#読書
本が好きと言うと「そうなんだ」で終わっちゃう人生を脱したい #私の本棚
28歳にして短期・中期合わせて30以上の職場を経験した。そう。お察しの通り、人生血迷っているドフリーターである。同時に、常に物事をこねくり回しまくる、コネクリストでもある。
出勤初日、どの職場でも聞かれるのが趣味だ。素直な私は嘘偽りなく、相撲と読書であることを伝える。すると相手は「そうなんだ、あんまりよく知らないなあ」などと終わらせにかかってくる。相手から話を振ってきたのに、こんなに実りのない結
【読書コラム】お前が始めた物語だろ - 『射精責任』ガブリエル・ブレア (著),村井理子 (訳)
本屋に行ったら、強烈な一冊が目に飛び込んできた。
赤地に黒文字で『射精責任』である。まじまじと眺めるのが躊躇される反面、一度見たら忘れられないインパクトがあった。
そのときは手元に取ることをしなかった。なんなら、表紙を見たのだって正味の話、一秒か二秒。下手したら、もっと短い可能性もあった。
しかし、数日に渡って、『射精責任』というありそうでなかったフレーズはわたしの頭の中をぐるぐると