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なぜリードユーザーを「認定」にする必要があるのか
本日代表を務めるCollableよりインクルーシブデザイン事業に関するプレスリリースを出させていただきました。
この2年間は障害学生のライフキャリア学習支援の取り組みが目立っていたのですが、インクルーシブデザインの取り組みも、実はますますと広がってきています。Collableは10期目ですが、山田個人は大学院生のときから実践研究の形でとりくみ、インクルーシブデザイン歴としては10年以上たちました
なんでもインクルーシブ時代における「インクルーシブ」とは何か
何かと最近、「インクルーシブ〇〇」という言葉を目にするようになりました。
インクルーシブという言葉がまず広がっていたのはインクルーシブ教育かなと思いますが、まだまだ定着はしていないように思います。しかし歴史は長いし、検索すればまずこれが出てくる。
その関連概念としてのソーシャル・インクルージョンがあり、ほぼ日本語で共生社会と訳されるので、これもたまに見かけますよね。
そして私が専門にしている
消費トレンドとしての「インクルーシブ」が示すもの
一昨日、ウォール・ストリート・ジャーナルで、2020年の世界の消費トレンド予想の記事があがっていました。
記事にある10大トレンドの一覧をみると、自分たちの生活にも「あるある」と思える記述があるなと思います。
その10大トレンドの中に「インクルーシブ」が。
以下、記事より引用。
自分の価値観を反映した商品を求める消費者が増えるにつれ、企業は商品やサービスを誰でも利用しやすくするとともに、
スポーツジムはインクルーシブデザインの可能性にあふれている
今日はちょっと書こうと思った内容から少し変えて、マーケティングとインクルーシブデザインの間の子みたいな内容を書こうかなと思いました。
きっかけは近藤さんのこのツイート。
近藤さんは別の団体でカメラマンとして活躍されていて、そこで知り合いました。すごく素敵な写真や動画を撮られておるです。
そして近藤さんのYouTubeも拝見。
車椅子ユーザーということで、スポーツジム入会ができなかった話を語
インクルーシブデザインが生み出す語りの三項関係
インクルーシブデザインでは、テーマに寄って様々ですが、障害のある方とのワークショップを行う場合が多いです。
一概にどんな障害のある人がリードユーザーになってくれるかはテーマによりますが、一般参加者や、企業のプロジェクトではそうした方々との接点がさほどない人が関わってくれることが多いです。
兄弟に障害のある人がいるとか、もともとそういう人と接点が多いとかだとその点はあまりやりにくさにならないので
インクルーシブデザインにおけるファシリテーションの振る舞いについて
昨日、12月21日に開催したインクルーシブデザインワークショップの意図を書きました。
このワークショップを経て、そして今日別の機会で話になって気づいたのですが、ワークショップ参加者の語りを聞くときに「〇〇障害の人はこういう特徴がある!」という言い方をする人がそこそこいます。
一般化と個別化を往復する一般化しているとはいえ、実はワークショップ中は「視覚障害の〇〇さん」という存在から、ただの「〇〇
待ち合わせをデザインするワークショップにおける意図や裏話
さゆちゃむです。インクルーシブデザイン普及、多様な人たちとの共創の環境づくりのしごとをしています。
12月21日(一昨日)、久しぶりにインクルーシブデザインワークショップを主催で開催しました。
ワークショップにご参加頂いたみなさまにはお伝えしたのですが、今回じつは、6年前の同じ日に、同じワークショップをしていたんですね。ちょっと狂気を感じますね…
ちなみに「インクルーシブワークショップ」とな
インクルーシブデザインに効く「態度」
今日はインクルーシブデザインワークショップを久しぶりに開催しました。
しかも、ちょうど6年前の今日、同じテーマでワークショップをしていて一種の狂気を感じています。(笑)
インクルーシブデザインってなあに?という人が、少し身体で理解してもらえるような、3時間のワークショップを開催しました。
インクルーシブデザインは、デザインプロセスそのものに目がいきがちだし、非常に大事なのですが、6,7年くら
"インクルーシブ"が含めはじめたムスリムの事情
先日こんな記事を目にしました。まずは海外の記事。
Nike Is Launching Modest Swimsuits(ナイキが控えめな水着を発売)
"modest"というキーワードは、ムスリムの女性たちの間で、「より配慮のある肌を見せないファッション」を意味する"Modest Fashion"の文脈で出てきます。まさに「控えめな」という言葉の意味です。
その後日本語の記事も出てましたね。
インクルーシブデザインと高齢化社会の関係
インクルーシブデザインについてレビューをしていくと、「イギリスが発祥」という話はよく言われます。
そしてインクルーシブデザインといえば障害のある人と「ともに」あるデザインというイメージも多くの人が持っています。
しかし、実はこのインクルーシブデザインの背景には、高齢化社会の問題が発端としてあることを今日は整理したいと思います。
イギリスの高齢化に関する問題とDesignAgeインクルーシブデ
インクルーシブデザインの「巻き込まれてもらう」難しさ
さゆちゃむです。昨日、乙武さんの義足プロジェクトについて関心をもった結果、下記のような記事を書きました。久しぶりに4000字超えた…
開いて「まじで文字多いじゃん無理」という人もいたかもしれないけど、読んでくれたひとは「めっちゃいいねこれ!!!!!」という興奮冷めやらぬコメントを頂いております。私の興奮がそのまま伝わったようなリアクション本当にありがとうございます。私すごい!これはよすぎる!と思
乙武さん義足プロジェクトがやばいという話
一昨日と昨日の「中田敦彦のYouTube大学」に乙武洋匡さんが出ていらしたので、2日連続で拝見しました(これを書いたのは12月3日…)。いつもの内容から「いきなり乙武さん?」という印象だったのですが、めちゃくちゃ有益授業だったのでみなさんに紹介できればと思いました。すごいこのプロジェクト。
乙武義足プロジェクト(OTOTAKE PROJECT)とはそのプロジェクト名の通り、乙武さんが義足であるけ
濱田祐太郎さん、ずるいよ、お笑いはユニバーサルってことを、ゴールデン放送枠で伝えてしまった。
私は今、これを書きながら、ぞくぞくしている。おかげでこの文章の構成が支離滅裂になりかけている。大丈夫か、わたし。早く寝たい。
(↑ツイート、名前の漢字間違えててすみません、、注意欠陥が平常運転)
多分私の手元が落ち着かないのは、この自体に興奮をしているから。
エンタメの歴史が、変わってしまったし、世の常識が変わった。
私は自分のインクルーシブデザイン周りの活動をしていても、実はあまりこうい
悲劇的なデザインをなくすために。視覚障がい者と考える、「優しいデザイン」について
あなたにとって、「優しいデザイン」とは何ですか?
優れたブランド体験、優れたユーザビリティといった言葉は、ブランディングやデザインの仕事をしていれば当たり前のように使われます。
でも、僕たちのデザインは、本当に多様な人のニーズに応える、優しさに溢れたものになっているのか?
自分たちのまわりには、悲劇的なデザインが溢れている。そして、悲劇的なデザインを自分たちは、無意識なうちに生み出してしまっ