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在インドネシアぐずぐずエッセイ

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筆者の頭の中をただ書き連ねたぐずぐずエッセイと、インドネシアと自分とのつながりや関わりに関する超個人的なnoteです。
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記事一覧

おばあさんとおばさんが、イメージと違った

おばあさんとおばさんが、イメージと違った

マンションに「おばあさんとおばさん」が住んでいます。

ふたりの境遇や生活について、色々と想像を巡らせていたのですが・・。

おばあさんとおばさん仮住まいしているマンションに、おばあさんとおばさんが住んでいます。おばあさんは80歳代、おばさんは60歳くらいに見えます。(便宜上「おばあさん」「おばさん」と呼ぶのをお許しください。)

外に出るときはいつもふたりで歩いています。おばさんがおばあさんに手

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インドネシア在住一家、みんなでコロナ感染

インドネシア在住一家、みんなでコロナ感染

夫の地元で行われた親戚の結婚式が終わり、ジャカルタと我が家があるデポックに住んでいる親戚があいのりするレンタカーで帰ってきました。3月14日出東ジャワ州ポノロゴ発、15日西ジャワ州デポック着。

ほっと一息と思いきや、帰宅早々に発覚したのが「新型コロナウイルス家族感染」・・。

田舎の結婚式が不安だということはnoteでもTwitterでも家でも再三言ってきましたが、ついに来たかという感じです。

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インドネシア人夫、知人の金銭トラブルに巻き込まれて深夜に20万ルピア支払う

インドネシア人夫、知人の金銭トラブルに巻き込まれて深夜に20万ルピア支払う

前置きしておきますが、完全に意味不明です。でも、最終的に「インドネシアだからあり得るね」と変に納得してしまう、インドネシア在住6年の私。

できるだけわかりやすく書くつもりですが、読んでもわけがわからないかもしれません。これは、インドネシア人の夫が知人の金銭トラブルに巻き込まれて、深夜に20万ルピア(1600円くらい)払わされた事件の記録です。

「1600円?しょぼ!」と思わないでください。いや

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インドネシアでローストビーフと再会する

インドネシアでローストビーフと再会する

いつもと違うことをすると、新たな発見があったり、長年忘れていたことを思い出したりするものだ。たまには非日常的な体験もいいね。

という話です。第一弾(第二弾もある予定)。

2021年大晦日、我が家はジャカルタのとあるホテルに1泊しました。ケチな私にしては珍しく、部屋代よりも高い「ニューイヤーズ・イブ・ディナー」も予約。

だいたい、食事制限がある夫と小食な私と、食事にこだわりがありすぎる4歳児(

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「6年ぶりに化粧水を買った」という、2021年のまとめ~生活の過剰から自己投資へ~

「6年ぶりに化粧水を買った」という、2021年のまとめ~生活の過剰から自己投資へ~

私は今年の目標を、「生活の過剰の追求」としていました。「生活の過剰」とは何なのか。こちらの記事でご紹介しています。

さて、今年最後の「生活の過剰」は、化粧水と、乳液です。

え?使ってなかったの?

そうなんです。

経緯は割愛しますが、私、化粧水も乳液も使わない生活を、インドネシアに来て以来6年間、ずっと続けてきたのです。厳密に言えば、日本にいた頃からだった気がするので、7年以上かもしれません

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1年間noteを続けて ~起承転結が、好きだ。~

1年間noteを続けて ~起承転結が、好きだ。~

こちらでは、私の過去と現在のお仕事についてや、noteを続けてきて感じていることなどをまとめています。

◎私の基本情報:1年前の自己紹介はこちらです↓

ウェブライターの仕事私は2015年にインドネシアに移住してから4年半ほど、いわゆる「ウェブライター」として働いていました。資料はウェブサイトや本。たまには国際電話で電話取材もしましたが、ほとんどひとりぼっちで書き続ける毎日でした。

ウェブ業界

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明暗分かれた血糖値〜インドネシア人の姪と健康診断に行ったら〜

明暗分かれた血糖値〜インドネシア人の姪と健康診断に行ったら〜

11月末、私はずっと行きたかった健康診断に行きました。前回は3年前。いいかげん行かなきゃと思っていたのですが、コロナでなかなか・・。

健康診断と言っても、今回は、胸部レントゲンと血液検査、尿検査、問診くらいの簡単なもの。私は体重がやや軽かったために「栄養が不足気味です」と注意されたくらいで、あとは問題なしでした。

健康診断の「裏の目的」今回の健康診断には、近くに住む姪を連れていきました。年は3

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節目だから写真を撮ったのか、写真を撮ったから節目なのか

10月某日、市内のフォトスタジオに、家族写真を撮りに行きました。

最近はインドネシア(特にジャカルタ)でも、すごくおしゃれで今風なフォトスタジオがたくさんありますが、こちらは非常にシンプルで飾り気のない雰囲気。

無地背景、スツール、以上!

家族写真を飾ったら私たち家族がプロに撮ってもらう、初めての家族写真です。今回は、息子のパスポートの写真撮影のついでにと、計画しました。

全部で15ショッ

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推敲しすぎ病

推敲しすぎ病

私、病気かもしれません。その名も、「推敲しすぎ病」。

読み直しすぎ、書き直しすぎとにかく推敲したがりなんです。

他人からの評価を気にしすぎるのかもしれません。子どもの頃からそうなんです。

趣味で書いているnoteだって、書いては寝かし、書いては寝かしして、何度も読み直します。事実確認が必要とか、誰かに特別な配慮が必要なセンシティブな内容だとかいう事情は、ほとんどないのに。

Twitterの

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3年ぶり!私とサンダルの、運命の出会い

3年ぶり!私とサンダルの、運命の出会い

2021年11月20日土曜日。ついに作戦決行の日が訪れました。4歳娘と5か月息子を夫に預け、一人で買い物に出かける・・1年9か月ぶりに!

サンダルが瀕死!今回は、「たまには一人の時間がほしいから」とか、「久しぶりにカフェでのんびりしたい」とかではなく、もっと緊急の用事があったのです。それは、

サンダルがないこと!

私が今持っているサンダルは2足で、そのうち1足をずっと履き続けています。

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世界のどこかでまた会おう

世界のどこかでまた会おう

人生の岐路に立つ、友人へ。尊敬と、感謝の気持ちを込めて。

モロッコと、日本と、アルゼンチンと、インドネシア先日、友人に声をかけられて、久しぶりにテレビ電話をしました。私はインドネシア。彼はアルゼンチンにいます。

彼はモロッコ人で年は私と同じ。7年前、27歳の時、モロッコで出会いました。直接話したのはたった1日だけでしたが、今でも時々連絡を取り合っています。

7年前、私は5年間勤めた会社を辞め

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自分で感じる以上に、生きづらかったんだ

自分で感じる以上に、生きづらかったんだ

10月下旬の某日、私はジャカルタにある在インドネシア日本国大使館へ行きました。目的は2つ。1つは5月に生まれた息子のパスポート申請。もう1つは、衆議院議員総選挙の投票。

大使館で投票1階でパスポート申請をしたあと、私は「ママと行く!」と言って譲らない娘の手を引き、2階の投票会場へ向かいました。

階段を上るとすぐ正面に受付があり、本人確認をします。それから、会場入り口で説明を受けて投票用紙やえん

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海を越えた新聞紙が運んできたもの

海を越えた新聞紙が運んできたもの

普段はほとんど思い出さない。それどころか、ここ数年、もしかしたら10年以上に渡って、一度も思い出さなかったことを、ふとした瞬間に思い出すことがあります。

先月、生後5か月の息子の戸籍謄本を実家から取り寄せた際、他にも本やら服やらお菓子やらを送ってもらいました。

段ボール箱の底の方には、新聞紙の包みが2つありました。中身は、「娘(4歳)にバレないように別にしておいて」と頼んだ、折り紙やおもちゃで

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みんなが動き出した。私は天秤を放り投げたい。

みんなが動き出した。私は天秤を放り投げたい。

2年半近く帰れていない、日本への一時帰国について、家族の命、健康、費用、スケジュール、色々なことを考え、考え、考えた1週間。一応の結論を出すまでの、頭の中をまとめます。

インドネシアが動き出した9月、我が家は夫がシノバック、私がファイザーのワクチン接種を2回終えました。一時は感染爆発、医療崩壊という言葉がぴったりだったインドネシアの首都ジャカルタも、今はかなり落ち着いてきているようです。

ワク

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