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ミツバチのお引っ越しに遭遇したキセキ

梅雨の晴れ間、切りっぱなしのクワの木が気になっていたので見に行った。クワの実は、全て採ったから、明日細かくして片付けよう。明日の作業がしやすいように気になる笹などをカマではらう。
するとふと、近くに置いてあるハチ箱に小さな何かが出入りしているのに気付いた。去年の冬までその場所に住んでいたニホンミツバチはたくさんの蜂蜜を残して居なくなってしまった。
去年までいた子たちは、自然に入居するまで5年もかかったので、そう簡単には入ってくれないだろうと思っていた。一応、入ってくれやすいように、前の子達の蜜蝋を箱の壁に塗りたくっておいた。

あれから一年半近く経った今日、、、

「あれれ?も、もしかして?!」

近づいてみると、入り口にいる彼らは明らかに日本ミツバチちゃんたちではないか〜〜〜!!!
私は興奮して、家に飛んで帰り、網付きの帽子と、セルフィースティックを持ち、また、ハチ箱に戻る。

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ちょいと中を拝見。

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あれ、あれれ? 全然いない、、、、

すると、、、、、

背後からブンブンとものすごい音と気配を感じ、振り返る。

そこにはものすごい数のミツバチの大群が、弧を描くように飛びながら近づいてくる。
私はハチ箱から少し離れるも、正に今、自分はニホンミツバチの分蜂に立ち会っていることを実感した。
ものすごい大群が、ウワ〜ンウワ〜ンと言いながらハチ箱へ入っていく。

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こんな奇跡ある?
ニホンミツバチがハチ箱に思ったよりもずっと早く入ってくれた事がまずキセキ、
しかも、分蜂つまりミツバチのお引っ越しという偶然に立ち会うことが出来た、これまたキセキ🌟。

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大きな渦を巻いてものすごい数のミツバチが飛びまわり、少しずつ小さなハチ箱の入り口に入っていく。その様子を私は、興奮状態で見ていた。
10分近く見ていて、その間蚊に刺されまくっても、痒みなんぞなんのその、とにかく今は、この目の前で起こっているものすごい光景を目に焼き付けたい。

上空を飛ぶ群はいなくなり、箱の入口の塊も減ってきた。
どうやら、お引越しは落ち着いたよう。

興奮冷め止まぬ中、蚊に刺された手や腕をぼりぼりとかきながら、
また新たに始まるニホンミツバチちゃんたちとの暮らしに胸は踊る。^^

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翌朝、ハチ箱の様子を伺いに行く。
早くもミツバチたちはせっせと働いていた。
彼女たちに励まされながら、「今日も1日頑張ります!」と、気合が入る。

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柿の木の下に咲いているカモミールの花をドライにしようと、摘もうとしたらミツバチがせっせとカモミールの花粉を集めている。
お花、摘むのやめておくね。^^ 

これからこのNoteにも、新たな同居人、ニホンミツバチたちがたまに登場する予感。
女王蜂に嫌われないよう、私はただただ、サポート頑張ります。

*分蜂の様子は動画、「ニホンミツバチ分蜂中」から見れます。




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