応する方法を狭めてしまう
ことにもなりかねません。

抱っこ以外にも楽しいことがたくさんあるし、

お腹の中にはなかった様々な刺激にも
少しずつ慣れて
いけるよう

「こうすれば大丈夫だよ」
と教えてあげたいものです。

◆まとめ

結局、タイトルにあるような

「泣いたらすぐに抱っこ」も
「抱き癖がつかないように抱っこを控える」も

すごく極端な育児情報だなと思います。

本来は、赤ちゃんの様子をよく見て、

どんな気持ちなのか、

どうすれば不快な状況を改善できるのか

を考えて、

試行錯誤するしかないんですよね。

だから、抱っこが必要な場面も、
逆に抱っこ以外の方法がいい場面も

どっちもある。

それを知らないと

「子育てでは、○○すべき!」

という情報に惑わされちゃうのだと思います。

でも、そういった本質的なことを
教えてもらえる機会って
なかなかないですよね。。

(だから、私は子育て情報の裏にある
「本質」をお伝えしたいと思って
 日々noteを書いているのです!!)

まあ、ようするに子育てにおいて、

「これさえやれば大丈夫!」

的な魔法の杖はない
ってことですね…


分かっていても、それがあればいいのに!って
思わずにはいられない日々ですが( ;∀;)!!

子育てを頑張る、全てのママパパさん、
今日も一緒に頑張りましょう〜!!

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