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ニホンミツバチは女系社会

畑や裏山仕事に新たに加わったのは、ミツバチ観察のルーティーン。
毎日観察しているとたくさんの疑問が沸き、家に帰ってネットなどで調べるのも習慣になった。

夏になると入り口で羽を羽ばたかせている子達がいる。
「何しているのかな?」
調べると、ミツバチたちは庫内に空気を送って循環させているのだった。
「君たちは空調係なんだね^^!」

季節や天気によってミツバチ達は、様々な姿を見せてくれる。

畑ノートには、ミツバチチャプターも加わり、私のミツバチメモは増えていく。
そこで、そんなメモの中から、私が知ったニホンミツバチの興味深〜い生態を少し、ご紹介したい。

ニホンミツバチは完全なる女系社会
Girls rule☆

女王バチ筆頭に、花粉を集める働きバチ、子育てをするハチ、巣作りをするハチ、そうじをするハチ、門番のハチ、全てが雌バチの仕事。
雄バチは、個体自体も少なく、子孫を残すためだけに存在していてそれ以外の仕事は一切しない。
エサも、雌バチから与えられる。
なかなかやな〜😅

完全ヒモ状態の雄バチなのだが、
彼らの運命は結構シビアで、子孫を残す役割を果たせない者は巣から追い出され、果たせたとしてもすぐに死んでしまう。😣

女王蜂の寿命は約3年程であるのに対し、働きバチの平均寿命は、季節によって1ヶ月〜4ヶ月。
生まれから数日で彼女達は、巣内の掃除を始める。
そして女王蜂が産むベビー達の子育てをし、巣作り、みつ作りもし、晩年になると働きバチとして花粉を運ぶ。
巣の外に出る仕事は一番危険を伴う仕事であるが、それを晩年の雌バチが担う。
お年寄りを労わる〜ような社会じゃないのね。
酷だ😅。 

私のサポートと言えば、夏は週一でスムシがわかないように巣箱の底の掃き掃除をする。そして、中を覗き群れの具合をチェック。

「よし、今日も異常なし!」

近くで日々観察していると、その社会性に感心するし、
役割を全力で全うする彼女たちの姿は、本当に健気で感動する。
なんて、偉い子たち。

サポートしながら私は癒され、そしてパワーももらう。
ニホンミツバチの世界を通じて改めて考える、
暮らし方、生き方、大事にしたい事、
気付きや学びなどなどをたくさん頂いている。

引き続き私も頑張ってサポートさせて戴きます。🙏

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