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ニホンミツバチ

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裏山のニホンミツバチとの癒しの日々、そして時々奮闘。。。
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じっくり手間をかけるミツロウ作り

じっくり手間をかけるミツロウ作り

この前の日曜、ニホンミツバチのいなくなった巣からハチミツを絞った。

フルーティーで爽やかな甘みの美味しいハチミツ、翌朝の朝食はシンプルにハニーバタートーストにした。

蜂蜜を絞った後の巣はミツロウにする。
ミツロウは栄養たっぷりの無添加なハンドクリームにしたりキャンドル、ミツロウラップなどにも出来る。

では、ミツロウ作りスタート!

1:巣の搾りかすを煮出して溶かす。

2:溶けてドロドロにな

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ニホンミツバチたちを想う

ニホンミツバチたちを想う

Day20: ニホンミツバチたちを想う今日は土曜日。
ゆっくり起きてゆっくり朝ごはんを食べ、夫とお互いの今日やりたいことをシェアし合う。私はもう今日やりたいことを決めていた。

畑の奥のニホンミツバチの箱からハチミツを採ること。

残念ながらミツバチたちは越冬出来なかった。大きな原因はアカリンダニに感染し、寒くなるにつれミツバチの群がみるみるうちに小さく減ってしまっていた。一月にはハチ箱から聞こえ

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ハチミツを採るためじゃない

ハチミツを採るためじゃない

誰かと話をしていて、「ミツバチ居るんだ。ハチミツ採れていいね〜」と、言われる。そうすると、私はこう伝えることにしている。

「養蜂をしている、ニホンミツバチを飼っているという意識は無くて、どちらかというと、同じ敷地に住む私の同居人という意識なのだよ。ハチミツは採るためではなく、おこぼれをいただくという意識だよ。」と伝える。

里山暮らしを始めた時、お世話になった大工さんが置いていったハチ箱。
引っ

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家の周りの材料で作るアロマワックス

家の周りの材料で作るアロマワックス

気温が涼しくなり出した秋頃、ハーブにとっては抜群の気候のようで元気にグングンと葉を伸ばし始めた。ローズマリー、セージ、レモンバーム、ミント、、、茂ったら切ってを繰り返す。小さなスワッグにしようと、木陰に干す。干しながらローズマリーとセージが落ち着いた香りをくれ、鼻いっぱいに吸い込みながら気分もリラックス。

乾燥シーズンの前にいつも作るものがある。

2年前のミツバチハウス一号が残してくれたミツロ

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ハチミツに群がるミツバチ

ハチミツに群がるミツバチ

12月に入り里山の景色はすっかり冬。
彩豊かな花の色に変わり、枯れ草の茶系セピア色といった景色。
そんなセピアな野原に抜けるように青い空が際立っている。

朝晩と随分冷えてきたので、ミツバチの箱をワラの毛布で包んだ。
暖かい日は相変わらずミツバチたちは行ったり来たりと働いている。
そんなミツバチたちを観察していて、気付いたことは、、、
明らかに、花粉を付けて戻ってくる子が少ない。
やっぱり、花の数

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虫とのこと

虫とのこと

街に暮らしていた時は、「虫」に対してあまり興味はなく、むしろネガティブな感情と出来ることなら遭遇したくないと思っていた。
今回は、私の「虫」に対する意識が変わったお話。

エゴの木の下に置いたハチ箱では、ニホンミツバチがせっせと花粉集めに毎日出たり入ったり忙しそうにしている。ある時、ミツバチが行き来する動線の絶妙な位置にクモの巣があることに気づいた。クモの巣では、ミツバチが2匹ほどトラップされてい

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ニホンミツバチ分蜂中。。。

ニホンミツバチのお引っ越しに偶然出会うことが出来ました。
感動です。

ミツバチのお引っ越しに遭遇したキセキ

ミツバチのお引っ越しに遭遇したキセキ

梅雨の晴れ間、切りっぱなしのクワの木が気になっていたので見に行った。クワの実は、全て採ったから、明日細かくして片付けよう。明日の作業がしやすいように気になる笹などをカマではらう。
するとふと、近くに置いてあるハチ箱に小さな何かが出入りしているのに気付いた。去年の冬までその場所に住んでいたニホンミツバチはたくさんの蜂蜜を残して居なくなってしまった。
去年までいた子たちは、自然に入居するまで5年もかか

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ニホンミツバチは女系社会

ニホンミツバチは女系社会

畑や裏山仕事に新たに加わったのは、ミツバチ観察のルーティーン。
毎日観察しているとたくさんの疑問が沸き、家に帰ってネットなどで調べるのも習慣になった。

夏になると入り口で羽を羽ばたかせている子達がいる。
「何しているのかな?」
調べると、ミツバチたちは庫内に空気を送って循環させているのだった。
「君たちは空調係なんだね^^!」

季節や天気によってミツバチ達は、様々な姿を見せてくれる。

畑ノー

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オオスズメバチとの攻防の一週間

オオスズメバチとの攻防の一週間

第2回目ワクチン接種日の朝、
予約は12時だから、今朝は畑とハチ箱を軽〜く見まわる程度にしておこう。っと思い、いつものように、ミツバチたちの様子を見にいく。

と、、、、!!!

オ〜マイ〜ガ〜!!!

いるではないか!
足の親指ほどのオオスズメバチギャング3匹が!

3匹のオオスズメバチは、はち箱の入り口に張り付いている。
ガジガジと入口のワイヤーを噛んでいる。
小指の爪ほどに小さなミツバチにし

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ニホンミツバチの世界にずっと夢中です

ニホンミツバチの世界にずっと夢中です

里山の古民家に越してきた時(2014年)、改築でお世話になった地元の大工さんが、

「この裏山ならニホンミツバチが入ってくれるかもしれないよ。」

と言って、裏山に続くエゴの木の下にハチ箱を置いていってくれた。
しかしながら当時私たち夫婦は、家の改築、裏山整備、畑の開墾とやることが山ほどあり、ミツバチどころではなかった。箱が置かれた環境もミツバチの好む環境では無かったのか、ハチが入っている気配はい

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